1. 定番トルコライスの作り方のコツ
長崎で発祥したトルコライスは、ボリューミーなワンプレート料理として知られている。定番は、カレーピラフとナポリタンを皿に盛り、大きなポークカツをトッピングしてたっぷりのデミグラスソースをかけるもの。3つのおかずを一度に食べられるので難しく感じるが、それぞれの料理はどれも作りやすいものばかりだ。ただし、自宅でトルコライスを作るのなら、同時に3つの料理を仕上げることが大事。どれかだけが先にできてしまいほかの料理の完成を待っている間に、冷めてしまうからだ。トルコライスを手際よく作るポイントをまとめていこう。
湯や揚げ油の準備を同時におこなう
まず一番先にしたいのが、スパゲッティを茹でるのに使う湯を沸騰させること。パスタ鍋は深く、沸騰するのに時間がかかる。スパゲッティを茹でる時間もかかるため、同時に仕上げるには最初に湯を沸かしておくのがベストだ。スパゲッティのお湯を沸かしている間に、ポークカツ用の油も温めよう。急いで強火にすると、食材が焦げやすくなるので、弱~中火で温める。ナポリタンの具材やカレーピラフの素を用意し、油で炒めるごはんを必要分とっておこう。
調理は同時並行で段取りよく
スパゲッティを茹で始めたら、同時にポークカツを揚げよう。もし可能ならフライパンでカレーピラフも作っておこう。コンロが足りない場合は、炊飯器でピラフを炊いておいてもよい。完成したらポークカツの油をきり、その間にナポリタンを作ろう。できた順から盛り付ければ完成だ。
2. トルコライスのアレンジレシピ
トルコライスは、本場長崎でもいろいろなバリエーションをもち始めている。自宅で作る場合は簡単に好みの食材に変えられるので、気になったレシピを試してほしい。
ポークカツを変える
トッピングの定番はポークカツだが、ハンバーグやビフテキ、またはチキンカツやステーキなどに変えるのもおすすめだ。チキンカツだと小さな子どもでも食べやすくなり、お子様ランチ風にもなるのでおすすめだ。気軽にトルコライスを作りたいなら、冷凍食品や総菜を活用しよう。
スパゲッティを変える
スパゲッティは通常ナポリタンをのせていることが多いが、好みの味付けをしてもよいだろう。もしくは焼きそばや焼きうどんで和風を楽しむのもアリだ。
ソースを変える
トルコライスの基本はデミグラスソースだが、ケチャップやトマトソース、シチューなどいろいろな物に代用できる。なかにはカレーをかけて、さらにボリュームを出すレシピも人気がある。
卵をのせる
ピラフに卵をのせてオムライスのように楽しむことも可能。スクランブルエッグや目玉焼きをのせるだけで、プレートの色合いが鮮やかになるのが嬉しい。
ピラフを変える
カレーピラフは好みではないという人も多い。バターライスやエビピラフ、またはチキンライスにして食べやすくアレンジをするのもよいだろう。
3. トルコライスにぴったりの付け合わせは?
トルコライスはそのままでボリュームがあるので、メイン料理を増やす必要はないだろう。しかし口をサッパリさせるためにも、休憩となるサブおかずが必要だ。こちらではトルコライスにおすすめの付け合わせを紹介していこう。
ピクルス
口直しにはおすすめのピクルスは、野菜を酢漬けにして保存したもの。食べるだけで口の中がリセットされるので、次の料理に箸を運びやすくなる。また、見ためもオシャレになるので来客用にもおすすめだ。
サラダ
定番なのは生サラダ。キャベツの千切りなどを盛りつけるのもよいだろう。またキュウリやトマトで彩りをよくするのもポイント。
温野菜
糖質たっぷりのトルコライスは、まず温野菜などを食べて急に血糖値があがることを避けたい。根菜などを添えておくだけでカフェ飯感も強まる。
マリネ
人参やタコなどのマリネは、適度な酸味が嬉しい。食べているうちに油っぽくなる口の中に、レモンやハーブなどの味わいを追加するだけで雰囲気が変わる。
デザート
大人のお子様ランチとして人気があるトルコライス。最後までしっかりお楽しみ感を出したいなら、デザートの用意もお忘れなく。季節の果物やシャーベットでサッパリさせるとよいだろう。
結論
長崎発祥の料理トルコライスのカロリーや、作り方のコツ、また添えたい一品を紹介した。高カロリーな料理だからこそ、工夫をこらして健康的に食べたい。サッパリ食べたいときには、酢を使った付け合わせを用意するのがよいだろう。
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