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入手困難?幻のチーズ【ブッラータ】ってどんなチーズ?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 氏家晶子(うじいえあきこ)

2019年11月 9日

イタリア生まれのフレッシュチーズの代表といえば、モッツアレラやリコッタである。しかし、ここ数年注目を浴びている新生チーズの1つがプッラータ。伝統的な作り方からは考えられない斬新な作り方で作られている。鮮度が命であることから輸入が難しかったプッラータだが、輸送技術の発達により、最近では日本でも手に入るようになってきた。今回はまだまだ珍しいチーズ、プッラータについて紹介しよう。

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1. チーズの中にチーズを入れて作られるプッラータ

1920年代にイタリアのアンドリア町で自分たちが食べるために作られるようになったチーズがプッラータである。その作り方は斬新であり、それまでのチーズの作り方とはまったく異なる方法であった。プッラータは袋状に伸ばしたモツァレラチーズの中に細かく砕いたモツァレラチーズと生クリームを入れて口を縛ってできるフレッシュタイプのチーズなのである。もともとはこれをアスフォデルと呼ばれる葉で包んで、枯れるまでに食べ終わるようにということで販売していた。そのため、町の中でしか流通していなかった。しかし、1950年代になると、あまったモツァレラチーズを無駄にしないためにということで、ほかの地域でも作られるようになった。
熟成させないフレッシュチーズであるため、その消費期限は短く約2日間。そのため、大量生産も難しく、国外への輸出はなかなか進むことがなかった。しかし、現在は冷凍技術や輸送技術の発達により、徐々に国外にも広がるようになってきた。少し前に比べると手に入れるのがかなり楽になっている。

2. プッラータの美味しい食べ方とは

プッラータは鮮度が落ちやすいフレッシュチーズなので、必ず冷蔵保存しておく必要がある。しかし、食べる前には冷蔵庫から取り出して常温に戻してから食べることがおすすめだ。冷やしたままでも美味しくいただくことができるが、常温に戻して食べることで、特徴である濃厚なミルクの味を楽しむことができる。クセのない食べやすい味わいを、まずはそのまま味わってみよう。
真っ白なチーズにナイフを入れると、とろりとしたクリーム状の中身が溢れてくる。そのまま味わうと生クリームのクリーミーさとミルクの風味を味わうことができる。味のベースは基本的にはモツァレラチーズなので、モッツァレラ同様、いろいろな食べ方を楽しむことができる。そのまま食べるのはもちろんのこと、オリーブオイルや塩、胡椒などで簡単に味付けて食べるのも美味しい。ほかにも、フルーツや野菜を添えて食べたり、生ハムで巻いたり、パスタやピザにトッピングしたりして楽しむこともできる。
基本的には日本に輸入されてくるプッラータは冷凍状態のものだ。そのため、食べるためには、約12時間かけて室温で解凍することが美味しく食べるためのポイントである。

3. プッラータは日本でも製造されている

鮮度が命であるプッラータであるが、冷凍技術・輸送技術の発達により、その数は多くはないが、日本でも手に入れる機会が増えてきた。しかし、冷凍してしまうとどうしても品質は低下してしまう。また、国内向けに販売されているプッラータは液体状の生クリームを使用しているが、輸入品はより冷凍しても美味しくいただけるようにホイップした生クリームが使用されている場合もある。
原産地イタリアと同じものではないかもしれないが、鮮度のよいものを食べたい場合には、日本国内でもプッラータ風のチーズを製造しているところがわずかではあるが存在している。日本国内のチーズ工房などで作られているものがあるので、そちらをまずは食べてみるのもよいだろう。クセのない淡泊なチーズは、フルーティーなワインと一緒にいただくのも美味しいだろう。

結論

幻といわれているプッラータも近年では輸入はもちろん、国内製造のものもあり、手に入れる機会がかなり増えてきている。しかし、まだまだ貴重なチーズの1つである。どこででも手に入れることができないチーズなので、見つけたときにはぜひ手に入れて、まろやかでクリーミーな味を楽しんでみてはどうだろうか。きっと、好きになること間違いないはずだ。
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