このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

群馬県生まれの幻のりんご【ぐんま名月】の味と選び方

投稿者:
ライター 亀崎智子(かめざきさとこ)

監修者:
管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年6月24日

群馬生まれの「ぐんま名月」は生産量が少なく、なかなか手にする機会のない希少なりんごである。しかし、蜜入りで甘みがしっかりとあり美味しい品種なので、機会があればぜひ手に取ってもらいたい。今回は、ぐんま名月の味や選び方を紹介する。

1. 幻のぐんま名月の正体 

ぐんま名月は、その名の通り群馬県の試験場で誕生した品種である。あかぎとふじを交雑して育てられたものであり、1991年に品種登録がされたりんごである。

群馬以外ではなかなか手に入らない貴重品種

ぐんま名月は、生産量の半数以上が誕生した群馬県で栽培されている。ほかにも、長野県や青森県でも栽培はされているが、ぐんま名月のりんごにおける生産量は全体の0.2%と、とても低い数字である。そのため、非常に希少なりんごであり、なかなか手に入りにくいこともあって、ぐんま名月が欲しいがために、県外から群馬県に買いに訪れる人もいるほどである。

黄色と赤のコントラストが特徴

ぐんま名月の特徴は、その見た目である。果皮の地色は黄緑から黄色であるが、一部が赤い色に染まっているものが多い。そして、中には半分以上の面積が赤い色に染まっているものもある。基本的には日差しが当たる部分が赤色に染まるため、そのあたり具合によって、見た目の色合いはさまざまである。大きさも重さが300~350gほどある大玉に分類され、その形は扁円形である。

2. 蜜がたっぷりで甘いぐんま名月

甘みが強くジューシーな味わい

ぐんま名月の味の1番の特徴は、黄色系のりんごには珍しく、蜜がたっぷりと含まれていることである。その糖度は約15%ともいわれており、完熟している場合には、種の周りが蜜で満たされているということもある。酸味が少なく、果汁も豊富であるので、食べると口の中に果汁が広がり、強い甘みを感じることができる。また果肉はやや硬めであるので、歯ごたえや舌触りなども楽しむことができ、爽やかな香りも感じられる。

収穫期間は1ケ月ほど

ぐんま名月の収穫時期は10月下旬頃から開始され、半月から1ケ月で終了してしまう。また、保存性も高い方ではないので、市場に出回る期間は短い。食べ頃は収穫してから2週間か、長くても2ケ月といわれているので、11月から1月頃までが最も美味しく食べられるだろう。

3. ぐんま名月の選び方と食べ方

黄色が強いものが食べごろサイン

ぐんま名月は熟してくると果皮が黄色くなるので、お店で選ぶ時には、果皮全体がしっかりと黄色になっているものがおすすめ。特に、酸味が苦手で甘みが強いものを希望する場合には、黄緑色よりも明るい黄色に着色しているものを選ぶのがよいだろう。赤色の着色具合は味にはあまり影響を及ぼさないので、あまり気にする必要はない。そして、果汁が豊富に含まれている品種であるので、持った時に重量感のあるものの方が、よりジューシーさを味わうことができるのである。

ぐんま名月はデリケート

ぐんま名月の保存は、常温で約1ヶ月弱、冷蔵で約3ヶ月と、りんごの中では日持ちがしにくい品種である。デリケートな品種であるともいわれているので、基本的には早く食べることがおすすめである。また、特に熟して蜜が多いものは鮮度が落ちるのが早いので、保存するよりも早く食べる方がよいだろう。保存する場合には、新聞紙で1個ずつ包んで、ビニール袋に入れ、冷暗所や冷蔵庫、野菜室で保存しよう。

蜜の甘さを味わうには生で食べるのがベスト

蜜が豊富に入ることが特徴の1つでもある、ぐんま名月は、新鮮なうちに生でそのまま食べることがおすすめだ。少し冷やすことで、より甘さを感じやすくなるので、食べる前に少し冷蔵庫で冷やしてから食べるのもよいだろう。もし、鮮度が落ちて柔らかくなってしまった場合にはスムージーにしたり、加熱してジャムやコンポート、りんごバターなどを作る方法も。パンやヨーグルトに添えて食べると、また別の味を楽しむことができる。

結論

群馬以外では、なかなか手に入れることが難しいぐんま名月。見つけることができた時はとてもラッキー。ぜひ、手に入れて食べてみるのもよいだろう。全体が黄色く染まっていて、重みを感じるものを選ぼう。食べる時は、まず生で楽しむことを忘れずに。
この記事もCheck!
\この記事をシェアする/    
\この記事をシェアする/    
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

おすすめ記事おすすめ記事

ページトップへ ページトップへ