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湿気ってもパリパリを復活できる!?おせんべいの正しい保存方法

湿気ってもパリパリを復活できる!?おせんべいの正しい保存方法

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2020年12月 1日

おせんべいの最大の魅力といえば、カリッとした食感だろう。歯応えのないソフトせんべいや、ジュワ~とした旨みが広がるぬれせんべいなど、おせんべいといっても特徴はさまざまだが、ガリッと噛む食感はたまらないものだ。しかし開封して食べ残してしまうと、保存の仕方によっては湿気ってしまうこともある。今回は、おせんべいの正しい保存方法について紹介したい。

  

1. おせんべいの正しい保存方法

まず、おせんべいの正しい保存方法を紹介しよう。ひとつずつ袋に入っていれば湿気りにくいが、個包装されず大きな袋に入ったおせんべいを食べ残すと湿気ってしまう可能性がある。ご存知かもしれないが、改めて湿気るの意味を紹介しておこう。湿気るとは、おせんべいに限らず食べ物が水分を吸収し弾力が増すことだ。パリッやバリッとせず、グネっといった感じをイメージしてもらいたい。
湿気りにくい正しい保存方法だが、冷凍室で保存するのがおすすめだ。開封して保存するなら袋の空気を抜き、密閉して輪ゴムやクリップで止め、さらに密閉袋に入れて冷凍庫へ。
ちなみに、おせんべいの賞味期限を調べてみると、製造日から60日や90日、120日のものもあれば、3年や5年といった保存食や非常食向きのものもある。未開封であっても、保存方法によっては風味が損なわれる場合があるため、早めに食べることをおすすめしたい。

2. おせんべいの正しい冷蔵保存方法

おせんべいの正しい保存方法は冷凍保存と先述したが、冷蔵保存がNGというわけではない。正しい冷蔵保存の方法は冷凍と同じく、おせんべいの袋の空気を抜いて密閉し輪ゴムやクリップで止め密閉袋に入れて冷蔵室へ。あるいは密閉袋ではなく、ビンや缶に乾燥剤を入れて、その中に入れて冷蔵保存するのもおすすめだ。
もし湿気ってしまったとしても少しの湿気であれば、おせんべいの袋を開けた状態で冷蔵室や冷凍室で保存すると、もとに戻るという。開封していない場合は、高温多湿や直射日光を避けて保存するとよい。また、照明器具や暖房器具の光が長時間あたる場所は避けるべきである。さらに、高温時の車内や閉めきった室内もNGだ。保存温度の目安は高くても28℃までである。
おせんべいのみならず食べ物を保存するときに意識したいのは、吸う水分がない状態を作ることだ。そのために、おせんべいのまわりの湿度を下げることを意識するとよい。身近な方法だと先述した乾燥剤と一緒に保存することだ。もうひとつ意識すべきことは、飽和水蒸気量というワードである。飽和水蒸気量とは1㎥の空気中に含むことができる水蒸気量で、温度が高いほど量は増える。温度が高い日ほど湿気が高まりやすいので、冷蔵庫のような温度が低いところに保存する必要性があるといえよう。

3. おせんべいの冷凍保存方法と湿気ってしまった場合の対処法

最後におせんべいの冷凍保存方法と湿気ってしまった場合の対処法について紹介しよう。おせんべいの正しい冷凍保存の方法は、袋の空気を抜き、密閉してからジッパー付きの密閉袋に入れて冷凍室へ。少しの湿気なら、もとのパリパリ感を取り戻す可能性がある。
もし完全に湿気ってしまった場合でも、おせんべいを美味しく味わえる対処法があるので紹介しておこう。耐熱皿におせんべいをのせラップはかけず、電子レンジで焦がさないよう様子をみながら片面を数十秒ずつ温めると、水分が飛びパリパリとした食感を取り戻せることがある。また、もち米が入ったおせんべいの場合、米と一緒に炊くとモチモチとした炊き込みおこわのような味を楽しめるという。

結論

おせんべいは保存期間が長くなるほど湿気ってしまうリスクは高まるようだ。とくに賞味期限が短いおせんべいを美味しく味わいたいなら、早めに食べるのがよいだろう。もし湿気ってしまったとしても、冷蔵庫や冷凍庫、電子レンジでパリパリ感を取り戻せるのでぜひ試してみてほしい。
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  • 公開日:

    2019年9月 1日

  • 更新日:

    2020年12月 1日

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