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食用アーモンドオイルの特徴を解説!相性の良い料理も紹介

食用アーモンドオイルの特徴を解説!相性の良い料理も紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 池田絵美(いけだえみ)

鉛筆アイコン 2019年10月23日

保湿力があり乾燥を防ぐため、顔・手足などのケアに使用されることの多いアーモンドオイル。美容目的のみならず、食用として販売されているものもあり、マリネに使用したりアイスクリームにかけたりすることもある。今回はアーモンドオイルの特徴やおすすめの料理を紹介しよう。

  

1. アーモンドオイルの特徴

アーモンドの種子を搾って作られるアーモンドオイル。メーカーによって脂肪酸組成の比率が微妙に異なったり、えごまオイルをブレンドしているものもあったりするため、香りを感じにくいものもあれば、フルーティーな風味がするものもあるという。

アーモンドオイルの主な脂肪酸組成の比率をみると、バルミチン酸が約6%、オレイン酸が約67%、リノール酸が24%、そのほかが約3%くらいだ。比率をみてもオレイン酸が主体であることが理解できるだろう。

アーモンドオイルは、製菓原料としても使用されている。アーモンドオイル以外でアーモンドの名がつくものは、アーモンドエッセンスやアーモンドフレーバーという香料がある。それぞれの特徴をみてみると、エッセンスの使用温度帯は-20~40℃くらいで冷菓・生菓子向きだ。フレーバーの使用温度帯は40~180℃くらいで冷菓・生菓子・焼き菓子に向いている。アーモンドオイルの使用温度帯は、180℃以上で焼き菓子に向いているという特徴がある。

2. アーモンドオイルにあうおすすめの料理

ここではアーモンドオイルと相性のよいおすすめの料理を紹介しよう。風味のよいアーモンドオイルを使用するなら、ダイレクトに味を楽しめるサラダ料理がおすすめだ。ナッツならではのコクを堪能したいなら、白身魚のアーモンドオイル焼きはいかがだろうか。香ばしさがあとを引く美味しさで、ごはんにもアルコールにもよくあう。

えごまとブレンドしたアーモンドオイルは、パンに塗って焼いたり、アイスクリームに直接かけたりして食べても美味しい。手作りおやつで楽しみたいなら、クッキーに少量加えてもOK。ただし、入れ過ぎるとかたくなりやすいので、必ず少量を加えるようにしよう。

ほかにもタルト生地を作るときにアーモンドオイルを加えるとコクがアップするようだ。タルト生地さえ作れば、好みのフルーツをのせてスイーツとして味わったり、キッシュ風に焼きあげたり、いろいろな楽しみが広がるだろう。

3. アーモンドオイルに含まれるオレイン酸の特徴

最後にアーモンドオイルに含まれるオレイン酸の特徴について紹介しよう。オレイン酸が血糖値の急上昇を抑えるというデータがある。ある食品メーカーの実験から、アーモンドと同時にごはんなどの糖質を摂取すると、食後の血糖値上昇を抑えることがわかったという。なぜ抑えられたのかと分析した結果、アーモンドオイルに含まれるオレイン酸も影響しているようだという結論に。今後も検証が続けられるそうだ。

さらに、海外の論文でオレイン酸は、悪玉コレステロールといわれるLDLコレステロールを下げる働きが認められているそうだ。血糖値を下げるに限らず、血中コレステロールも改善できるなら積極的に摂取したいものである。また、オレイン酸は腸を刺激し活発にするという特徴がある。便秘解消に対しても働きかけるため、便秘がちな人はオレイン酸を含むアーモンドオイルを積極的に食べてみてはいかがだろうか。

結論

アーモンドオイルの特徴やおすすめの料理、含まれるオレイン酸の働きについて紹介したが、初めて知る内容もあったのでは?ちなみに食用でないアーモンドオイルのほうは、ある情報番組で梅雨時の湿気でまとまりづらい髪に使用することをおすすめしていた。それはアーモンドオイルが髪の毛になじむため、水分が入ってくるのをブロックするからだという。
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  • 公開日:

    2019年10月11日

  • 更新日:

    2019年10月23日

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