1. カリフォルニアロールとは?

カリフォルニアロール(カリフォルニア巻き)とは、1960年代にアメリカで誕生したといわれている巻き寿司のこと。日本で食べられている一般的な巻き寿司と異なり、海苔が内側になるように巻く裏巻きで作られているのが特徴だ。また、具材にはカニかま、アボカド、サーモン、厚焼き玉子などが使われることが多く、一番外側には白ゴマやトビコがトッピングされているのが一般的である。
2. カリフォルニアロールの基本的な作り方

カリフォルニアロールは少し手間がかかるが、一般的な家庭でも作ることが可能だ。具材はさまざまあるが、基本的な具材は酢飯、カニかま、アボカド、マヨネーズ、焼き海苔、白ゴマ(とびこ)などとなっている。これらの具材と食品用ラップを用意したら、さっそく以下の手順で作ってみよう。
カリフォルニアロールの作り方・手順
1.ラップに焼き海苔を横向きに乗せる
2.(1)の上に具材を横向きに並べる
3.ラップを手前からきつめに巻く
4.新しいラップに酢飯を広げて乗せる
5.(3)の具材を乗せて手前からきつめに巻く
6.巻き寿司の表面に白ゴマをまぶしたら完成
2.(1)の上に具材を横向きに並べる
3.ラップを手前からきつめに巻く
4.新しいラップに酢飯を広げて乗せる
5.(3)の具材を乗せて手前からきつめに巻く
6.巻き寿司の表面に白ゴマをまぶしたら完成
3. カリフォルニアロールのアレンジアイデア

アメリカ発祥のカリフォルニアロールだが、現在では日本でもお馴染みの巻き寿司の一つとなっている。特に、家族連れに人気の回転寿司にもラインアップされていることも多い。また、定番のアボカドやカニ以外にも、以下のようにさまざまな具材のカリフォルニアロールが楽しまれている。
その1.サーモンのカリフォルニアロール
カリフォルニアロールの具材で特に人気があるのが「サーモン」だ。細長く切ったサーモンを巻いて使ったり、サーモンの刺身を外側に付けたりして楽しむことができる。アボカドなどほかの具材との相性もバツグンなので、美味しいカリフォルニアロールに仕上がる。
その2.エビフライのカリフォルニアロール
サーモンと並んで人気があるのが「エビフライ」だ。エビのプリプリ感と衣のサクサク感が美味しいだけでなく、ボリューム感があるのでホームパーティーなどにもおすすめだ。エビの下処理や揚げる作業が面倒であれば、市販のエビフライや冷凍エビフライなどを使って作るとよいだろう。
4. カリフォルニアロールに関するよくある質問

ここまで、カリフォルニアロールについて詳しく解説してきた。しかしまだ「カリフォルニアロールはいつ誕生したのか」や「なぜ海苔が内側に来るように巻かれているのか」などが気になる人もいるだろう。そこで最後に、カリフォルニアロールに関するよくある質問・疑問に回答する。
Q1.カリフォルニアロールはいつ生まれたの?
カリフォルニアロールの起源は諸説あるが、最も有力なのは1963年にアメリカ・カリフォルニア州で日本人によって作られたというもの。当時、ロサンゼルスにレストランを構えていた東京會舘の寿司職人が、同オーナーの提案を受けて考案したといわれている。のちに「カリフォルニアロール」という名前が定着し、その後はアメリカ全土で食べられるほど人気食となったといわれている。
Q2.なぜカリフォルニアロールは裏巻きなのか?
カリフォルニアロールは日本の巻き寿司とは異なり、海苔が内側になる「裏巻き(逆巻き)」という巻き方で作られている。当初はアメリカでも日本と同じ巻き寿司を提供していたが、海苔に対して馴染みがないアメリカ人たちはその海苔をはがして食べていたという。このことから、アメリカ人でも抵抗感なく海苔が食べられるよう「裏巻き」という内側に巻いて作る方法が考案されたそうだ。
結論
今では日本でも有名となったカリフォルニアロールは、1960年代にアメリカのカリフォルニア州で誕生した巻き寿司である。斬新な見た目や具材の組み合わせから外国人が生み出したものと思われがちだが、実はアメリカ人でも食べやすいよう日本人が工夫して生み出した料理である。オシャレでボリューム感もあるので、パーティーや祝い事などのときに作ってみるのもよいだろう。
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