目次
1. 知っている?とうもろこし(スイートコーン)の正しい保存方法

とうもろこしには飼料用の品種やポップコーン用の品種などさまざまな種類があるが、一般的に我々が店頭で目にするのはスイートコーンである。その名のとおり甘いとうもろこしで、料理に使うほか、スイーツなどにも使用される。そんなとうもろこし(スイートコーン)は足がはやいことでも有名で、朝採ったものはその日のうちに食べてしまうのがよいとされている。とはいえ、すべてを当日中に食べきることは難しい。とうもろこし(スイートコーン)を保存する際は次の点に注意しよう。
乾燥に注意
とうもろこし(スイートコーン)にとって乾燥は大敵である。生のまま保存する場合は乾燥しないように気をつけよう。
なるべく早いうちに茹でる
とうもろこし(スイートコーン)を生のまま放置しておくと品質はどんどん劣化してしまう。その日のうちに食べきらないのであれば、できるだけ早く茹でるようにしよう。茹でたあとは、のちほど紹介する冷蔵・冷凍方法で保存するとよい。
2. とうもろこし(スイートコーン)の冷蔵保存方法は?

購入したとうもろこし(スイートコーン)は数日で食べきるのであれば冷蔵庫の野菜室で保存しよう。皮付きのまま保存するのが原則である。
- キッチンペーパーまたは新聞紙で包む
とうもろこし(スイートコーン)は低温に弱いため、冷気から守るためにキッチンペーパーまたは新聞紙で包む。 - ラップで包む
とうもろこし(スイートコーン)は乾燥にも弱い。水分が逃げださないようしっかりとラップで包もう。保存袋などに入れてもよい。 - 立てて保存する
野菜は栽培されていたときと同じ状態で保存するのがよいとされているため、実を起こした状態で栽培されているとうもろこし(スイートコーン)は、立てて保存するのがよい。野菜室に専用の容器がない場合は、空のペットボトルや牛乳パックをカットして立てるとよい。
茹でたものを保存する場合はラップでしっかりと包んで保存しよう。生のままでも茹でたものでも2~3日過ぎると旨みが失われてしまうため、なるべく早く食べるようにしよう。
3. とうもろこし(スイートコーン)の冷凍保存方法は?

とうもろこし(スイートコーン)を冷凍する場合は、下茹でをしてから保存しよう。加熱方法にはお湯で茹でる方法、蒸す方法、電子レンジで加熱する方法があるが、皮付きのまま少量のお湯で蒸し煮のようにする方法がもっとも甘みを感じやすい。また、解凍後も美味しく食べるためには固めに茹でるのがコツだ。
- とうもろこし(スイートコーン)をたっぷりの湯で固めに茹でる
- 粗熱をとり、ラップでしっかりと包んでフリーザーバッグなどに入れる
また、芯から実を外して保存する方法もある。同じく固めに茹でたあと、半分の長さに切ってから、芯に沿って縦に包丁を入れて実をそぎ落とす。ばらばらになった実はなるべく重ならないようにフリーザーバッグなどに入れて冷凍すると固まりにくく使いやすい。炒め物やスープなどにする場合はあらかじめ実が外されているもののほうが便利なので、用途によって保存方法も変えるとよいだろう。
4. 美味しく食べられるとうもろこし(スイートコーン)の解凍方法とは

冷凍したとうもろこし(コーン)は食べ方によって解凍方法も異なる。
そのまま食べる場合
とうもろこし(スイートコーン)をそのまま食べる場合は、電子レンジで温めるとよい。ただし、加熱しすぎると実がやわらかくなりすぎてしまうため、注意しよう。
料理に使う場合
料理に使う場合は冷蔵庫に移して半解凍または全解凍してからカットする。とうもろこしごはんにする場合は芯を一緒に入れて炊くとより旨みが増すので、捨てずに使おう。また、実を外した状態で冷凍したものは凍ったまま使うことができる。炒め物やスープ、和え物など、さまざまな料理に手軽に加えることができるので便利だ。
結論
とうもろこし(スイートコーン)の保存方法について紹介した。鮮度落ちの早いとうもろこし(スイートコーン)だが、保存方法によって長く美味しく食べることができる。そのままで食べるほか、料理に加えると彩りもよくなるため、冷凍していつでも使えるように保存しておくとよい。とうもろこし(スイートコーン)を正しく保存して美味しく味わおう。
この記事もCheck!