1. キャンプで作る!シュラスコの作り方:必要な食材とは?

キャンプでシュラスコを作るといっても、何が必要なのか分からない人も多いはず。作り方をチェックする前に、まずは必要な食材を見ていこう。
塊の牛肉
シュラスコで使うのは、大きな塊の牛肉。部位はモモやヒレ、イチボなど好みのものを用意すればOK。シュラスコは周りから火を通していき、焼けたところからそぎ落として食べるのでできるだけ厚みのある塊を選ぼう。ステーキ用のものよりも、ローストビーフ用などの大きなものを選ぶのがおすすめ。
調味料
牛肉に下味を付けるために、塩コショウを用意しておこう。タレを付けて食べる場合は、下味はシンプルに塩コショウがあれば十分。スパイスやハーブを使いたい人は、好みのものをプラスして用意しておくとよいだろう。
タレの材料
タレを自分で作るなら、にんにくや醤油など好みの調味料を用意しよう。オリーブオイルやワインビネガーなどを使えば、より本格的なタレも作れる。面倒な人は、市販のソースを用意すればOK。焼肉のタレやステーキのタレなど、バーベキューでも使うようなものを用意しておこう。
2. キャンプで作る!シュラスコの作り方:必要な器具とは?

必要な食材が分かったところで、次は用意する器具をチェックしていこう。作り方が分かっても、器具が揃っていなければ美味しいシュラスコは作れない。
スキュアー
スキュアーはバーベキューなどで使う鉄製の串のこと。強い火で焼き上げるシュラスコは、鉄製の串に刺さなければうまく焼けない。塊肉の大きさに合わせ、スキュアーを用意しておこう。大きな肉を刺して回転させながら焼くので、持ち手部分が持ちやすいスキュアーを選ぶのがおすすめ。
トング
トングはそぎ落とした肉を掴むのに必要。トングで掴みながら肉をそぎ落とし、皿などにうつして食べよう。
ナイフ・シュラスコボード
焼き上がったシュラスコをシュラスコボードに置き、ナイフでカットする。串に刺さったままでカットするので、ナイフは切れ味のよいものを用意しておこう。シュラスコボードはまな板のようなもので、その上に串を付き立てるようにしてナイフでカットする。
バーベキューコンロ
串に刺した肉を焼くのに必要なのがバーベキューコンロ。中に炭火を入れ、網をかけて使うタイプが使いやすいだろう。網をはずし、台に串を直接乗せて焼くのがおすすめ。そのため、串の長さよりも小さめのバーベキューコンロを選ぼう。
3. キャンプで作る!シュラスコの作り方:どうやって作るの?

必要な材料、器具が分かったところで、いよいよ作り方を見ていこう。まずは塊肉にフォークでまんべんなく穴をあけ、塩コショウで下味を付けておく。用意したスキュアーに塊肉を刺して固定し、バーベキューコンロで焼いていく。数分ごとにくるくると回しながら、全体がまんべんなく焼けるようにしよう。ある程度火が通ってきたらシュラスコボートに置き、ナイフで周りの肉をそぎ落としていく。そぎ落とした肉は、冷めないうちにタレに付けて食べよう。
周りをそぎ落としたら再度バーベキューコンロの上に置き、くるくると回しながら火を通していこう。焼いてはカットするを繰り返し、塊が小さくなるまで食べ進めていこう。最後に残った肉は火を通したあとに串からはずし、薄くカットすれば美味しく食べられる。ちなみに、スキュアーに刺すときは1つの塊肉に対して2本以上使うのがおすすめ。1本だけで刺してしまうと、回転させるときに肉自体がくるくる回ってしまって焼きにくい。
結論
キャンプではバーベキューが定番だが、シュラスコを取り入れればより雰囲気が出て楽しめる。バーベキュー用の道具を持っている人は、串やコンロを代用すればほかの道具を揃えなくても手軽にシュラスコが作れるだろう。作り方自体はとても簡単なので、ぜひチャレンジしてみてほしい。
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