1. 冬に食べたいおでんをリメイクした炊き込みごはん
冬料理の定番であるおでんはいろいろな具材を使っており、炊き込みごはんの具材としてもぴったりである。味をつけた出汁で具材を煮込むだけなので、大量に作り置きしておきやすい。
炊き込みごはんに合うおでんの具は?
おでんの定番の具材は、大根、こんにゃく、人参、練り物などである。炊き込みごはんに入っていても違和感がないので、そのまま使える。食べやすく一口大に切っておくとよい。
ただし、おでんに茹で卵を使った場合は、炊き込みごはんにすると卵が崩れてしまうので米と一緒に炊き込むのはおすすめできない。茹で卵はトッピングとして使おう。
ただし、おでんに茹で卵を使った場合は、炊き込みごはんにすると卵が崩れてしまうので米と一緒に炊き込むのはおすすめできない。茹で卵はトッピングとして使おう。
おでんの残り汁も消費できる
炊き込みごはんにおでんを使う場合は、おでんの残り汁も使用する。いろいろな具材の出汁が汁にしみ出ていて旨みを感じられる。ただしおでんの残り汁だけでは量が足りないので、鰹節や昆布から取った出汁を組み合わせて使うのが理想だ。ほかにも、醤油やみりん、酒などを使って味付けを調整しよう。
2. 煮物の定番!筑前煮をリメイクで炊き込みごはんに
たけのこやレンコン、ごぼう、椎茸、こんにゃくなどを使った筑前煮は、旨みたっぷりの和風の煮物である。煮物は日持ちがするので、保存食にも便利だ。しかし、いくら作り置きができるといっても、毎日同じものを食べていると飽きてしまう。時間があるときに作り置きをして、炊き込みごはんにリメイクすれば、マンネリ化を防ぐこともできるだろう。
筑前煮の具はカットして使おう
筑前煮を炊き込みごはんの具材として使うときは、小さめの一口大にカットするところから始める。たけのこやごぼうなどの固めの具材は、再度加熱しても食感を維持しやすい。にんじんは溶け込む可能性もあるので、炊いたあとに混ぜるか、生の人参を追加で加えてみよう。
煮汁も残さず使おう
煮汁が少ない場合は、出汁や醤油、みりんなどで味を足し、米の量に合わせて炊飯器のメモリで水分を調整する。その後、上にカットした筑前煮の具材をのせて通常通り炊飯すればOKだ。
3. 炊き込みごはんをリメイクする方法
ここまでは、完成した料理を炊き込みごはんの具材として活用する方法を紹介した。余ってしまった炊き込みごはんをほかの料理へアレンジさせる方法もいくつか紹介していきたい。
雑炊
炊き込みごはんに出汁を加えて鍋で加熱する。溶いた卵を全体に回し入れて、青ネギを散らせばあっという間に雑炊の完成だ。もし炊き込みごはんに失敗したときでも、雑炊なら味付けの調整ができる。夜に炊き込みごはんを食べて朝に残りを雑炊にする方法もおすすめだ。
焼きおにぎり
余った炊き込みごはんをおにぎりにしてフライパンでこんがりと焼きあげる。ごま油を塗ったりバターを塗ったりして風味を加え、醤油やみりんなどで作ったタレを塗れば、香ばしい焼きおにぎりの完成だ。具材の入った焼きおにぎりはいつもとひと味違ってより美味しく感じられるだろう。
和風オムライス
オムライスの定番といえばチキンライスであるが、炊き込みごはんを卵で包みこめば和風のオムライスを作れる。ケチャップやトマトソースではなく、出汁や醤油で作ったあんかけがおすすめ。なかなか作る機会の少ない和風オムライスにチャレンジしてみよう。
結論
残ったおかずを炊き込みごはんにリメイクする方法と、炊き込みごはんをほかの料理にリメイクする方法を紹介した。炊き込みごはんは非常にアレンジの幅が広い料理である。絶対にこうでなければならないという正解はないので、好きな具材や味付けでバリエーションの変化を楽しんでみよう。時短や節約にも役立つ料理である。
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