1. バター餅ってどんな食べ物?

バター餅は秋田の名産で、餅にバターや砂糖などを加えて作られている。バターのよい香りとほんのりとした甘みで、子どものおやつにもピッタリな味わいだ。普通の餅のように冷めても硬くなりにくく、焼かずにそのまま食べられるのが特徴。そのまま食べてももっちりとした柔らかさで、大福の皮のような食感をしている。甘みはそれほど強くはなく、どこか懐かしいような優しい味わいが人気である。秋田ではスーパーや土産店、道の駅などでよく売られているので訪れた際はぜひチェックしてみよう。通販で購入できるサイトもあるので、手軽に購入したい人はあわせてチェックしてみてほしい。
2. バター餅の食感と美味しさの秘密

バター餅に使われている材料は餅米・砂糖・塩・バター・卵・片栗粉など。餅米の代わりに小麦粉を使えばお菓子が作れそうな材料だ。砂糖やバターを加えることで独特の香りや甘み、食感が生み出されているのが特徴。普通の餅は冷めると固くなり、再度加熱しないと食べられない。しかし、バター餅の場合は混ぜものが多いため常に柔らかい状態が保たれており、そのままでも美味しく食べられるのだ。バターが入っているのでほんのり黄色いのも特徴のひとつ。和菓子のような感覚でパクパクといくつでも食べられてしまう。
3. 切り餅を使ってバター餅を作ろう

秋田名物のバター餅だが、じつは自宅でも簡単に作ることができる。自宅で作る場合は餅米を蒸すのではなく、切り餅を使って作るのが手軽でおすすめだ。切り餅は小さめにカットしてレンジで柔らかくし、バターや砂糖などを加えてよく混ぜる。片栗粉をまぶして冷まし、カットすれば完成だ。バターは有塩のものを使うか、無塩ならひとつまみの塩を加えて作るのがおすすめ。塩を少し入れることで甘みが引き立ち、より美味しくなる。切り餅はカットせずに加熱してしまうと、ムラが出て上手く仕上がらない可能性があるので注意しよう。また、餅が硬くなって材料が混ぜにくいときは、再度レンジで加熱しながら作るとよい。作ったバター餅はその日のうちに食べるのがおすすめだ。
4. バター餅のアレンジレシピ

バター餅はそのまま食べてももちろん美味しいが、ほかの料理にアレンジすることもできる。たとえばおしるこの餅をバター餅にして作ると、あんことバターの相性がバツグンの美味しいものとなる。軽く焼くか温めたバター餅に、あんこをのせて食べるのもおすすめ。普通のあんこ餅とは一味違った美味しさが楽しめる。あんこだけでなく、きな粉やみたらしのタレを絡めて食べてみるのもよいだろう。まずはそのまま食べてバター餅の美味しさを存分に味わい、飽きたらいろいろなアレンジを試してみよう。自分で作ったバター餅と、本場のバター餅を食べ比べてみるのも面白そうだ。
結論
バター餅は秋田の名物として人気の食べ物だが、食べたことがない人も多いだろう。また、秋田までは遠くて行けない人もいるはずだ。そんな人は、ぜひ自宅で手作りのバター餅を作ってみよう。材料さえ揃えれば簡単に作ることができる。お正月に余った切り餅を消費するのにも役立つだろう。
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