1. ナタデココとは?

ナタデココとは、原料であるココナッツの汁(ココナッツミルクなど)をナタ菌で発酵させた発酵食品のこと。寒天のような見た目でみずみずしさがあるにも関わらず、独特な歯応えが特徴となっている。また、一般的にはダイスカットされていることが多く、ヨーグルトやフルーツポンチなどによく使われている。1990年前半に日本に紹介されて、現在では非常にポピュラーな食品になった。
ナタデココの原料はココナッツ
ナタデココの原料は、ココナッツウォーターやココナッツミルクといったココナッツの汁である。ココナッツとはヤシ科の植物・ココヤシにできる果実のことで、未熟なココナッツに含まれる水分のことを「ココナッツウォーター」、完熟したココナッツの種子に含まれる胚乳から作られるものを「ココナッツミルク」という。このようなココナッツの汁を発酵させるとナタデココが出来上がる。
2. ナタデココの基本的な栄養価

ナタデココはほとんどが水分であり、カロリーは非常に低い。しかし、通常はシロップ漬けで売られていることが多く、カロリーや糖質には注意する必要がある。ここでは文部科学省の「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」を参考に(※1)、ナタデココの基本的な栄養価を確認しよう。
ナタデココの100gあたりの栄養価
・エネルギー:80kcal
・たんぱく質:0g
・脂質:Tr
・炭水化物:20.2g
・ビタミン
・ビタミンA:0μg
・ビタミンD:0μg
・ビタミンE:0mg
・ビタミンK:-
・ビタミンB1:0mg
・ビタミンB2:0mg
・ナイアシン:0mg
・ビタミンB6:0mg
・ビタミンB12:0μg
・葉酸:0μg
・パントテン酸:0mg
・ビオチン:-
・ビタミンC:0mg
・ミネラル
・ナトリウム:2mg
・カリウム:0mg
・カルシウム:1mg
・マグネシウム:1mg
・リン:Tr
・鉄:0mg
・亜鉛:0mg
・銅:0mg
・マンガン:0mg
・ヨウ素:-
・セレン:-
・クロム:-
・モリブデン:-
・食物繊維:0.5g
・たんぱく質:0g
・脂質:Tr
・炭水化物:20.2g
・ビタミン
・ビタミンA:0μg
・ビタミンD:0μg
・ビタミンE:0mg
・ビタミンK:-
・ビタミンB1:0mg
・ビタミンB2:0mg
・ナイアシン:0mg
・ビタミンB6:0mg
・ビタミンB12:0μg
・葉酸:0μg
・パントテン酸:0mg
・ビオチン:-
・ビタミンC:0mg
・ミネラル
・ナトリウム:2mg
・カリウム:0mg
・カルシウム:1mg
・マグネシウム:1mg
・リン:Tr
・鉄:0mg
・亜鉛:0mg
・銅:0mg
・マンガン:0mg
・ヨウ素:-
・セレン:-
・クロム:-
・モリブデン:-
・食物繊維:0.5g
3. ナタデココの美味しい食べ方

シロップ漬けのナタデココは、ヨーグルトやゼリーといったデザートとの相性が良い。また、フルーツと一緒に撹拌してジュースにするのも良い。ここではナタデココの食べ方のアイデアを紹介する。
ナタデココの食べ方のアイデア
・ナタデココヨーグルト
・ナタデココのサイダーゼリー
・ナタデココのフルーツポンチ
・ナタデココとフルーツの杏仁豆腐
・ナタデココとフルーツのジュース
・ナタデココのサイダーゼリー
・ナタデココのフルーツポンチ
・ナタデココとフルーツの杏仁豆腐
・ナタデココとフルーツのジュース
4. ナタデココのおすすめ保存方法

ナタデココの缶詰やパックが未開封の場合は、基本的に常温保存が可能となっている。直射日光や高温多湿を避けられる冷暗所などに置いて保管しておこう。また、開封後は酸化を避けるため、フタつきの保存容器に移し替えてから冷蔵庫で保存しよう。開封後は賞味期限に関係なく、できる限り早く食べ切るのが望ましい。もし使いきれないなら、冷凍保存するというのもひとつの方法となる。
結論
ナタデココは、ココナッツウォーターやココナッツミルクといったココナッツの汁を発酵させて固めた発酵食品である。そのほとんどは水分であるため、低カロリーとなっている。デザートやフルーツと合わせることもできるので、ダイエット中のおやつとして食べてみるのも良いだろう。
(参考文献)
- ※1:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
https://fooddb.mext.go.jp/
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