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山クラゲやアスパラガスレタスとも呼ばれる【茎レタス】の特徴を解説

投稿者:ライター 田口忠臣(たぐちただおみ)

監修者:管理栄養士 市川咲(いちかわさき)

2019年10月 4日

茎レタスという野菜をご存知だろうか?ステムレタスやチシャトウ、貢菜、皇帝菜とも呼ばれるレタスの仲間である。乾燥させたものは山クラゲと呼ばれ、漬物に利用されるため、山クラゲとして見たことがある人が多いかもしれない。今回は、茎レタスの特徴や食べ方、保存の仕方などについて解説しよう。

1. 茎レタスとは

茎レタス(ステムレタス)は、キク科アキノノゲシ属チシャ種のレタスの仲間である。普段よく食べられる玉レタスやリーフレタスなどと違い、少しユニークな形をしている。主に茎を食用にし、アスパラガスに似た味がすることからアスパラガスレタスとも呼ばれる。

茎レタスは中国が原産の野菜で、日本ではあまり栽培されていない。各地で作られている山くらげの漬物などの加工品も、その原料のほとんどは中国から輸入された乾燥したものである。最近になって埼玉県や青森県、山形県などで栽培に取り組む農家が増え、農産物直売所などで見ることができるようになってきた。

2. 茎レタスの食べ方

日本では、あまり馴染みのない茎レタスは、どのように調理したらよいのかわからない人も多いのではないだろうか。茎レタスの下ごしらえの仕方や食べ方などを紹介しよう。

茎レタスの下ごしらえ

茎レタスを調理する際には、まず茎から葉を取り除く。取り除いた葉は、サラダや炒め物などで食べられる。葉を取り除いたら茎の皮を厚めにむこう。皮をむくとキレイなヒスイ色の茎が現れるので、料理に合わせてスライスして使用する。

茎レタスの味の特徴

茎レタスはクセがないので、中華料理はもちろん和食、洋食とどんな料理にも使うことができる。シャキシャキと歯触りがよく、生でも食べられるので茎の上部にある若い葉と一緒にサラダにしても美味しい。炒め物や煮物、揚げ物のほか、高級料亭では西京漬けにも利用されている。

茎レタスを乾燥させた山くらげとは?

茎レタスを細く切って乾燥させたものが「山クラゲ」で、漬物などにして食べられている。コリコリとした食感がクラゲに似ていることから、山クラゲと呼ばれるようになったようだ。なお、山クラゲを使った漬物や珍味などの加工品が市販されているので、手軽に味わうことができる。

山クラゲを漬物や料理にする際には、よく水洗いしてから、たっぷりの水に最低でも3時間ほど浸して戻してから調理する。時間がない時には40℃のお湯を使うと1時間ほどで戻すことができる。戻したものは、生の茎レタス同様に炒め物や和え物、きんぴらなどさまざま料理で楽しめる。乾燥していることから長期保存も可能なので、スーパーなどで見かけることがあったら購入してみてはいかがだろうか。

3. 茎レタスの旬の時期と保存方法

茎レタスは春まきと秋まきの年2回の収穫ができる。春まきの収穫時期は6~7月にかけてで、秋まきは11月中旬~12月中旬に収穫される。したがって旬の時期は初夏から夏にかけてと、晩秋から冬となる。一部、標高が高いなど冷涼な気候の地域などでは、夏の時期にも収穫される。

生の茎レタスは、乾燥しないように湿らせたキッチンペーパーや新聞紙などに包んでから、ポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存しよう。長く保存したい場合には、乾燥させて山クラゲの状態にするとよい。茎の表面の皮をピーラーなどを使い厚くむき、ヒスイ色の芯の部分が現れたら、包丁で縦に細長く切ろう。その後、天日に当てて干し十分に乾燥させたら山クラゲの完成だ。さらに長く保存する際には、乾燥したものを冷凍用の保存袋などに入れて冷蔵庫の冷凍室に入れるとよい。冷凍したものも調理する際には、水に浸けて戻してから使用しよう。

結論

茎レタスは日本ではあまり栽培されていないため、市場で見かけることは少ない。最近、一部の農家が栽培に取り組むようになり、生の状態の茎レタスを手にいれることも可能となった。クセがなく、シャキシャキとした歯ごたえで中華料理はもちろん、和食や洋食、炒め物や揚げ物、煮物とさまざまな料理に合う。乾燥させた山くらげは、生の茎レタスよりは手に入りやすいので、店頭で見かけることがあったらぜひ購入して味わってみてほしい。
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