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ヤマノイモにできる「むかご」とは?秋の味覚!

ヤマノイモにできる「むかご」とは?秋の味覚!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2020年2月24日

実りの季節・秋になると、野菜コーナーでときどき見かける「むかご」。あなたは調理したことがあるだろうか?そもそもむかごがどのようにできるのかまでは知らない人が多いようだ。むかごはヤマノイモの球根のようなものである。美味しくて栄養豊富なむかごには、植物の子孫繁栄の作戦が詰まっている。

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1. ヤマノイモの子ども

ヤマノイモは、ねばりのある芋で、さまざまな品種が食べられている。むかごはヤマノイモの葉の付け根にできる小さな塊で、1~2cmの球形だ。種類によっては5cmほどになる。

ヤマノイモは世界で約600種

日本で一番流通しているヤマノイモの仲間は「ナガイモ」だ。栽培品種であるナガイモ、ツクネイモ、イチョウイモなどのほか、山野に自生するヤマトイモやジネンジョなどがある。世界で見ると600種以上のヤマノイモがあるといわれている。ヤマノイモはツルを伸ばしてたくさんの葉を茂らせるが、枝分かれしたツルの分岐点には秋になるとむかごができる。

植物が子孫を残す方法

むかごも普段食べているイモの部分も、茎の一部が肥大したものだ。このため、むかごは味や栄養価がイモと似ており、美味しく食べることができる。ヤマノイモには種もできるが、それぞれに子孫繁栄の知恵が詰まっている。むかごは地面に落ちてすぐ芽を伸ばせるように栄養が詰まっており、一方種は発芽や成長がむかごに劣るものの、軽いので風に乗って遠くまで飛んでいける。

2. 小さいけれど、美味しくて栄養もしっかり

地面に落ちてすぐ芽が生えるよう、むかごにはたくさんの栄養がある。味が親イモ同様なのも嬉しいポイントだ。

イモの数だけ種類がある

ヤマトイモ、ジネンジョはもちろん、畑栽培のナガイモやイチョウイモなどすべてのヤマノイモにむかごができる。味や食感、大きさは種類によって異なり、基本的に親イモの性質を受け継いでいる。土質や気候で年ごとに味が変化するといわれ、その年繁殖することができる最適のバランスで栄養が詰まっているようだ。独特のホクホクした食感が好きだという人が多い。

栄養が濃縮

素早く芽吹くことができるよう、むかごは親イモより栄養価が高い。カリウム、カルシウム、葉酸のほか、リンや銅も含まれている。たくさんミネラルが摂れるし、皮ごと食べられるので食物繊維も摂取することができる。皮ごと食べる場合は独特の泥臭い風味があるので、気になる人はすり鉢の中で擦り合わせるなどの下処理をしよう。

3. ホクホク!むかごの食べ方

加熱さえしてしまえば、あとはアレンジ自在の食材だ。皮ごと食べられるので、皮むきの面倒もない。

「蒸す」のがおすすめ

じっくり蒸すとむかごの甘さが際立ち、ホクホクした食感も最大限に味わえる。本格的に蒸し器や圧力鍋で蒸すのはもちろん、電子レンジでも蒸すのと同じ効果を得られる。よく洗ったら水分をそのまま、塩を振ってレンジで加熱してみよう。むかごご飯は炊飯器でお米と一緒に炊き上げるのでさらにお手軽だ。塩、酒、昆布などを加えて炊くだけでできあがる。

洋風にも和風にも

加熱した後でさまざまな料理にアレンジしてみよう。親イモと同じ味わいのため、パスタやサラダに入れてもいい。バジル、レモン、黒コショウなどで洋風の味付けもよく合う。オリーブオイルで炒めるとより洋風だ。もちろん煮物で和風に仕上げるのも、むかご料理の王道だ。出汁で炊いた煮物は絶品である。銀杏のように素揚げにすることも可能だ。

結論

むかごは確実に子孫を残すための植物の知恵だ。ヤマノイモ以外でも、正月のお節などで食べるユリネができるオニユリや、酒のつまみにするノビルなどがむかごを作ることで知られている。ヤマノイモのむかごは美味しく食べられる代表である。秋にむかごを見かけたら、旬の味覚としてぜひ食卓に加えよう。

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