1. おにぎらずの基本の作り方や包み方のコツ
おにぎらずの基本的な作り方やコツ、注意点を説明しよう。
海苔に具をのせる
ラップの上に、ひし形になるように海苔を置き、中央に正方形をイメージしながら、ごはん・具材・ごはんの順で重ねる。ごはんや具が多すぎると、海苔で包みきれないのでのせる量には注意が必要だ。
海苔で包む
折り紙のように海苔の四隅を中央に重ねるように折り、ごはんを包む。さらにラップで包み、海苔とごはんがなじむまで置く。海苔を袋から取り出してすぐに包むと、海苔がパリパリと破れることがあるので、しんなりするまで少し待つのが作り方のコツだ。
カットする
海苔と具をなじませたおにぎらずの中央でカットすれば、キレイな断面があらわれる。海苔で包んだあとは、おにぎらずの具がどの方向に入っているのかわからなくなる。マスキングテープなどでカットする方向に印を付けて、キレイな断面に仕上げるのが作り方のポイントだ。
2. タッパーを使ったおにぎらずの作り方
もっと簡単かつキレイに、おにぎらずの具を包む作り方がある。おにぎらずを作るとき、具を何種類か入れようとすると、うまく重ねられない場合がある。慣れるまでは、タッパーを使用する作り方がおすすめだ。海苔の大きさに合わせて、具材の大きさに合わせた四角いタッパーを選ぶ。
取り出しやすいように、タッパーにラップを敷いて、おにぎらずの基本の作り方と同じように、ごはん・具・ごはんの順で詰める。ラップで包み、少し押し固める。タッパーからラップごと取り出し、ラップをはずして具を海苔の中央に置いて包めば完成だ。
3. お弁当におすすめ!定番おにぎらずの作り方
おにぎらずの作り方は簡単なので、子どもと一緒に作ることができる。具材を選んだり作り方を教えたり、親子で楽しみながら食育が可能だ。おにぎらず弁当イチオシの具と、お弁当に入れるときの注意点を紹介しよう。
子どもが喜ぶおすすめの具材
子どもが好きな具材といえば肉だ。焼肉のタレでしっかりと味付けをした肉に、ほうれん草やレタス、人参などの野菜を合わせると、おにぎらずひとつでもかなりのボリュームになる。甘辛い味付けは子どもが喜ぶこと間違いなしだ。ほかにも、手軽で美味しい定番のツナマヨネーズや、塩気のあるスパムと相性がバツグンの卵やチーズの組み合わせも、子どもにおすすめの具材である。
お弁当に入れるときの注意点
おにぎらずにレタスなどの生野菜を入れると食感に変化があり、おすすめの具なのだが、夏場の暑い時期には注意が必要だ。野菜に含まれる水分が細菌を繁殖させることがあるため、加熱した野菜に変更するのがベターだ。また、卵は半熟も美味しいが傷みやすいため、お弁当に入れる場合はしっかり加熱し、暑い時期は避けたほうがよい。
どの具材でも注意してもらいたいのが、素手で具を触らないことだ。キレイに手洗いをしていても目に見えない菌が残っていることがある。具は、菜箸やスプーンなどでのせ、菌が付着しないよう衛生面には注意してもらいたい。
4. 離乳食向けのおにぎらずの作り方
赤ちゃんの離乳食がすすみ、手づかみで食べはじめる9ヶ月頃は、おにぎりも定番のメニューになる。しかし、手の力の調節が難しい赤ちゃんには、通常の三角おにぎりだとつぶれて持ちづらく、海苔が大きいままだとのどに詰まることもあり、食べにくい形なのだ。おにぎらずの作り方を応用すれば、赤ちゃんにピッタリの離乳食になる。
赤ちゃん用おにぎらずの作り方を説明しよう。まず海苔にごはんをのせ、さらに上から海苔を重ねて、海苔とごはんがなじむまで待つ。キッチンばさみで食べやすい大きさにカットすれば、もう赤ちゃん用おにぎらずの完成だ。作り方は驚くほど簡単だが、のどに海苔が詰まる危険も軽減できる調理法なので、ぜひ試してみてほしい。
結論
おにぎらずは、作り方が簡単なのに具のバリエーションが広く、サンドイッチのように断面がキレイで、お弁当に詰めると華やかさが増す。作り方のポイントさえおさえておけば、小腹がすいたときにもサッと完成するので、おにぎらずをレパートリーのひとつとして取り入れて損はないのだ。ぜひ一度、今回のおにぎらずの作り方を参考にチャレンジしてみてはいかがだろうか。
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