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オレンジ色が美しい【ミモレットチーズ】の特徴と食べ方を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年11月 2日

チーズは世界各地で作られているが、日本で知られているチーズの数は少ない。これは、チーズの主な産地が遠く離れたヨーロッパであることや、輸入数が少ないことが原因だ。しかし、ここで紹介する「ミモレットチーズ」は日本でも知名度の高いチーズで、店頭に目にする機会も多いものだ。改めてミモレットチーズの魅力を紹介していく。

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1. ミモレットチーズの歴史

日本でも知名度の高いミモレットチーズはフランスのノルマンディー地方など複数の地域で作られているチーズだ。地域ごとに個性豊かなチーズが作られているフランスだが、ミモレットチーズの歴史は浅く、作られるようになったのは17世紀以降。当時フランスは外国からの輸入を一切禁止しており、外国産のチーズがまったく手に入らない状況だった。このときにオランダの「エダム」をまねて作られ始めたのがミモレットチーズだとされている。ミモレットチーズの由来は、フランス語の「ミ・モレ(=半分やわらかい)」からきている。

熟成具合によって呼び名が変わる

熟成工程は、チーズの風味を決めるといっても過言ではないほどチーズ作りで重要だ。多くのチーズは最適な熟成期間というのが決まっているが、なかにはあえて熟成期間を変えて異なる風味を楽しめるようにしているチーズもある。ミモレットチーズがその1つで、短いものは3ヶ月、長いものは24ヶ月熟成させている。どれだけ熟成させているかが分かりやすいようにそれぞれ名前が付けられており、熟成期間が3~6ヶ月のものを「ジュンヌ」、6~12ヶ月のものを「ドゥミ・ヴィエイユ」、12~18ヶ月のものを「ヴィエイユ」、18~24ヶ月のものを「エクストラ・ヴィエイユ」と呼び、区別することが多い。

2. ミモレットチーズの特徴と分類

見た目の特徴

ミモレットチーズの表皮は熟成具合によって変化するため、どのくらいの熟成度であるかは見た目からも判断することができる。熟成が若いうちは表面がツルリとなめらかであり、熟成が進むとチーズダニによってボコボコになっていく。また、ミモレットチーズの見た目でもっとも特徴的なのが中身の色で、表皮の色からは想像できないほど鮮やかなオレンジ色が美しい。ベニノキからとれる天然色素「アナトー」で着色することで、ほかのチーズにはない独特の色合いとなっている。

味わいの特徴

ミモレットチーズは熟成があまり進んでいないときはマイルドな味わいが楽しめるのだが、熟成が進むと旨みが凝縮され、カラスミのような風味に変化する。熟成具合によって、マイルドな味わいとカラスミのような風味のバランスが変化するため、より複雑な味わいが楽しめるのもミモレットチーズならではだ。

ミモレットチーズの分類

チーズは製法によって分類することができる。ミモレットチーズはチーズを固める際に圧搾(プレス)されるため、ハードチーズに分類される。圧搾を行うことでチーズ内の水分量が大きく減少する。水分量が少ないためほかのチーズよりも硬くなってしまうが、長期間熟成させることが可能となる。

3. ミモレットチーズの食べ方

チーズプラトーに最適

チーズプラトーとはチーズの盛り合わせのことで、プレートなどの台の上にさまざまなチーズをのせて楽しむ料理だ。チーズプラトーに使うチーズには決まりがないので、好きなチーズをのせればよいが、見た目や味わいに富んでいるとより楽しめる。鮮やかなオレンジ色でカラスミのような味わいをもつミモレットチーズは存在感があり、チーズプラトーに加えると一気に華やかになる。チーズプラトーを作る際は、ミモレットチーズもぜひ用意しておきたい。

若いミモレットチーズはトッピングに

熟成度の低いミモレットチーズはサラダやサンドイッチのトッピングにするのがおすすめだ。鮮やかなオレンジ色が料理を華やかに演出してくれる。熟成が進むとチーズ自体が硬くなってしまううえに、カラスミのような風味が強くなりすぎて料理のアクセントには使いづらくなってしまうので、料理に使いたい場合は若いミモレットチーズを選ぶようにしよう。

酒との組み合わせ

チーズに合わせる酒といえばワインが鉄板だが、熟成の進んだミモレットチーズの場合はカラスミのような風味が日本酒と相性バツグンだ。とくに熟成度の高いエクストラ・ヴィエイユやヴィエイユは辛口の日本酒や焼酎と合わせて食べたい。ワインとミモレットチーズの組み合わせを楽しみたい場合は、フルーティーな白ワインがおすすめだ。

結論

鮮やかなオレンジ色が特徴的なミモレットチーズは、オランダのチーズをまねて作られた珍しいチーズだ。さまざまな熟成度のミモレットチーズが用意されており、熟成が進むほどカラスミのような味わいに変化する。日本酒との相性もよいチーズなので、晩酌にも最適だ。
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