1. 生キャベツで作るサラダ・浅漬けなどの副菜
生でも食べられるキャベツは、火を通さずサラダや浅漬けにすると美味しい。とくに春キャベツが手に入ったら、ぜひ生で食べる副菜を作りたい。手っ取り早く副菜を作りたい場合はサラダがおすすめだ。また浅漬けは、寝かす時間は必要だが簡単に作れるので常備菜として人気である。いずれも、いくつかバリエーションをおさえておけば飽きずに楽しめるだろう。
■キャベツのサラダ
シャキシャキとした食感のキャベツは切り方やほかの食材との組み合わせ方、味付けを変えればサラダだけでもかなりのバリエーションがある。
- コールスロー...千切りかみじん切りにしたキャベツと人参をマヨネーズなどで和える。
- ツナとキャベツのサラダ...千切りやざく切りなどにしたキャベツをツナと和える。
- やみつきキャベツ...ざく切り(ちぎってもよい)のキャベツにごま油と塩こしょうをかける。
- キャベツとディップ...大きく切ったキャベツを味噌やマヨネーズのディップで食べる。
- 千切りキャベツ...キュウリやトマトなどと合わせて好みのドレッシングで。
■キャベツの浅漬け
浅漬けにもさまざまな種類がある。密閉袋にキャベツと調味料を入れてもみ込んで冷蔵庫で寝かせるだけという簡単さも嬉しい。
- 定番和風浅漬け...塩、砂糖、酢で味付けが定番だが、柚子を加えると美味しい。
- 塩昆布浅漬け...やみつキャベツの浅漬けバージョン。ごま油を加えるのもおすすめ。
- キムチ風キャベツ...キムチの素で浅漬けするだけ。
- ザワークラウト風浅漬け...ドイツ版キャベツの酢漬け。ワインビネガーで漬けるとよい。
2. 焼く・炒めるキャベツの副菜
キャベツは加熱するとかさが減り、たくさん食べることができる。フライパンでサッと炒めるとシャキシャキの食感が残りやすく、オーブンでじっくり焼くと甘みが出てしっとりする。好みの調理法で副菜を作ってみよう。
■野菜炒め
キャベツに青菜や人参を加えてサッと炒めて味付けするだけの簡単副菜。献立に野菜を追加したいときにおすすめだ。味付けは塩こしょうやしょうゆのほか、鶏ガラスープの素を使えば中華風に、カレー粉を加えてカレー風味にするなどアレンジもしやすい。肉や魚介類を加えれば主菜にもなる。
■お好み焼き風
千切りかみじん切りのキャベツ、人参、たまねぎに小麦粉と豆乳、塩を加えて混ぜた生地を作る。ごま油を敷いたフライパンに一口大ずつ生地を流し入れ両面をこんがり焼く。キャベツなどの野菜の甘みが出て食べやすく、子どものおやつにもおすすめだ。
■オーブン焼きやグリル
大きめに切ったキャベツをグリルで焼くだけでも美味しい。また、ベーコンを挟んでミルフィーユ風にしたりチーズをかけたりしてからオーブンで焼くのも絶品である。
3. 蒸しキャベツで作る副菜
キャベツは蒸し野菜にするとやわらかくなり甘みも引き出される。蒸しキャベツにする場合は、電子レンジ調理が手軽でおすすめだ。
■キャベツとひき肉の蒸し物
ざく切りにしたキャベツと鶏ひき肉を耐熱容器に入れて電子レンジで加熱。キャベツから出た水気をきってから、ひき肉をほぐし好みの調味料で和えれば完成だ。
■袋のまま加熱!簡単蒸しキャベツ
耐熱袋にざく切りにしたキャベツと好みの調味料を入れ、少し口を開けたまま電子レンジで加熱する。600Wで2分、袋を裏返してさらに2分が目安。冷めるまで放置しているうちにキャベツがしんなりする。調味料はめんつゆやカレー粉、塩こしょうなどを組み合わせるのがおすすめ。余熱があるうちにバターを加えるとより美味しい。
結論
キャベツをメインにした副菜には、意外とさまざまな種類がある。ほかの食材を組み合わせてももちろんよいが、キャベツのみで作っても美味しい副菜はいくらでもあるのだ。時間のないときは生のままや電子レンジ調理がおすすめだ。ぜひキャベツを常備してさまざまな食べ方を楽しもう。
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