1. 牡蠣のコンフィは食材の選び方にはこだわるべき?
牡蠣のコンフィに必要な食材は、基本的に手軽に手に入れられるものだ。牡蠣も旬の時期には手に入る。とはいえ、食材を選ぶにあたり、おさえたいポイントがいくつかある。ここで紹介していこう。
牡蠣
コンフィの美味しさの決め手になるのは、何といっても牡蠣だ。なるべく新鮮なものを選びたい。むき身はやや黄みがかっているものが新鮮で美味しい。牡蠣は時間の経過とともにだんだんと乳白色に近付いていくのだ。鮮魚市場などで殻付きを手に入れる場合は、殻に傷が少ないものを選ぼう。傷が多いものは、洗浄過程で弱って鮮度が落ちている可能性がある。殻が付いていると身が見えず鮮度を判別できないので、店員に聞いてみるのもよいだろう。
調味料、油
基本的に、油はオリーブオイルを使うのがよい。エクストラバージンオイルなど上質のものが手に入ればよいが、手ごろな値段で手に入るものでも問題ないだろう。また、ぜひ加えたいのはにんにくだ。しっかりと香りを付け、余計な臭みを取るのには欠かせない。ほかには塩や、好みに応じて鷹の爪やハーブ、こしょうなどを使うのもよい。
2. 牡蠣のコンフィの味や香りは、下ごしらえで決まる?
牡蠣のコンフィはシンプルな具材で作ることができる。その分、下ごしらえで味が大きく変わるといえる。丁寧に下ごしらえをして、少しでも美味しく食べられるようにしたい。
牡蠣の汚れを取る
まずは、牡蠣の表面を洗い、汚れを取る。水で洗い流すのが一般的だが、片栗粉を使うことをおすすめする。片栗粉を牡蠣に付けて揉むと、表面の汚れが片栗粉に吸い付くため、より確実に汚れを取ることができるのだ。あとは水でよく洗い流せばよい。掃除が終わったら、水気をよく拭き取っておこう。
ほかの具材を切る
にんにくや鷹の爪を必要に応じて切っていく。にんにくは切り方によって香りの出方が変わるため、こだわるなら工夫したい。強めの香りが好みなら、みじん切りがよい。控えめにしたいのなら、薄切りや潰すだけでも十分だろう。鷹の爪も好みの切り方でよく、何ならまるごとでも構わない。基本的には、切って表面積を増やすほど、辛みが強くなると考えてよいだろう。ただし、鷹の爪は中の種がとくに辛いため、辛さが苦手な人は要注意だ。よほど辛いのが好みでない限りは、種を取り除くことをおすすめする。
3. 牡蠣のコンフィは、弱火でじっくり加熱するだけ!
下ごしらえが終われば、あとは具材をオリーブオイルで煮込めばよい。まず注意すべきは温度管理だ。コンフィはあくまで煮込み料理であり、揚げ物ではない。したがって、オリーブオイルの温度をあげ過ぎないように注意する必要がある。
基本的には、弱火でじっくりと加熱していくのがよい。泡が出ないぎりぎりの温度で煮込んでいこう。なお、ハーブなどを加える場合は、加熱する前にオリーブオイルに入れ、一緒に加熱しよう。火が通るにしたがい、オリーブオイルに香りが移っていく。
基本的には、弱火でじっくりと加熱していくのがよい。泡が出ないぎりぎりの温度で煮込んでいこう。なお、ハーブなどを加える場合は、加熱する前にオリーブオイルに入れ、一緒に加熱しよう。火が通るにしたがい、オリーブオイルに香りが移っていく。
結論
お洒落な料理という印象の強い牡蠣のコンフィだが、作り方は至って簡単だ。まずはむき身の牡蠣を使い、手軽に試してみるのがおすすめだ。作り方に慣れれば、ハーブやスパイスを換えてのアレンジも楽しめるだろう。牡蠣のコンフィは店で食べるものというイメージがあるかもしれないが、この機会に自宅で気軽に作ってみてはどうだろうか。
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