1. 小松菜の特徴とは?

小松菜は東京生まれでカルシウムと鉄分が豊富
小松菜は、緑黄色野菜の一種で、東京都江戸川区小松川地区が発祥の地で、その名の由来となっている。とくに関東地区で好まれ、雑煮に欠かせない野菜でもある。小松菜は、βカロテンをはじめ、各種ビタミン、ミネラルをバランスよく含んでいるが、とくにカルシウムと鉄分が豊富だ。
一年中手軽に入手でき下茹でが不要
一年を通していつでも入手可能なことと、アクが少なく調理に使用する際に下茹でする必要がない点が、小松菜の最大の特徴であり魅力ともいえるだろう。ササッと切って、そのまま炒めたり、鍋物や汁物に加えたりすることができるので、大変に便利で重宝する野菜でもある。
旬は12月から3月の冬の時期
一年中、店頭に並ぶ野菜だが、旬は、12~3月の冬の時期になる。そのため、小松菜は「冬菜」とも呼ばれている。寒さに強く、とくに霜の降りる頃に、最も甘みが増して美味しくなる、という点も特徴として押さえておこう。
2. 小松菜の洗い方と切り方

洗う前に根元を切り落とし土をとる
小松菜は、根元に土が付着している場合が多いので、洗う前に根元を1cm程度切り落としておこう。先に根元を切り落としておくと、ばらけてその先に付着した土汚れも落としやすくなる。根元を切り落とした後は、水を張ったボウルにつけて、茎と茎の間に指を通すようにして、よく洗おう。
水気を切って等間隔に切る
洗い終えたら、ザルにあげ、よく水気を切ってから、まな板のうえにのせて、根元から4~5cm幅を目安に、等間隔でざく切りにしよう。後は、炒め物や汁物の具として使用すればOKだ。
葉と茎は火の通りが異なる。茎から調理しよう
ただ、小松菜の葉と茎では、火の通りが異なるために、調理の際は、先に火の通りにくい茎を入れ、その後しばらくしてから、葉の部分を入れるようにすると、火の通りを均一にできる。一緒に入れてしまうと、葉がしなりやすいので気をつけよう。
おひたしの場合のみ茹でてから切ろう
また、おひたしにする場合は、栄養素の流出を最小限に抑えるために、上記の要領で洗った後、茹でてから切るようにしよう。茹でる際は、お湯に対して2%程度の塩を入れた後、根元から入れて、およそ10秒程度したら葉先も入れて20秒ほど茹で、ザルにあげ、冷水にとっておこう。その後、よく絞って水気をとってから、まな板にのせ、上記の要領と同じ、根元から4~5cm幅を目安に、等間隔でざく切りにしよう。切り終わったら、器に盛る前に、切り分けたそれぞれをさらによく絞っておこう。
3. 小松菜の美味しい食べ方

アクもクセも少ない小松菜は、生のままサラダやスムージーにすることも可能だ。下茹でせずに、そのまま煮ても炒めても、汁物に加えても、大変に美味しくいただける。そのため、小松菜の美味しい食べ方は、紹介しきれないくらい数多く存在する。
小松菜の素材の美味しさを最大限に味わいたいのであれば、定番中の定番ではあるが、やはりおひたしや、煮びたし、胡麻和えや辛し和え、ナムルにするという食べ方をおすすめしたい。
また、小松菜は漬け物にしても、野沢菜風になり、大変に美味しくいただける。作り方は、上記の要領で洗ってざく切りにした後、ポリ袋に入れて、塩とみりんを加えて、よくもみこんだあと、空気を抜いて30分程度放置するだけと、いたって簡単だ。加える塩とみりんの量は、小松菜1束(およそ400g)に対して小さじ1程度が、一応の目安で、後はお好みで調整可能だ。
30分放置した後は、水気をよく絞って器に盛れば、すぐに食べることができるが、できれば冷蔵庫に入れて1日程度置くと、味がよくなじんで、さらに美味しくいただける。
小松菜の素材の美味しさを最大限に味わいたいのであれば、定番中の定番ではあるが、やはりおひたしや、煮びたし、胡麻和えや辛し和え、ナムルにするという食べ方をおすすめしたい。
また、小松菜は漬け物にしても、野沢菜風になり、大変に美味しくいただける。作り方は、上記の要領で洗ってざく切りにした後、ポリ袋に入れて、塩とみりんを加えて、よくもみこんだあと、空気を抜いて30分程度放置するだけと、いたって簡単だ。加える塩とみりんの量は、小松菜1束(およそ400g)に対して小さじ1程度が、一応の目安で、後はお好みで調整可能だ。
30分放置した後は、水気をよく絞って器に盛れば、すぐに食べることができるが、できれば冷蔵庫に入れて1日程度置くと、味がよくなじんで、さらに美味しくいただける。
結論
小松菜の特徴、および洗い方、切り方、美味しい食べ方について紹介した。一年を通していつでも購入できる野菜だがやはり旬の時期が美味しく栄養も豊富だ。小松菜はどんな料理にも合うため、食べ方を工夫しながら、食卓に取り入れよう。
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