1. 春キャベツの旬や種類は?
春キャベツという名の通り、春に旬を迎えることは想像できる。では具体的に、春キャベツが最も多く出回るのは何月頃なのだろうか。
春キャベツの旬は3~5月
春キャベツは、秋に種を蒔き、春に収穫を迎える。早いと2月下旬から店頭に並び始め、3月には八百屋やスーパーで気軽に購入できるほど多く並べられる。少しずつ数は減るが5月の中旬くらいまでは入手でき、5月末には姿を消すといった具合である。つまり、春キャベツの入手しやすい時期は、3~5月(春から初夏)にかけてということだ。
春キャベツは春玉という種類
キャベツにはさまざまな種類があるが、最もよく出回るのは冬キャベツと呼ばれる寒玉というもの。それに対し春キャベツは春玉という種類である。冬キャベツに比べて巻き(結球)がゆるく葉がやわらかいのが特徴だ。新キャベツとも呼ばれ春の味覚として人気を集めている。
2. 春キャベツ×サラダの美味しい食べ方
春キャベツは生で食べても美味しく、サラダにぴったりだ。一般的なキャベツよりもやわらかいのでほかの食材やドレッシングとなじみやすい。さまざまなサラダに使えるため、いくつかレパートリーを覚えておくとよいだろう。
コールスロー
キャベツを使ったサラダといえばコールスローが定番。春キャベツを使えばより食べやすくなる。やわらかいためざく切りでもよい。コーンや人参、ハムなどと和えるのがおすすめだ。
シーザーサラダ
ロメインレタスで作るのが一般的なシーザーサラダを、春キャベツで作ってみよう。電子レンジで軽く加熱してから炒めたベーコンと合わせる。
浅漬け風サラダ
春キャベツとキュウリを塩もみし、塩昆布で和えると浅漬け風の和風サラダに。刻んだしょうがを加えるとよりさわやかな風味を楽しめる。
グリルサラダ
生でも美味しい春キャベツだが、さっと火を通すとより甘みが引き立つ。鶏肉やベーコンなどと一緒に焦げ目がつくくらいグリルしてから、サラダにするのもおすすめな食べ方だ。
3. 春キャベツ×パスタの美味しい食べ方
春キャベツはパスタとの相性もよい。加熱しすぎないほうが美味しい春キャベツは、さっと茹でるか炒める程度に留めておきたい。そこでおすすめなのがオイルパスタだ。
春キャベツとアンチョビのパスタ
独特の風味なアンチョビにクセのない春キャベツを組み合わせる。アンチョビにしっかり塩気があるため味付けの必要もなく簡単に作れる。
春キャベツと桜エビのパスタ
同じく旬の食材である桜エビを使えば春らしいパスタに。エビの旨みを引き立たせるために味付けは塩かしょうゆでシンプルに仕上げよう。
春キャベツとベーコンのペペロンチーノ
カリッと炒めたニンニクとベーコンに、春キャベツを加えればマイルドに。ベーコンのピンク色と春キャベツの黄緑色が美しい。
4. 春キャベツ×豚肉の美味しい食べ方
キャベツと豚肉は相性がよいことで知られている。春キャベツをおかずに使う際には豚肉を組み合わせることで栄養もボリュームもある一品に仕上がるはずだ。
ロールキャベツ
手間はかかるが春キャベツで作るロールキャベツは絶品だ。豚ひき肉とたまねぎがあれば作れるのでチャレンジしてみよう。
豚肉と春キャベツの炒め物
手軽に作れる炒め物は、さまざまな味付けができるため飽きない。しょうゆ炒めやみそ炒め、オイスターソース炒めなどがおすすめ。また、塩こしょうのみでも春キャベツの甘みがあるため十分美味しい。
しょうが焼きに千切りキャベツ
生でも美味しい春キャベツは、千切りにしてむしゃむしゃ食べるのもよい。たとえば豚肉のしょうが焼きの付け合わせにすれば、ごはんの食べ過ぎも防ぐことができるだろう。
結論
春キャベツは生でも焼いても茹でても美味しく、さまざまな食べ方を楽しむことができるのが魅力である。旬の3~5月には近くのスーパーなどでも入手することができるため、サラダやパスタ、おかずなど調理法や味付けを変えながら楽しんでほしい。