【管理栄養士監修】チーズハットグのカロリー｜栄養図鑑

チーズハットグとは、韓国の屋台で人気のスナックフードだ。ハットグとは韓国式のホットドッグのことであるが、ホットドッグというよりは日本でいうアメリカンドッグに作り方も見ためも近い。そのハットグの中に、チーズが入ったものがチーズハットグである。日本では、東京のコリアンタウンである新大久保で食べ歩きフードとしてブームとなり、チーズハットグをメニューにする店が十数店もあり、それぞれの味を競っている。

チーズハットグの最大の特徴は、ハットグの中に入っているチーズがのびることである。この様子がインスタグラムなどのSNSで広がり、いまでは新大久保だけでなく全国で提供する店が増え、また、ミニストップなどのコンビニエンスストアでも販売されるほどの人気フードとなっている。

新大久保にあるチーズハットグの人気の店では、中のチーズをモッツァレラチーズやチェダーチーズから選ぶことができる。生地には米粉が使われており、その生地の周りにはサイコロ状に小さく切られたポテトなどがまぶされ揚げられている。食べる際には、ケチャップやマスタードなどアメリカンドッグで定番のソースのほかに、チリソースやハニーマスタード、砂糖やきな粉＋ココナッツなどのパウダーで自分の好みに味付けできる。

チーズハットグは揚げ物なのでもともとのカロリーは高めだが、カロリーを減らす食べ方はある。

前述のようにチーズを選べるチーズハットグであれば、カロリーが低いほうを選ぶとよいだろう。チェダーチーズは100ｇあたり423kcal、モッツァレラチーズは276kcalであるから、この場合モッツァレラチーズをおすすめする。

食べる直前にかけるトッピングソースは、できるだけかけない選択がカロリーオフにつながる。それでも、たとえばケチャップを10g使用すればカロリーは12.1kcalで、マスタードは17.4kcalであるから、少量かけるくらいなら気にしなくてもよいだろう。しかし、甘めのパウダーをふりかければそれなりにカロリーが増えてしまうことを覚えておいてほしい。

チーズハットグと似ている食べ物としてはアメリカンドッグがあるが、アメリカンドッグのカロリーはどのくらいだろうか。アメリカンドッグは、コンビニのローソンやセブンイレブンで販売しており、そのカロリーはホームページで知ることができる。

ローソンのジャンボアメリカンドッグは１本のカロリーが、25 kcal と表示されている。セブンイレブンのビッグアメリカンドッグは、地域によって違うようで、北海道、岡山、四国で販売されているものは1本のカロリーが221 kcal、東北と関東では324 kcal、甲信越、北陸、東海では320 kcal、近畿、中国、四国（岡山を除く）、九州、沖縄では245 kcalとなっている。

SNSを通じて人気に火が付いた韓国の屋台フード、チーズハットグの特徴やカロリーについて紹介した。1本でもかなりの食べごたえがあるチーズハットグ、まだ食べたことが無い人はチャレンジしてみてはいかがだろうか。カロリーが気になる人はカロリーオフする食べ方を参考にしてほしい。