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オーガニックとは?国内と海外のオーガニックマークの違い

オーガニックとは?国内と海外のオーガニックマークの違い

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2020年5月 5日

オーガニックは、ひとつの食の選択肢やムーブメントにとどまらず、地球全体で考えるべき課題になりつつある。というのもオーガニックな食品や商品の裏側には、地球の資源や環境が潜んでいるのだ。今回は国内と海外のオーガニックマークの意味するものをリサーチしながら、オーガニックの実態に迫っていきたい。

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1. オーガニックとは

オーガニックとは、有機を意味する言葉で、化学肥料や農薬に頼ることなく、自然の営みの中でよりナチュラルに育てた農作物、畜産物、そしてそれらを加工した商品につけられる名称である。

国際的な規模で有機農業を推進している国際有機農業運動連盟、通称IFOAMが掲げるオーガニックの原則は4項目。
◎生態系
◎健康
◎公正
◎配慮
食物だけにとどまらず、添加物などをできる限り減らし、アレルギーのない生活を送ることや、児童労働や植民地栽培などを解消し、健全な社会へと導くことなどもオーガニックのひとつだと考えられている。オーガニックと聞くと食だけのイメージを抱きがちだが、その背景には環境を保護することになる要因が数多く潜んでいる。そう考えると地球全体規模の営みとも言えそうだ。

2. 国内のオーガニックマーク

そもそもオーガニックマークはある一定の基準を満たしたものに記載することのできるもの。世界各国に多くの認証機関が存在し、それぞれ独自の指標をもっている。

日本の有機JASマーク

国内のオーガニックマークは、有機JASマークと呼ばれている。葉っぱとJASのロゴを組み合わせたマークでオーガニックイメージの強いグリーンで描かれている。国連の定めた基準に基づき、有機JAS法が制定されたのは2000年。農林水産省の有機登録認定機関が審査、第三者認証として認定したものだけに、マークをつけることが許される。主に食品がメインで、農産物、畜産物、加工食品などにカテゴライズされる。

輸入品の有機JAS表示

海外からの輸入品にも有機JAS表示がなされている場合がある。これは日本と同じ水準で有機=オーガニックを審査する制度がある国で、認定を受けたもの。アメリカやフランス、ニュージーランドをはじめ、限られた国のみでこの段階が踏める。認定を受けていない国の場合は、JASの検査員を派遣し、認定をする必要がある。

3. 海外のオーガニックマーク

アメリカのUSDAマーク

アメリカ農務省(USDA)が管理するNOP(National Organic Program)は、日本の有機JAS規格よりさらに厳格なもの。使用可能な物質、逆に使用不可の化学肥料や農薬が細かく定められている。オーガニックの割合にも言及しており、100%や95%など、具体的な数字まで表示がなされる。有機原料95%以上でないとUSDAマークは取得できず、最終的にパッケージにオーガニックを記載することができない。成分表示内にオーガニック原料を記載することは可能だ。

EUのユーロリーフ

ユーロリーフは、欧州委員会の農業農村開発総局の管轄。こちらも原料の95%以上がオーガニックである必要がある。ただ、EU下にはさらに国ごとに独自の検査機関を設けている場合がほとんど。代表的なものは、フランスのエコセールやドイツのBioマークなどである。とくにフランスのエコセールは世界最大の国際有機認証機関とされ、世界基準の制度を率いているとも言える。

結論

オーガニックマークは、認証機関によって規定がさまざま。海外にも多くの認証機関があり、1つではなくいくつもの認証を受けているものも存在する。オーガニックな暮らしは、人々の健康だけでなく、地球環境の保護に繋がることも注目される所以。買い物の際、まずはマークをチェックしてみよう。
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