1. 自家製白だしの作り方

白だしは、昆布・かつお節・酒・みりん・薄口醤油などがあれば家で作ることも可能だ。そこでまずは白だしの紹介も兼ねて、自家製白だしの作り方を紹介しておこう。
- 昆布を1時間~1晩程度水に浸けておく
- 鍋に(1)とかつお節を入れて火にかける
- お湯が沸騰する直前に昆布を取り出しておく
- 2分ほど煮込んでから、火を止めて30分ほど置いておく
- キッチンペーパーを敷いたザルで煮汁をこしていく
- 別の鍋に酒とみりんを入れて火にかけアルコールを飛ばす
- (6)に(5)のだし汁と薄口醤油を加えて軽く沸騰させたら完成
このように白だしはだし汁に酒・みりん・薄口醤油などを合わせることで作れる。また、作った自家製白だしは、1週間~1か月使えるので清潔な保存瓶などに入れて冷蔵保存しておこう。
2. 白だしの代用品の作り方~基本編~

顆粒だしがあれば、簡単に白だしの代用品を作れる。また、顆粒だしを使った場合には、白だしに最も近い見た目になるのもポイント。そんな顆粒だしを使った白だしの作り方は以下のとおりである。
- 鍋に酒・みりん・薄口醤油・塩を入れて火にかける
- アルコールが飛んだら、顆粒だしを入れてかき混ぜれば完成
※時間が経ち顆粒だしが沈殿したらよくかき混ぜて使おう
3. 白だしの代用品の作り方~応用編~

顆粒だしがあれば簡単に白だしが作れるが、家に顆粒だしを常備していないこともあるだろう。そのような場合には以下のようにして顆粒だしの代用品を作るようにしよう。
代用品1.麺つゆ+薄口醤油
顆粒だしがなければ、麺つゆを使うのもおすすめだ。ただし、麺つゆはやや色味が濃いので、普通の白だしよりは色味が付いてしまう。また、味は本物の白だしよりも甘みが強い。そのため、麺つゆで代用するときには、薄口醤油と合わせるのがポイントとなる。作るときには麺つゆを少なめにして薄口醤油を多めにすると白だしに近い味わいになるので試してみよう。
代用品2.水+薄口醤油+塩
顆粒だしや麺つゆもないような場合には、水+薄口醤油+塩で白だしの代用をする法もある。だしをきかせる必要がある料理では難しいが、炒め物などの隠し味として加えるくらいならこの3つを合わせるだけでも代用可能だ。水と薄口醤油をそれぞれ大さじ1ずつ合わせてから、塩で味を調えるようにしよう。
代用品3.白ワイン+醤油
白ワインと醤油を合わせて白だしの代用品を作ることも可能だ。作り方は、鍋に甘口の白ワインと醤油を入れてから、火にかけてアルコールを飛ばすだけだ。白ワインのコクと風味が醤油と合わさることで、白だしのような味わいになるという。特に海外などで白だしがなくて困っている場合には、この方法を試してみるとよいだろう。
4. 白だしの代用品の豆知識!

家に白だしがなくても例えば、納豆やたまご豆腐などがあるならそのタレを代用品として使うとも可能だ。また、時短して白だしの代用品を作りたいなら電子レンジを使うのがおすすめとなっている。そこでこのような白だしの代用品に関する豆知識についても紹介しておこう。
その1.納豆のタレでも代用可能
少し白だしを使いたいなら、納豆やたまご豆腐などのタレを使うのがおすすめだ。実はこれらのタレには醤油・砂糖・塩・昆布・かつお節など、白だしと同じような材料が使われている。そのため、自宅に納豆やたまご豆腐がある場合には、タレで代用することが可能となっている。
その2.電子レンジで作ることも可能
白だしの代用品は基本的に鍋で作ることが多いが、はやく作りたいなら電子レンジを使うのもおすすめだ。作り方は簡単で、耐熱容器に顆粒だし・みりん・酒を入れて電子レンジで1分間加熱するだけだ。一度に大量に作るのは難しいが、少量の白だしなら手早く作れるので覚えておくとよいだろう。
結論
和食をはじめ、洋食や中華料理などに使うこともある白だしは、顆粒だしや麺つゆなど家に調味料で簡単に代用することが可能だ。そのため、すぐに必要なときには今回紹介したような代用品を作ってみよう。また、時間があるなら自家製白だしで対応してみるのもいいだろう。
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