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バナナはなぜ緑色で輸入されるのか?その理由を大公開

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年9月23日

バナナといえば黄色の果物であるが、未熟なバナナは緑色をしている。日本で流通しているバナナはほとんどがフィリピンやエクアドルからの輸入品であるが、運ばれているときはまだ緑色をしている状態だ。なぜバナナは緑色のまま輸入されるのだろうか。

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1. バナナの生産量ランキング

日本でバナナというと、フィリピンのイメージが強いかもしれない。しかし、世界を見ればフィリピンよりもバナナを多く生産している国はたくさんある。バナナの生産量が最も多い国はインドで、その次に中国、インドネシアと続く。フィリピンのバナナ生産量は第6位で、台湾は43位、日本は129位だ。

日本に初めに入ってきたバナナは台湾からのもので、明治時代から輸入が始まった。1963年にバナナの輸入自由化が始まってからは台湾からのバナナが一気に増えたが、台風などの気候の影響によりエクアドル産のバナナへと変わっていく。

エクアドル産のバナナはプランテーションバナナといって、広大な農園で栽培されているものだ。その後、フィリピンのミンダナオ島という場所に、日本へ輸出するための広大なプランテーションが完成し、安くバナナを輸入できるようになった。

日本にフィリピン産のバナナが多いのは、安く大量に輸入できるからという背景があるのだ。フィリピンが輸出するバナナのうち、66%が日本向けである。日本とフィリピンはバナナを介して非常に縁深い関係にあるといえるだろう。

2. 輸入されたばかりのバナナはなぜ緑色なのか

スーパーに並んだバナナしか見る機会がないと、バナナは黄色いものと認識するのが普通だ。しかし、なかにはまだ緑色が残っていて固そうなバナナに出会うこともあるだろう。

日本に届いたばかりのバナナは、まだ緑色をしている。実は黄色に熟したバナナの輸入は植物防疫法によって禁止されており、緑色のバナナしか輸入できないルールに基づいているのだ。

この理由は、黄色いバナナには害虫が寄生している可能性があり、農作物に影響を与えるリスクを持つからというものである。日本が緑色のバナナしか輸入できないのは、害虫を防ぐための対策というわけだ。害虫が発見された場合は、返送、廃棄、消毒のどれかの方法で対策が行われる。

日本に届いた緑色のバナナは、専用のムロでエチレンという植物ホルモンによって追熟され、皮が黄色に変わるまで置いておくのだ。ちなみにエチレンは、普通の果物や花からも発生するもので、人間の体に害があるものではない。

3. バナナはどうやって保存するべき?

バナナは熱帯の地域で栽培される食べ物であり、寒さには弱い。長時間低温にさらされると果皮の変色や成熟が止まる、俗に「風邪」とい呼ばれる症状が現れるようになる。とくに気温が下がる冬は、暖かい部屋で保存することと、冷蔵庫には入れないことがポイントだ。

また、夏はカビや蒸れを防ぐためにビニールを除いて、風通しのよいところで保存するのが正しい方法である。気温が気になるようであれば、新聞紙に包んで冷蔵庫の野菜室に保存しよう。近年ではバナナスタンドも一般的になってきたので、購入を検討してみるのもよいかもしれない。

熟しすぎてしまったバナナは、ペーストにしてお菓子などに利用してみよう。また、長期間保存したいときは、皮をむいて実だけをラップで包み、冷凍保存するのがおすすめだ。

結論

バナナが輸入されるときに緑色をしているのは、害虫を防ぐための法的な基準によるものだった。日本にフィリピン産のバナナが多いのは、安く大量に輸入するための農園との契約によるものである。バナナはそのまま食べるだけではなく、料理やお菓子などさまざまな活用法がある食品だ。安く時期を選ばず食べられるので、普段の食事に積極的にとり入てみよう。
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