1. 炒る前のひと仕事!黒豆を水で洗う

黒豆をいきなり炒ってしまいたくなるかもしれないが、まずは水でざっと洗い、細かい汚れを落とす。これだけでもよいのだが、黒豆を2時間ほど水に浸しておくと、味もマイルドで食べやすい硬さに仕上がる。その後、ざるなどに入れてしっかりと水がきれるまで置いておく。表面に水分が残っていると、上手に炒ることができないのだ。黒豆を水に浸す際は、乾かす時間も計算に入れて、しっかりと時間をとろう。
2. 黒豆を炒るのは簡単!ただしフライパンのコーティングに注意

下準備さえできてしまえば、黒豆を炒るのは非常に簡単だ。フライパンに黒豆を入れて、弱火から中火で加熱していく。数分もすると香ばしい香りがしてくる。パチパチという音とともに皮が破れてくれば完成だ。香ばしい味わいが好みであれば、最後に火を強めて深炒りにするのもよいだろう。
使うのは古いフライパン、もしくは鉄フライパンがおすすめ
黒豆を炒る工程は簡単なのだが、フライパンに油をひかずに加熱するため、コーティングがある場合は剥がれやすくなってしまう。そのため、使い込んであらかじめコーティングの剥がれたフライパンがあれば、それを使うとよいだろう。また、もしあるのなら、コーティングのない鉄製のフライパンが一番のおすすめだ。
3. 黒豆は電子レンジで炒ってもOK!

じつは黒豆は、電子レンジを使って簡単に炒ることもできる。洗って水をきったあと、ラップをかけて電子レンジで加熱すればよい。そのまま放置するだけでは加熱される箇所が偏るが、加熱途中でいったん取り出し、軽く混ぜれば解決する。しばらく加熱を続けていると、フライパンで炒るのと同じように香ばしい香りが漂ってくるはずだ。そこまでくれば完成だ。火を使わず簡単に仕上げられるため、時間に余裕がない時でも楽に作ることができるだろう。
味を重視するならフライパンが○だが、好みの方法で
電子レンジで焼き目を付けるのは難しいため、香ばしさを求めるのであればフライパンで炒るほうがよい。ただ、フライパンを使う場合は火の前に立ち続けている必要があるため、とくに夏場などは少し辛いかもしれない。手間と味のバランスを考えて、いずれか好きな方法を採用していただきたい。
4. 炒り黒豆は料理に使っても美味しい!

炒り黒豆はそのまま食べてももちろん美味しいが、料理に加えるのもおすすめだ。たとえば、米と炒り黒豆を混ぜ、若干の調味料を加えて炊けば、黒豆ごはんが仕上がる。ほくほくした米の食感と、炒り黒豆の香ばしさの組み合わせがたまらないだろう。また、カレーライスにトッピングしたり、オムレツに加えたり、ピクルスなどの和え物に混ぜてみたりしても美味しくいただける。ぜひいろいろ試していただきたい。
結論
黒豆は、フライパンや電子レンジを使えば簡単に炒ることができる。フライパンのコーティングには注意する必要があるものの、基本的には洗って加熱すれば終わりなので、思った以上にハードルが低いと感じたのではないだろうか。そのままでももちろん、料理に使っても美味しいため、いろいろな食材との組み合わせも探求できるだろう。気軽に炒り黒豆を作ってみよう。
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