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【ラクレットチーズ】の魅力とは?トロ~リ溶けた姿が食欲をそそる

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年12月 3日

現在は身近な食材となっているチーズだが、かつては乳製品に馴染みのなかった日本人にとってなかなか受け入れがたい食品だった。しかし、フランス料理やイタリア料理が日本で定着するにつれ一般的な食材となり、いまではチーズを使用した料理は人気が高い。料理によって合うチーズは異なってくるのだが、ここではあるスイス料理にぴったりな「ラクレットチーズ」について紹介する。

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1. 同じ名前の料理があるラクレットチーズとは?

チーズフォンデュなど、チーズを使ったスイス料理は日本でも人気だ。そのなかでも最近注目されているスイス料理が「ラクレット」だ。フランス語の「ラクレ(日本語で削るという意味を持つ言葉)」が語源となっていることから分かるように、火で温めて溶かしたチーズをナイフで削り取り、じゃがいもなどにつけて食べる料理だ。

この料理に使われるのがラクレットチーズで、「アルプスの少女ハイジ」に出てきたチーズとしても有名になっている。ナッツのような深いコクのあるチーズだが、加熱して溶かすことで味わいが深くなるという特徴をもつ。

スイス以外でも作られている

ラクレットの生産地として有名なのはスイスだが、国境を越えたフランスでも作られている。どちらもラクレットチーズと呼ばれることが多いが、スイスのヴァレ州で作られているものを「ラクレット・デュ・ヴァレー」、フランスのサヴォワ地方で作られているものを「ラクレット・ド・サヴォワ」と区別して呼ぶこともある。

ヨーロッパでは、特定の地域で作られた食品に対して品質評価を行なう制度があり、基準を満たし品質が認められた食品にはAOP認証が与えられる。風土に合わせて独自に作られるチーズの多くがAOP認証を取得しており、ラクレットチーズの場合は、ラクレット・デュ・ヴァレーのみがAOP認証を取得している。

2. ラクレットチーズの分類と食べごろ

非常に多くの種類があるチーズだが、原材料やカビ付けの有無、熟成の有無などによってシェーブルチーズや青カビチーズ、フレッシュチーズといったように大まかに分類することができる。

ラクレットチーズはセミハードチーズに分類されることが多い。凝固させたチーズをさらに圧搾(プレス)して硬くさせたものをハードチーズまたはセミハードチーズというのだが区別の仕方は厳密には決まっていない。しかし、加熱しながら圧搾したチーズをハードチーズ、圧搾のみのチーズをセミハードチーズと分類することが多い。

熟成期間は短め

熟成によって風味が変化していくチーズだが、セミハードチーズは加熱せずに圧搾しているため、熟成期間はハードチーズほど長くない。ラクレットチーズの場合は短いものであれば3ヶ月、長いものでも6ヶ月ほどで熟成は完了する。

ラクレットチーズが食べられる時期

ラクレットチーズはスイスのヴァレ―州で誕生したチーズだが、非常に人気が高かったことから今ではスイス全土で作られている。そのため1年を通して市場に出回っており、気軽に食べられるチーズとなっている。しかし、料理のラクレットのように熱々の溶かしたラクレットチーズをじゃがいもなどにかけて食べるのなら、やはり寒い冬に食べるのが最適だ。

3. ラクレットチーズの食べ方

多くのチーズがそのまま食べられるように、ラクレットチーズもそのまま食べることができる。しかしラクレットチーズの美味しさを堪能したいなら、溶かして食べるのがおすすめだ。

昔は暖炉の火でラクレットチーズを溶かし、溶けた部分をナイフで削り取りじゃがいもにつけて食べていた。現在はラクレットという料理がメジャーになったこともあり、ラクレットオーブンという調理器具が売られている。スライスしたラクレットチーズをラクレットオーブンにセットすると、簡単に溶けた状態にすることができる。もしラクレットオーブンがなくてもフライパンやオーブンレンジでもラクレットチーズを簡単に溶かすことができる。

好みの食材と一緒に食べる

本場のラクレットはじゃがいもにラクレットチーズをかけたものに黒こしょうをかけ、ピクルスを添えるだけのシンプルな料理だが、チーズフォンデュのようにさまざまな食材をラクレットに使って構わない。

定番のじゃがいもやトースト以外にも、ブロッコリーや人参などの温野菜に溶かしたラクレットチーズをかけても美味しく食べることができる。ラクレットチーズの濃厚な旨みが野菜の苦みも覆い隠してくれるため、野菜嫌いの人でも気にせずに食べることができるだろう。

結論

トロ―リと溶けたチーズが食欲をそそる料理、ラクレットチーズは名前の通り溶かすことで美味しさを増すチーズだ。有名なのはスイス産のラクレットチーズだが、フランスでも作られている。スライスしたラクレットチーズをフライパンなどで加熱すれば簡単に溶かすことができるので、自宅でもラクレットに挑戦してみよう。
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