1. カリフォルニアロールの食材の選び方
酢飯
一般的な巻き寿司の場合、ごはんは酢飯にするが、カリフォルニアロールの場合も同様である。酢は通常の料理に使用される穀物酢などのほか、まろやかな酸味が特徴の米酢などを使って作ることもできる。また、酢に塩や砂糖を混ぜたすし酢を使えば、ごはんに混ぜるだけで簡単に酢飯を作ることができる。
アボカド
カリフォルニアロールに欠かせないのがアボカドである。アボカドは表皮が黒くなり、持ったときにやや柔らかさがあるものが食べごろ。皮が緑色のものや硬いものは追熟させてから調理しよう。
カニカマ
こちらもカニフォルニアロールの定番食材。鮮やかな赤色が見ためにも映える。手ごとな価格で手に入るのもうれしいポイントだ。
胡麻・とびこ
カリフォルニアロールの特徴といえば、ごはんの表面にまぶされている胡麻やとびこなども特徴的だ。簡単に手に入れたい場合は胡麻、華やかに仕上げるならとびこを使用するなど、使い分けるといいだろう。
そのほかの食材
カリフォルニアロールに使用する食材はさまざまだ。定番のアボカドやカニカマ以外にも、レタスやきゅうり、サーモン、エビなど、好みの食材を入れてみよう。
2. カリフォルニアロールを上手に作るコツ
酢飯や具材は適度な量を
カリフォルニアロールに限らず、巻き寿司を作る際は酢飯や具の量に注意しよう。酢飯は全体的に均一になるよう、まんべんなく広げよう。具材は海苔の大きさに対して3分の1程度の幅までに収めると巻きやすくなる。
ラップでくっつき防止
ごはんが外側にくるカリフォルニアロールは巻きすに米粒がついてしまうのが難点だが、巻きすにラップを敷くことで解決できる。
まず、巻きすの上に海苔をのせ、酢飯を広げる。いったんお皿に移して巻きすにラップを敷き、今度はごはんが下になるようにして置くと、巻いたときに酢飯が外側にくるようになる。
まず、巻きすの上に海苔をのせ、酢飯を広げる。いったんお皿に移して巻きすにラップを敷き、今度はごはんが下になるようにして置くと、巻いたときに酢飯が外側にくるようになる。
ラップのままカットする
カリフォルニアロールはカットする際に形が崩れやすい。ラップの上から直接切ることで形を保ちながら上手に切ることができる。一度切るごとに濡れ布巾で包丁を拭うと、切り口が美しくカットできる。
3. カリフォルニアロールの作り方
さて、いよいよカリフォルニアロールの作り方を紹介していこう。
前述したコツさえおさえれば難しいことはない。子どもと一緒に作ってもいいだろう。
前述したコツさえおさえれば難しいことはない。子どもと一緒に作ってもいいだろう。
カリフォルニアロールの作り方
<まずは酢飯作り>
酢、砂糖、塩を混ぜてすし酢を作る。炊きたてのごはんにすし酢を加え、うちわで扇ぎながらきるように手早く混ぜ、濡れ布巾などをかぶせて冷ましておく。
<具材の下準備>
アボカドは皮をむいて種を取り除いたあと、スライスする。レタスなどはちぎっておく。カニカマは食べやすい太さにさいておく。
<巻いていく>
巻きすに海苔をのせ、酢飯を広げる。胡麻またはとびこを均一に散らす。いったん皿に移したあと巻きすにラップを敷いて、ごはんが下になるようにひっくり返して置く。
手前数cm空け、具材を均一にのせてマヨネーズを絞り、手前からひと巻きして軽く押さえたら、そのままくるくると巻いていき、最後に形を整えながら押さえる。その際、押さえすぎると食感が悪くなるので注意する。全体がなじむよう少し落ち着かせたら、ラップの上からカットして皿に盛り付ける。
手前数cm空け、具材を均一にのせてマヨネーズを絞り、手前からひと巻きして軽く押さえたら、そのままくるくると巻いていき、最後に形を整えながら押さえる。その際、押さえすぎると食感が悪くなるので注意する。全体がなじむよう少し落ち着かせたら、ラップの上からカットして皿に盛り付ける。
4. カリフォルニアロールのカロリー
カリフォルニアロールのカロリーは600kcal程度
カリフォルニアロール1本あたりのカロリーはおよそ600kcal程度である。使用する食材などによっても前後するので、気になる場合は具材を工夫しよう。
カリフォルニアロールのほかに主菜や副菜を合わせる場合は、2分の1本程度にしておくとよい。
カリフォルニアロールのほかに主菜や副菜を合わせる場合は、2分の1本程度にしておくとよい。
カロリーオフする方法
カリフォルニアロールのカロリーを抑えたい場合は、酢飯に出汁をきかせて砂糖を控えめにしたり、低カロリーのマヨネーズを使用したりするとよい。また、定番食材のアボカドは比較的カロリーが高いため、使用量を抑え、代わりにキュウリやレタスなどを入れるといいだろう。
結論
カリフォルニアロールの作り方やコツについて紹介した。一見難しそうに見えるカリフォルニアロールだが、使用する食材は手に入りやすいものばかりである。また、ラップを使えば巻きすに米粒がついたり、カットする際に形が崩れたりすることも防げるため、より作りやすくなる。ぜひ一度試してみてはいかがだろうか。
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