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シシカバブとは?中東発祥といわれる「肉の串焼き」について解説!

シシカバブとは?中東発祥といわれる「肉の串焼き」について解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2021年11月25日

トルコ料理店やエスニック料理店などで見かけることが多い「シシカバブ(シシケバブ)」。このシシカバブとは簡単にいえば肉の串焼き料理のことであり、日本でいうところの「焼き鳥」に相当する料理である。しかし、シシカバブに使われる肉は羊肉や牛肉が多く「肉感」を豪快に楽しめるのが特徴となっている。今回は、そんなシシカバブの基本や家での作り方などについて詳しく解説する。

  

1. シシカバブとは?

シシカバブとは、中東地域(トルコなど)を中心に、アジアの広範囲で食べられている肉の串焼き料理のこと。牛肉・鶏肉など肉の種類は問わないが、イスラム圏では主に羊肉(ラム肉)が使われている。発祥はトルコとされているが、トルコでは家庭料理というよりはレストランやバーベキューなどで食べられることが多いという。また、一般的には野菜や薄焼きパンと一緒に盛り付けられる。

2. シシカバブの特徴や魅力

シシカバブは「肉の串焼き」の総称であるため、地域や家庭によって使う具材や味付けなどが異なっている。そこでここでは、特に有名なトルコのシシカバブの特徴や魅力について紹介する。

その1.さまざまな肉が楽しめる

トルコでは一般的に「クズ・シシ」と呼ばれる羊肉の串焼きが多く食べられている。しかし、クズ・シシ以外にも「ダナ・シシ(牛肉の串焼き)」や「タヴック・シシ(鶏肉の串焼き)」なども食べられている。また、シシカバブは肉の串焼きと紹介しているが、実はメカジキやサーモンなどを使った「バルック・シシ(魚の串焼き)」もある。このようにさまざまな食材の串焼きが楽しめる。

その2.羊肉を使うが臭みは少ない

一般的に羊肉というと、独特な臭いが気になってしまうことが多い。しかし、シシカバブに使われている羊肉は、ヨーグルトやオリーブオイルなどで作ったマリネ液に漬けられているため嫌な臭いを感じにくく食べやすい。そのため、羊肉が苦手な人も食べやすくなっている。もし家で羊肉のシシカバブを作る場合も、マリネ液に漬けて臭い消しを行うようにしよう。

その3.羊肉は栄養面でも優れている

シシカバブに使われることが多いが羊肉は、たんぱく質・ビタミン類・ミネラルなどが豊富で栄養面でも優れている。実際、羊肉(ラム肉)のもも肉と牛肉のもも肉の栄養価を比べてみると、羊肉は100gあたり164kcalと低カロリーなのに、たんぱく質・ビタミンB1・ビタミンB2・カリウム・リンなどの含有量は羊肉のほうが高い(※1)。この点もシシカバブの魅力の一つとなっている。

3. 簡単「ひき肉のシシカバブ」の作り方

自宅でシシカバブを作りたいなら、ひき肉(豚ひき肉など)を使うのがおすすめ。玉ねぎ・ニンニク・ショウガ・カレー粉・ナツメグ・塩コショウなどで作ったタネを使えば、簡単にシシカバブを作ることができる。これらの食材を用意したら、以下のようにしてシシカバブを作ってみよう。

ひき肉のシシカバブの作り方・手順

  • 玉ねぎをみじん切りにしておく
  • ボウルに全ての材料を入れてよく捏ねる
  • タネを細長く形成して金串を中心に刺す
  • 油を引いたフライパンで串刺し肉を焼く
  • 適宜転がして、中まで火が通ったら完成

【ひき肉のシシカバブを作るポイント】

  • しっかりと材料を練り混ぜ合わせてタネを作る
  • 金串がなければ、割り箸などでも代用できる
  • 可能であれば焼くときには魚焼きグリルを使う

4. 本場「トルコのシシカバブ」の作り方

羊肉(ラム肉)のブロック肉を用意すれば、自宅で本格的なトルコのシシカバブを楽しむことも可能だ。部位は羊肉の中では、柔らかい食感が楽しめるロース肉やもも肉などがおすすめ。もし近所の精肉店などに羊肉がない場合は、ネット通販で「羊肉(ラム肉)」を探してみよう。

羊肉のシシカバブの下ごしらえ

  • ラム塊肉:ひと口大にカットしておく
  • 玉ねぎ・ニンニク:すりおろしておく
  • マリネ液:玉ねぎ・ニンニク・ヨーグルト・オリーブオイルなどを合わせておく

羊肉のシシカバブの作り方・手順

  • 保存袋にラム肉とマリネ液を入れる
  • しっかり口を閉じてから冷蔵庫で一晩寝かせる
  • 寝かせたラム肉を取り出して金串に刺す
  • 魚焼きグリルで両面を丁寧に焼いたら完成

【羊肉のシシカバブを作るポイント】

  • マリネ液にはケチャップやスパイスを加えてもよい
  • マリネ液が付いている状態でラム肉を焼くようにする
  • 加熱時間は10~12分程度を目安にするとよい

5. シシカバブのよくある質問

ここまでシシカバブの基本について解説してきた。しかし、まだ「シシカバブの名前の由来が何か」や「ケバブなど他の料理との違いは何か」などが気になるという人もいるだろう。そこで最後にシシカバブのよくある質問・疑問に回答する。

Q1.シシカバブの名前の由来とは?

トルコ料理であるシシカバブは「シシ」にはトルコ語で「串」という意味があり、「カバブ」には古代アラブ語で「肉(ロースと肉)」という意味があるという。そのため、直訳すると肉の串焼きという意味になるそうだ。また、シシカバブはアジアの広範囲で食べられており、インドでは「ジク・カワープ」、アラビア語圏では「シーシュ・カバーブ」などと呼ばれているという。

Q2.ほかの国のシシカバブの特徴とは?

シシカバブは中東発祥の料理とされているが、インド・パキスタン・イランなどアジアの広範囲でも食べられている。インドではヒンドゥー教徒が多いため、シシカバブには羊肉・鶏肉・魚介類が使われているという。また、パキスタンやイランなどではひき肉を使ったシシカバブが多く食べられているそうだ。ほかにも地域によって、使う肉類やスパイスなどが異なっている。

Q3.ケバブやシュラスコとの違いとは?

シシカバブとよく似た料理に「ケバブ」や「シュラスコ」がある。ケバブとは中東地域における肉や魚、野菜をローストする料理の総称のことであり、シシカバブとは「串にささっていない」という点で異なる。また、シュラスコとはブラジル料理であり、岩塩で味付けした串刺し肉を炭火で長時間じっくりと焼いたものである。そのため、同じ肉の串焼きであるが、発祥地が異なっている。
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結論

シシカバブとは、中東発祥の肉の串焼き料理の総称のことである。使われる肉は羊肉であることが多いが、牛肉や鶏肉のほかに白身魚が使われることもあるという。また、地域によって味付けが違い、スパイスを使ったり使わなかったりとさまざまである。家でもひき肉を使って簡単に作ることができるので、興味があったら自宅でシシカバブ作りに挑戦してみよう。
【参考文献】
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  • 公開日:

    2020年12月 6日

  • 更新日:

    2021年11月25日

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