1. 自家製バジルソースを冷蔵保存する場合

市販のバジルソースは、当然長期保存に耐えるように保存料が含まれている。バジルソースを使った料理を好む人も、多くはこうした市販のものを使用することが多いだろう。しかし、自家製のバジルソースはそのフレッシュな味わいと色合いにおいて一頭地を抜いている。はりきって多めに作ってしまったバジルソース、どのように保存すればよいのであろうか。
作ってすぐ消費、これがベスト!
バジルソースの消費法として最善の方法は、作ってすぐに消費してしまうことである。言わずもがなのことであるが、4人分のパスタを料理するとしてそれに必要なバジルの葉は50~80g、ベランダ栽培のバジルの葉を使うとなるとかなり大量の葉を要する。また、自家製バジルソースには保存料などは含まれない。そのため、1回に食するために必要な量だけのバジルソースをそのたびに作るというのがベストなのである。
バジルソースを冷蔵保存する場合は
とはいえ、バジルソースが余ってしまった場合は冷蔵保存が可能である。冷蔵保存の場合は、1週間ほどが最大保存日数である。口の広いガラスの瓶にバジルソースを入れ、上部はオリーブオイルでカバーすると酸化やカビを防ぐことができる。ガラス瓶に入れたバジルソースは、1回で使いきれない場合は瓶の口の部分を常に清潔に保ち、使用ごとにオリーブオイルで上部をカバーしよう。
2. バジルソースを冷凍保存する場合は?

バジルソースは、冷蔵であれば1週間ほど保存できる。それよりも長期の保存となると、必然的に冷凍する必要が出てくる。バジルソースの冷凍保存には、どんなコツがあるのであろうか。
フリーザーパックを使用する
バジルソースは冷凍保存が可能である。できあがったバジルソースの冷凍保存をする際に最も簡単なのは、フリーザーパックを使用する方法である。バジルソースが冷めたら、間を置かず冷凍するのがコツである。解凍後は、すぐに消費することが望ましい。
シリコンの製氷皿を使って
また、解凍後に使用する量が決まっていない場合は、シリコンの製氷皿が役に立つ。できあがったバジルソースを、シリコンの製氷皿に入れて冷凍する。できあがった氷型のバジルソースを型から取り出して、冷凍に適したビニールに入れて保存しておく。こうすれば、必要な量だけ解凍して使用できるのである。バジルソースを冷凍した場合、保存可能な期間はおよそ2ヶ月とされている。また、解凍する場合はレンジなどは使用しないほうが美味しさは保たれる。
パルメザンチーズは解凍後に追加する
また、バジルソースを冷凍保存するうえで重要なのは、パルメザンチーズを解凍後に加えることである。バジルソースに必須のチーズの風味を保つためには、冷凍は避けたほうがよいからである。
3. バジルソースを真空状態で保存する方法

冷凍保存をするとどうしても風味が落ちる気がする、という人のためには真空状態での保存をおすすめする。
バジルソースを真空状態で保存するために必要なのは、煮沸消毒したガラスの瓶である。しっかり乾燥した瓶の中にバジルソースを入れてふたを閉め、水を入れた鍋に瓶を入れ、最低でも20分火を入れる。鍋からあげた瓶は、さかさまにして冷ます。冷めた瓶を冷暗所に保管するという方法である。真空の保存方法ならば、バジルソースも数ヶ月は保存が可能となる。
バジルソースを真空状態で保存するために必要なのは、煮沸消毒したガラスの瓶である。しっかり乾燥した瓶の中にバジルソースを入れてふたを閉め、水を入れた鍋に瓶を入れ、最低でも20分火を入れる。鍋からあげた瓶は、さかさまにして冷ます。冷めた瓶を冷暗所に保管するという方法である。真空の保存方法ならば、バジルソースも数ヶ月は保存が可能となる。
結論
市販のものとは比べ物にならないほど鮮やかな緑のバジルソースは、パスタだけではなくさまざまな料理に応用可能である。バジルソースは1回で使いきることが望ましいが、たくさん作りすぎてしまった場合には状況に応じて上手に保管し、最後まで美味しく食べきってほしい。
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