1. 【高崎の駅弁】だるま型のナゾ

だるま弁当が誕生したのは、昭和35(1960)年。発売当初は、瀬戸物のだるまだったというからさらに驚きだ! 時代の変遷とともに、瀬戸物から現在のプラスチック製へと姿を変え、より持ち運びやすく、買い求めやすくなった。
「高崎=だるま」で詳しい人ならピンとくるはず。そう高崎は、国内でも有数のだるまの産地なのだ。毎年1月の6・7日には、高崎市郊外にある少林山達磨寺で「だるま市」が開かれ、開運縁起の目なしだるまを求めて県内外から多くの客が訪れる。
この高崎名物の目なしだるまの縁起にあやかり、駅弁のパッケージデザインに採用。実際に買えばわかるが、真っ赤なだるまからちらりと白い紙が覗いている。持ち運ぶ間に、フタにおかずがくっついてしまわないようにという配慮の証。そして、フタをあけたのにこの白い紙が邪魔をして、すぐに中身を見せてくれない。やさしさといじらしさの演出がニクイ。
「高崎=だるま」で詳しい人ならピンとくるはず。そう高崎は、国内でも有数のだるまの産地なのだ。毎年1月の6・7日には、高崎市郊外にある少林山達磨寺で「だるま市」が開かれ、開運縁起の目なしだるまを求めて県内外から多くの客が訪れる。
この高崎名物の目なしだるまの縁起にあやかり、駅弁のパッケージデザインに採用。実際に買えばわかるが、真っ赤なだるまからちらりと白い紙が覗いている。持ち運ぶ間に、フタにおかずがくっついてしまわないようにという配慮の証。そして、フタをあけたのにこの白い紙が邪魔をして、すぐに中身を見せてくれない。やさしさといじらしさの演出がニクイ。
2. 【高崎の駅弁】禅の思想につながる山の幸

さてさて、フタをあけ白い紙もめくって弁当の中身を拝見しよう。外観からは想像できないほど、ヘルシーな具材がぎっしり敷き詰められている。それもそのはず、だるまのモデルといわれる達磨大師が禅宗の僧であったこともあり、弁当のコンセプトは群馬の食材を使った普茶料理(精進料理)なのだ。
だるま弁当は、そのおかずの多さも魅力のひとつ。山菜のきのこ煮、穂先竹の子煮、椎茸煮、花煮豆、黒こんにゃく、赤こんにゃく、栗、山くらげ、小ナス漬け、山ごぼう、コールドチキン、鶏八幡巻となんと12種類ものおかずが詰まっている。実食してみてさらに驚くのが、おかずの甘&辛バランスや、食感の柔&硬のバランスが絶妙なこと。まるで"お弁当の見本"のような取り合わせに脱帽すること間違いナシ。
だるま弁当は、そのおかずの多さも魅力のひとつ。山菜のきのこ煮、穂先竹の子煮、椎茸煮、花煮豆、黒こんにゃく、赤こんにゃく、栗、山くらげ、小ナス漬け、山ごぼう、コールドチキン、鶏八幡巻となんと12種類ものおかずが詰まっている。実食してみてさらに驚くのが、おかずの甘&辛バランスや、食感の柔&硬のバランスが絶妙なこと。まるで"お弁当の見本"のような取り合わせに脱帽すること間違いナシ。
3. 【高崎の駅弁】もうひとつのスター弁当への誘い

お気づきかと思うが、普茶料理といいながらだるま弁当の中央にはチキンのおかずが鎮座する。鶏ハムのようなコールドチキンをかじりながら、ふと気づく。「高崎でこんなチキンを見たような......」 そう、もうひとつの高崎名物「鶏めし」だ。鶏そぼろ、鶏の照り焼き、コールドチキンがのった弁当である。
いろんなメーカーが鶏めし弁当を作っているが、もちろん、こちらのたかべんでも「鶏めし弁当」(1000円 税込)を製造販売している。そして、たかべんの鶏めし弁当は東京駅でも売られる、だるま弁当と並ぶ2大名物弁当なのだ。だるま弁当のコールドチキンを食べながら、もうひとつの超人気弁当まで気になるという仕掛けが、またニクイ。
いろんなメーカーが鶏めし弁当を作っているが、もちろん、こちらのたかべんでも「鶏めし弁当」(1000円 税込)を製造販売している。そして、たかべんの鶏めし弁当は東京駅でも売られる、だるま弁当と並ぶ2大名物弁当なのだ。だるま弁当のコールドチキンを食べながら、もうひとつの超人気弁当まで気になるという仕掛けが、またニクイ。
SHOP DATA
販売駅/高崎駅、東京駅、上野駅、大宮駅
製造・販売元/たかべん http://www.takaben.co.jp/
製造・販売元/たかべん http://www.takaben.co.jp/
結論

たかべんのだるま弁当は、"開運縁起""ヘルシーな普茶料理"と働く男をサポートしてくれるキーワード満載の最強弁当だった。また、食べ終わった容器は貯金箱になる。家族旅行という願いを込め、向かって右目に目を入れて、コツコツ貯金。家族みんなで列車の旅へ出られたら、祈願成就でもう片方の目を入れてあげてはいかがだろう。
この記事もCheck!