1. シーフードカレーのカロリー

まずシーフードカレーのカロリーを紹介しよう。当然だが使用する材料や調味料によってカロリーは異なるが、エビ・茹でガニ・あさりを使用したシーフードカレーのカロリーは1人前あたりで525kcalだ。食品メーカーの公式サイトに掲載されているシーフードカレーは冷凍のロールイカ・エビ・ベビー帆立を使用して作られているが、1人前あたりのカロリーは566kcalである。
また老舗レストランが販売しているレトルトのシーフードカレーのソースのみのカロリーは1人前あたり235kcalだ。さらに業務用商品を取り扱うメーカーが販売しているシーフードカレーのソース1人前あたりのカロリーは164kcalである。ほかにもレシピサイトに掲載されているシーフードカレーのカロリーを調べてみると、低いものは396kcalや415kcalなど。逆に800kcalと高カロリーなシーフードカレーもある。
あるカレーチェーン店が提供しているカレーのカロリーを調べてみると、ライスの量が普通(300g)の場合、ポークカレーが755kcal、ビーフカレーが862kcal、チキンカツカレーが1,200kcal、シーフード三昧カレーが1,339kcalだった。
2. シーフードカレーに含まれる栄養素

次に紹介するのは、シーフードカレーに含まれる栄養素だ。先述した業務用商品を取り扱うメーカーが販売するシーフードカレーのソースに含まれる主な栄養素は、タンパク質・脂質・炭水化物・食塩相当量である。ではシーフードカレーに使用されることの多い食材であるエビ・帆立貝・イカ・あさりにはどのような栄養素が含まれているのだろうか。
低脂肪で高タンパクなエビには活性酸素から身体を守り生活習慣病や老化を予防するビタミンE、コレステロールや血圧を低下させるタウリンが含まれている。帆立貝の貝柱は低脂肪で消化のよい良質なタンパク質をはじめ、エビと同じくアミノ酸の一種であるタウリンが豊富に含まれている。貝柱以外の部分には味覚を正常に保つ亜鉛のほか鉄、カリウムといったミネラル、ビタミンB2・Eも豊富に含まれている。
イカもまた、コレステロール値を低下させ、生活習慣病予防の効果が期待されるタウリンが豊富だ。ほかにも必須アミノ酸の一種であり成長や発育に欠かせないリジンという栄養素も含まれている。あさりは、卵やレバーにも多く貧血予防に有効なビタミンB12を多く含んでいる。しかし、卵やレバーと異なりコレステロールを気にせず食べられるのが特徴だ。ちなみに含有量に多少の差はあるが、あさりもはまぐりも含まれる栄養素はほぼ同じである。
3. シーフードカレーを糖質オフして食べる方法

最後に紹介するのは、シーフードカレーを糖質オフして食べる方法だ。健康維持のため糖質を意識している人が増えているようだが、シーフードカレーにはどの程度の糖質が含まれているのだろうか。先述した業務用商品を取り扱うメーカーが販売するシーフードカレーのソースに含まれる炭水化物(糖質・食物繊維)の量は1袋あたり15.8gである。同じく先述したカレーチェーン店が店舗で提供する低糖質カレーに含まれる糖質は16.0gだ。
糖質カットのポイントは食材選びにある。シーフードカレーに使用されることの多いエビ・帆立貝・イカ・あさりに含まれる糖質は比較的少ない。ごはんの量を減らすのが一番の糖質カットではあるが、白米の一部を押麦や雑穀にするだけでも違う。またシーフードカレーに野菜を加えて作る場合、定番食材の玉ねぎやにんじんよりもブロッコリーやほうれん草のような青菜類の野菜のほうが糖質量は少ないのでおすすめだ。
結論
シーフードカレーのカロリーや含まれる栄養素、糖質オフして食べる方法を紹介した。とくに糖質カットしたい場合は青菜類以外にも低カロリーで糖質の少ないきのこ類がおすすめだ。とくに低糖質なマッシュルームは大きくカットするとボリュームも出て食べごたえがある。ボリュームを落とさず糖質オフしてシーフードカレーを食べたい人におすすめの食材だ。
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