1. 豆ご飯には、食材選びからこだわりたい!

豆ご飯は、非常にシンプルな料理だ。だからこそ、食材の味がそのまま仕上がりに影響する。そのため美味しい豆ごはんを作るなら食材にはこだわりたい。
豆
豆ご飯の最も大事な食材は、豆だ。豆を味わう料理といっても過言ではない。缶詰を使うのも一応ありだが、せっかくなら生のえんどう豆を使いたい。スーパーなどにさや入りのえんどう豆が並んでいるはずだ。ぜひ手に入れていただきたい。
米
米は、条件が許す限りでよいものを選びたい。たとえば新米が出る時期なら、ぜひ使ってみよう。もちろん、普段食べている米を使っても構わない。
調味料
基本は塩と酒だ。それだけでも、豆が活きた美味しい味に仕上がる。もしさらに味を追加したいなら、たとえば出汁やしょうゆなどを検討するのもありだ。別の発想として、塩や酒の代わりにたとえば塩昆布を使ってみるのもよいかもしれない。豆の味を壊さない、かつ塩分過多にならない範囲で、好みで選んでみてはどうだろうか。
アクセントの香味野菜
たとえばねぎやしょうがなど、香味野菜を少し入れてみるのも面白い。あくまで豆を主役にしつつ、ちょっとした味のアクセントを検討してみてはどうだろうか。
2. 下ごしらえのひと手間が、豆ご飯を美味しくする!

えんどう豆はさやから出して、水洗いする。さや入りだと多く見えるかもしれないが、出してみると意外と少ない。そのため、遠慮せず多めに使うのがおすすめだ。
下茹でをする?
実はレシピによって、えんどう豆とご飯とを一緒に炊く場合と、下茹でして最後にご飯と混ぜる場合とがある。えんどう豆のふっくらと色鮮やかな見ためを重視するなら、下茹でをしてご飯が炊きあがってから混ぜ合わせるのがおすすめだ。塩を少々入れた湯で、さっと茹でればよい。鮮やかな緑色が出ればOKだ。一方、ご飯にえんどう豆から出る出汁をしみ込ませたいなら、下茹でなしで一緒に炊くのがよい。その場合はえんどう豆の色がくすむ場合がある。好みに応じて、どのように調理するかを決めよう。
米を炊く前の準備
せっかくなら、普段より少し丁寧に米を炊いてみたい。たとえば、普段はざっと米を研いですぐ炊き始めるなら、研いだあとにざるにあけ、少し置いておく。こうすることで、炊きあがりの食感がよくなる。好みによっては、水に浸け置きするのもありだ。せっかく豆ご飯を作るなら、少しだけこだわってみてはどうだろうか。
3. 方法はひと通りではない!豆ご飯を美味しく仕上げるコツ

準備が終わったら、あとは米を炊けばよい。えんどう豆を一緒に炊く、あるいは米と調味料だけで炊く。
えんどう豆と米を一緒に炊く場合
一緒に炊く場合、水の量はえんどう豆の量次第だが、おおむね普段通りで問題ないはずだ。
えんどう豆を下茹でした場合
えんどう豆を下茹でした場合は、ご飯が炊けてから加えて混ぜ、しばらく蒸らせばよい。
香味野菜を加える場合
香味野菜を加える場合は、細かく切り、えんどう豆と一緒に入れればよいだろう。蒸らしでほどよく火が通るはずだ。蒸らし終わったら、熱いうちにいただこう。
また余裕があれば、たとえばえんどう豆の半分を下茹でして、もう半分を一緒に炊いて、食べ比べてみるのも面白い。せっかく自作するのだから、好きな方法で楽しむのがおすすめだ。
また余裕があれば、たとえばえんどう豆の半分を下茹でして、もう半分を一緒に炊いて、食べ比べてみるのも面白い。せっかく自作するのだから、好きな方法で楽しむのがおすすめだ。
結論
豆ご飯はシンプルな料理だが、食材選びや下準備によって美味しさをワンランクアップすることができる。日々の料理は無理なく手軽にするのも大事だが、たまには丁寧にこだわってみるのも楽しい。また、調味料や香味野菜を追加し、味を変えてみるのも面白いだろう。旬の豆の味を楽しみつつ、美味しいご飯を味わっていただきたい。
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