1. 白だしうどんの基本的な作り方

白だしを使うだけで、透明なのにしっかりだしがきいた店のようなうどんを簡単に作ることができる。基本の白だしを使ったうどんの作り方を見てみよう。
白だしうどんの作り方・手順
白だしを使ったうどんはシンプルに作ることができる。その手順は以下のようになる。
- 鍋にたっぷりお湯を沸かしてうどんを茹でる
- うどんの水気を切って器に盛り付ける
- 鍋に水と白だしを入れて煮立たせて、好みの具材を入れてつゆを完成させる
- つゆをうどんにかけてできあがる
白だしと水の分量は、それぞれの規定量に合わせて作るか、自分好みの濃さに調節して作るといいだろう。
2. 白だしうどんのアレンジアイデア5選

白だしのうどんはさまざまな具材などをプラスしてアレンジを楽しむこともできる。たとえば、子どもが喜ぶカレーうどんも白だしうどんをベースに作ることができるし、卵を加えてボリューミーにしたり冷製でさっぱりと楽しんだりすることも可能である。さっそくそのアイデアを紹介する。
アレンジ1.白だし卵とじうどん
最も簡単にアレンジする方法として、卵とじうどんが挙げられる。白だしが煮立ったところで溶き卵を流し入れ、茹でたうどんにかけるのだ。ふわふわの卵がうどんに絡んで絶品だ。片栗粉を加えてとろみをつけたり、生姜やねぎをトッピングして食べれば身体が芯から温まる。
アレンジ2.白だし肉うどん
食べ盛りがいる家庭ならば、豚肉や鶏肉を具材として入れてみるのもおすすめだ。肉からも旨みが感じられ、つゆがさらに美味になる。肉団子にすれば子どもたちが喜ぶことうけあいである。大人用にはねぎやおろし生姜をトッピングしてアクセントをつけよう。
アレンジ3.白だしカレーうどん
カレーは、作った翌日にさらに美味しくなるという性質を有している。このカレーを活用して、白だしベースのカレーうどんを作ってみよう。残ったカレーと白だしを混ぜるだけであるが、豆乳を加えてコクを出すのも乙である。
アレンジ4.白だしぶっかけうどん
濃いめのだしで楽しむぶっかけうどんは、温かくしてほっこりと堪能できる。しかし盛夏であれば、白だしで冷製を楽しんでみたい。ぶっかけは、冷たいうどんに好みの具材をのせてからつゆをかけて食べるうどんの楽しみ方だが、その際のぶっかけのつゆはつけつゆとは違い、ほかの調味料を足さずに白だしを水で薄めて使うのがおすすめだ。濃さは使う具材や自分の好みに合わせて作り、うどんにかけて使うといいだろう。
アレンジ5.白だしざるうどん
冷たいうどんをつけつゆにつけて味わいたい時も、白だしを使うことができる。白だしでつけつゆを作る場合は、醤油を加えるのがおすすめだ。つけつゆの場合は、少し濃いめのほうが冷たいうどんによく合うので、白だしが5に対して醤油を2の割合で足してから、規定の量の水で薄めて使うのがおすすめだ。
3. うどんにおすすめの市販の白だし3選

うどんにおすすめの市販の白だしを3つ紹介しよう。それぞれのメーカーのこだわりの詰まった白だしを使って、簡単で美味しい白だしうどんを作ってみよう。
その1.キッコーマン「旨みひろがる香り白だし」
キッコーマンの同商品は、かつお節の旨みや香りを最大限に活かし、まろやかな味わいが特徴だ。使いやすさにもこだわっており、持ちやすく量の調節が簡単なボトルに入っているので、ちょっと白だしを料理に加えたい時にも重宝する。白だしうどんにする場合にも、まろやかな塩味であっさりと食べることができるのがうれしい。
その2.ヤマキ「割烹白だし」
ヤマキの割烹白だしは、良質なかつお節から抽出されたかつお一番だしが使われている。そのため、かつお節のもつ旨みや香りを最大限に感じられる白だしだ。白だしらしからぬその濃厚なだしの風味は、白だしうどん初体験の場合にも違和感なく美味を楽しめる。余分なものは加えず、これ1本で味が決まるのもメリットである。
その3.ヒガシマル醤油「京風割烹白だし」
だしのきいた料理ならなんでも使えるのが白だしだ。ヒガシマル醤油の京風割烹白だしは、かつおと昆布のだしに加えて、うるめや鯖などのだしを加えているのが特徴である。ふわっと口の中に広がる香りと風味はもちろん、絶妙なバランスで加えられたさまざまなだしによって奥の深さを実感できる。
4. 白だしうどんを作るのに役立つアイデア

白だしのうどんを調理するための、いくつかのお役立ち情報を紹介する。主役となるうどんは冷凍タイプならばレンジでもトライできるうえ、白だしがない場合は代用で調理することも可能なのである。その詳細を見てみよう。
その1.冷凍うどんを使おう
多くの冷凍うどんは、電子レンジで解凍することもできる。麺を茹でる手間がなくなるだけで負担が軽減される。とくに食事を簡単に済ませたい休日の昼食や、仕事で帰りが遅くなった時の食事には重宝するはずだ。白だしを使ったつゆだけ用意すれば、まさに時短で作ることができる。
その2.自家製白だしを作ろう
白だしが自宅にない場合には、昆布・かつお節・酒・みりん・薄口醤油などがあれば家で作ることも可能だ。また、顆粒だしを使ってシンプルに作ることもできる。自家製の白だしは、個々の嗜好で風味を変えることができるという長所もある。薄口醤油とめんつゆ、白ワインなどの組み合わせで、オリジナリティーを追求してほしい。
結論
白だしを使うことで、だしのきいた美味しいうどんつゆを作ることができる。温かいうどんはもちろん、つけつゆやぶっかけなど冷たいうどんにもよく合う。さまざまな具材やアレンジを加えることで、本格的な店のうどんの味を表現できるのも魅力だ。冷凍うどんを使って時短にしたり、自家製白だしで楽しむのも一興である。白だしを使ったうどんもぜひ、家庭の定番メニューに加えてみてほしい。
この記事もCheck!