1. 鶏肉の炊き込みごはんにおすすめの部位は?

炊き込みごはんに合う鶏肉には、大きく分けて胸肉、もも肉、ささみの3種類の部位がある。それぞれの肉質の違いは次の通りだ。
胸肉
脂質が少なく淡白な味わいが特徴。パサパサした食感だと思われがちだが、工夫次第ではしっとりと仕上げることが可能だ。
もも肉
胸肉よりも脂質が多く、ジューシーな肉質である。筋や皮が多いが、取り除けばカロリーダウンできる。
ささみ
低脂質高たんぱくの部位で、アスリート食やダイエット食にもよく用いられる。ささみ肉を使用する場合は、筋切りが必要。
炊き込みごはんに使う鶏肉の選び方
胸肉やささみは値段が安く、家計への負担が少ない。カロリーが低めなので、ダイエット中にもおすすめだ。一方モモ肉はジューシーでコクのある味わいである。しっとりしているほうが好きな人にはモモ肉をおすすめしたい。
2. 鶏肉の炊き込みごはんに合う具材は?

鶏肉を使った炊き込みごはんは、炊き込みごはんのなかでも定番で人気が高い。炊き込みごはんの素のラインナップは充実しているが、自宅で手作りをするときにはどのような食材を合わせたらよいのだろうか。
人参
赤みのある野菜は彩りに役立つ。人参は千切りにして米や調味液と一緒に炊き込んでもよいが、花型などに飾り切りをして別茹でし、炊けたあとのごはんに乗せてもきれいだ。
ごぼう
独特の食感や風味が特徴的なごぼうは、煮物やサラダに使われることが多いが、炊き込みごはんに入れても美味しい。鶏肉と組み合わせられることが多く、鶏ごぼう飯とも呼ばれる。
しめじ
きのこのなかでも扱いやすく、家庭で使われることが多い。食物繊維が豊富に含まれており、低カロリーなのでダイエット中にもおすすめの食材である。
3. 炊き込みごはんに鶏肉を使うときは下処理が必要?

炊き込みごはんを作るときは、具材を加熱して炊きあがったごはんに加える場合と、米と一緒に具材を炊きあげる場合がある。炊き込みごはんに鶏肉を使う場合は、どのように処理をしておけばよいのだろうか。
皮や筋をとる
鶏肉はブロックで売っているほうが多いので、塊を買ってきたときは切り分ける必要がある。皮が付いているのが気になる場合は、皮を取り除いてから包丁で好みの大きさに切り分けよう。皮の部分は脂質が多いが、同時に旨みも感じられる。皮がついたまま使って、食べるときに外したほうが、鶏肉が柔らかく美味しくなるともいわれている。
ただし、余分な脂肪は風味を低下させるので、取り除いたほうがよい場合もある。皮をとるかとらないかは個人の好みによるので、カロリーや食感などさまざまな点から考えて選んでみよう。
ただし、余分な脂肪は風味を低下させるので、取り除いたほうがよい場合もある。皮をとるかとらないかは個人の好みによるので、カロリーや食感などさまざまな点から考えて選んでみよう。
一口大に切る
唐揚げ用の鶏肉のように、小さめに切っているものもあるが、それでも食べやすくするために一口大に切っておいたほうがよい。肉を切る場合は包丁を縦に入れるよりも、斜めに入れてそぎ切りにしたほうが口当たりがよくなる。
結論
鶏肉の炊き込みごはんならば、たんぱく質をしっかりと摂取できる。焼き魚や卵焼きなど、ボリュームが軽い主菜に合わせるのがおすすめだ。具だくさんにすれば、立派な一品として成り立つのもうれしい。鶏肉はバリエーション豊かな炊き込みごはんの定番食材である。下処理の方法はぜひともマスターしておきたいものだ。鶏肉の旨みを感じられる炊き込みごはんで、豪華な食事を味わおう。
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