1. おせんべいの基本的な作り方

おせんべいの作り方は地域やお店によって違いがある。そこで、まずは全国米菓工業組合の「おせんべいが出来るまで」のページを参考に(※1)、基本的なおせんべいの作り方を確認しよう。なお、基本のおせんべいに必要な材料はもち米ではなく、「うるち米(一般的なお米のこと)」である。
おせんべいの基本的な作り方・手順
1.製粉:うるち米を石臼で丁寧にひく
2.練り:製粉とお湯を混ぜ合わせて練る
3.蒸かし:棒状にしてせいろで蒸かす
4.つき:蒸した練り玉をきぬで搗く
5.のばし:のばしたシンコを円形にくりぬく
6.乾燥:乾燥庫でおせんべいを乾燥させる
7.焼き:おせんべいをこんがりを焼く
8.醤油付け:熱いうちに醤油ベースのタレを塗る
9.乾燥させたらおせんべいの出来上がり
2.練り:製粉とお湯を混ぜ合わせて練る
3.蒸かし:棒状にしてせいろで蒸かす
4.つき:蒸した練り玉をきぬで搗く
5.のばし:のばしたシンコを円形にくりぬく
6.乾燥:乾燥庫でおせんべいを乾燥させる
7.焼き:おせんべいをこんがりを焼く
8.醤油付け:熱いうちに醤油ベースのタレを塗る
9.乾燥させたらおせんべいの出来上がり
2. 残りご飯を使ったおせんべいの作り方

前述のとおり、本格的なおせんべいは手間をかけて丁寧に作られている。しかし、余ったご飯を使って自家製おせんべいを作ることが可能だ。以下に、残りご飯を使ったおせんべいの作り方を紹介する。
ご飯を使ったおせんべいの作り方・手順
1.残りご飯と醤油をよく混ぜあわせておく
2.クッキングシートの上に醤油ご飯を乗せる
3.クッキングシートを乗せて、麺棒で平らに伸ばす
4.(2)を600Wの電子レンジで2~3分程度加熱する
5.裏返してから電子レンジで1~2分程度加熱する
6.30秒ずつ追加で加熱しながらパリパリに仕上げる
※適当な大きさにカットしてから食べるとよい
2.クッキングシートの上に醤油ご飯を乗せる
3.クッキングシートを乗せて、麺棒で平らに伸ばす
4.(2)を600Wの電子レンジで2~3分程度加熱する
5.裏返してから電子レンジで1~2分程度加熱する
6.30秒ずつ追加で加熱しながらパリパリに仕上げる
※適当な大きさにカットしてから食べるとよい
おせんべいの美味しいアレンジアイデア
前述の作り方では「ご飯+醤油」の組み合わせであったが、例えば、桜えび、青のり、ごま、カレー粉などをプラスするのもおすすめだ。これだけで食材の豊かな香りが楽しめるようになる。これらの具材や調味料をプラスする際は、最初に段階でしっかりと混ぜ合わせるのがポイントとなっている。
3. 自宅でできるいろいろなおせんべいの作り方

せんべいは残りご飯を使って作るのが簡単だが、上新粉(米粉)や片栗粉などを使っても作ることが可能だ。以下では、これらの食材を使った自宅でできるせんべいの作り方を紹介する。
その1.上新粉を使ったおせんべいの作り方・手順
1.上新粉にお湯を加えてスプーンで混ぜる
2.ある程度熱が取れたら手でよくこねる
3.生地をピンポン玉の大きさに丸める
4.蒸し器に入れて20~30分程度蒸す
5.蒸した生地をすべて麺棒でよくつく
6.ある程度熱が取れたら手でよくこねる
7.生地をピンポン玉の大きさに丸める
8.麺棒で3mm程度の厚みになるよう伸ばす
9.3~5日ほど天日干しにして乾燥させる
10.オーブントースターでこんがりと焼く
11.熱いうちに醤油タレを塗ったら完成
2.ある程度熱が取れたら手でよくこねる
3.生地をピンポン玉の大きさに丸める
4.蒸し器に入れて20~30分程度蒸す
5.蒸した生地をすべて麺棒でよくつく
6.ある程度熱が取れたら手でよくこねる
7.生地をピンポン玉の大きさに丸める
8.麺棒で3mm程度の厚みになるよう伸ばす
9.3~5日ほど天日干しにして乾燥させる
10.オーブントースターでこんがりと焼く
11.熱いうちに醤油タレを塗ったら完成
その2.片栗粉を使ったおせんべいの作り方・手順
1.ボウルに片栗粉・水・塩を入れて混ぜる
※お好みで桜エビなどを混ぜるのがおすすめ
2.天板の上にクッキングシートを敷いておく
3.スプーンを使い(2)の上に(1)を落とす
4.オーブントースターで焼いたら完成
※お好みで桜エビなどを混ぜるのがおすすめ
2.天板の上にクッキングシートを敷いておく
3.スプーンを使い(2)の上に(1)を落とす
4.オーブントースターで焼いたら完成
4. おせんべいをパリッと保存する方法

手作りおせんべいを保存する際は、高温多湿や直射日光などを避ける必要がある。特に、湿気が多い場所に置いておくと、カリッとした食感が損なわれてしまう可能性が高い。そこで手作りおせんべいを保存する際は、乾燥している冷蔵庫や冷凍庫に入れておくのがおすすめ。せんべいを保存袋に入れてからしっかりと空気を抜き、それから冷蔵庫や冷凍庫に入れて保存しよう。
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結論
おせんべいの作り方はさまざまあり、残りご飯を使っても作ることが可能だ。また、作り方は非常に簡単で、具材や調味料を加えるだけでアレンジも楽しめる。ほかにも上新粉や片栗粉といった粉物でも作れるので、もし出来立てのおせんべいを楽しみたいなら手作りしてみよう。
(参考文献)
- ※1:全国米菓工業組合「あられ・おせんべいができるまで」
https://www.arare-osenbei.jp/make/#Osenbei