1. 鮭のホイル焼きには定番の和食を合わせる

鮭のホイル焼きの味付けはシンプルで、食材そのものの味わいを楽しめるようになっている。そのため鮭のホイル焼きと相性のよいおかずは多く、いつも作っているおかずや得意料理と組み合わせても違和感なく食べられる。それでも作るおかずを迷ってしまうならば和食を組み合わせてみよう。和食は焼き魚などの魚料理をメインにすることが多く、その組み合わせは日本人の口に非常に合う。そのため、和のおかずから1~2品選んで作ってみるのがよいだろう。
鮭のホイル焼きに煮物がおすすめな理由
鮭のホイル焼きはフライパンまたはオーブンレンジで作ることが多い。同じ調理器具を使ってもよいが、同時進行で料理を作れないこと、すぐに調理器具を洗わなければならないというデメリットがある。そのため、鍋を使って作る煮物がおすすめだ。煮物といえば、ゴロゴロ入った野菜が食欲をそそる筑前煮、ボリューム感たっぷりの厚揚げの煮物などバリエーションが豊富だ。ホイル焼きでも野菜ときのこを使っているため、野菜たっぷりの煮物を組み合わせれば、普段不足しがちな野菜をたっぷり食べることができる。鮭のホイル焼きと煮物があれば量はばっちりなのだが、余力があればミニサラダまたは和え物も作ろう。キャベツやほうれん草など緑色の食材を使って作れば、献立全体の彩りがよくなる。
2. 鮭のホイル焼き、秋の食材をふんだんに使った献立

鮭は1年を通して流通している。そのため鮭のホイル焼きは時期を選ばずに食べることができるが、旬の季節は特に食べたくなるだろう。秋に鮭のホイル焼きを作るのであれば、秋の食材をたっぷり使った献立がおすすめだ。たとえば、煮物に里芋やさつまいもを加えるだけで一気に秋らしさが出てくる。同じく秋が旬のきのこ類は、鮭と一緒にホイル焼きにし、里芋の煮っころがしやさつまいもの煮物を1品作れば、秋の味覚たっぷりの献立の完成だ。煮物が里芋またはさつまいもだけではさみしい場合は、鮭のホイル焼きのほうに野菜やきのこをたっぷり入れるようにしよう。
ソテーやサラダもおすすめ
里芋やさつまいもの料理といえば煮物が真っ先に思い浮かぶが、それ以外の調理法もある。とくにさつまいもは、薄めにスライスして玉ねぎなどの食材と一緒にソテーにするのもおすすめだ。ソテーを作るときは鮭のホイル焼きをオーブンレンジで作れば、調理器具が被らず同時進行で作ることができる。また、里芋やさつまいもを粗くつぶしてポテトサラダ風にするのも面白い。芋とマヨネーズの組み合わせは重く感じてしまうかもしれないが、鮭のホイル焼きがあっさりとしているため、サラダのこってりとした味わいは意外にもアクセントになる。
3. 鮭のホイル焼き単品の場合はごはんを工夫しよう

おかずを鮭のホイル焼きだけにするときには、ごはんを炊き込みごはんにするなど、工夫してみてはいかがだろうか。
栗ご飯やさつまいもご飯がおすすめ
秋定番の炊き込みごはんなら、栗ごはんやさつまいもごはんがおすすめ。炊き込みごはんといえば醤油やみりんなどで味付けをするが、栗とさつまいもは甘みが強いため塩味をつけるだけで十分だ。栗ごはんやさつまいもごはんは単品でも食べごたえがあるうえに、栗やさつまいもの黄色がアクセントとなって食欲をそそる。そのため、栗ごはんまたはさつまいもごはんに鮭のホイル焼き、そこに味噌汁が加われば立派な1食となる。
結論
食材の持ち味を活かせる鮭のホイル焼きは、単品でも十分に食べごたえがあるが、煮物などの和食と組みわせると全体のバランスがよくなる。煮物にもたくさん種類があるので、せっかくなら秋が旬の食材、里芋やさつまいもを使ってみるのもおすすめだ。
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