1. アンチョビは元々保存食、少しずつ使っていくのが特徴

アンチョビは、保存食として普及しただけあり、強い塩味が特徴的である。そのまま食べるのには不向きだが、調味料として活用するのにはうってつけだ。缶詰や瓶詰めの形で販売されていることがほとんどで、基本的には少しずつ使っていく。保存のためオリーブオイルに漬けられていることが多いため、洋風料理との相性がとくによいといえる。
2. アンチョビは切り方にこだわり過ぎなくてもよい

アンチョビは作る段階で骨が取り除かれているため、基本的には切り方などを注意する必要はない。小骨はあるかもしれないが、イワシの骨なので柔らかく、気にせず食べることができるはずだ。もし食感にこだわりたい場合は、たとえば細かく刻む、あるいはペーストにするなど、好みで処理してもよいだろう。アンチョビは柔らかめの食材なので、難しくないはずだ。缶詰、瓶詰めのどちらも基本的には同じ。気軽に扱ってみよう。
3. 独特の風味を楽しみたい!アンチョビの美味しい食べ方

アンチョビを使う際は、ぜひとも独特の風味を最大限活かしたい。また、発酵しているだけあって身は柔らかめだが、食感にこだわるなら料理に合わせて加工してみよう。例をいくつか紹介する。
パスタの味付けに幅広く使う
本場イタリアでは伝統的にアンチョビが使われており、パスタに加えている例も多い。シンプルなペペロンチーノにももちろん合うが、クリーム系やトマト系など、幅広い味と相性がよい。とくにトマト系とアンチョビの組み合わせは、ピザでも親しまれている。本格的な味を目指したいなら、アンチョビを試してみる価値はある。
ディップを作る
アンチョビ自体の風味を楽しむため、ディップを作ってパンなどに塗るのもよい。そのままでは塩気が強過ぎるため、生クリームなどと混ぜてまろやかな味わいにするのも美味しいだろう。生クリームというと意外かもしれないが、アンチョビは幅広い食材と相性がよいのだ。アンチョビの味に慣れてきたら、ディップなどでしっかりと味わうのもおすすめだ。
チャーハンの味付けに使う
アンチョビは、ナンプラーと似たような感覚でエスニック系の味付けに使うこともできる。いろいろ試す余地はあるが、たとえばチャーハンに使ってみるのはどうだろうか。普段作っているチャーハンが一気にエスニック系の味わいになり、新鮮な気持ちで食べることができるはずだ。ちょうどよい風味を出すための量の加減が難しいかもしれないが、少なめからはじめて、自分好みの味を見つけてみてほしい。
日常の料理にも気軽に使えるのが、アンチョビの魅力のひとつだ。
日常の料理にも気軽に使えるのが、アンチョビの魅力のひとつだ。
結論
アンチョビは手軽に扱える食材のひとつだといえる。気を付けるのは塩気、すなわち使う量くらいで、あとは好きなように加工して使えば、料理を美味しく仕上げることができるだろう。アンチョビならではのパスタやピザなどに挑戦してもよいし、普段の料理の味付けを変えてみるだけでも面白い。アンチョビを抵抗なく使えるようになれば幸いだ。
この記事もcheck!