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初競りはマグロだけじゃない?意外と知らない高価の理由とは?

初競りはマグロだけじゃない?意外と知らない高価の理由とは?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2021年2月20日

初競りといわれ、正月の恒例行事であるマグロの初競りを思い浮かべる人も多いだろう。もちろんマグロのほかにも多くの食材の初競りが行われている。今回は、この初競りにスポットを当て、初競りとは、いったいどういうものなのか?初競りが行われる主な食材や、初競りにかけられる多くの食材が高値で取引きされる理由についてお伝えしよう。

  
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1. 初競りとは

初競りとは、その名が示す通り、その年の初めに行われる競りのこと。とくにマグロの初競りが有名で、正月の風物詩になっている。ちなみに競りとは、卸売り市場などにおいて、公開で行なわれる取引方法の一種。売り主である卸売業者が、仲卸業者および売買参加者である買い手に対して、販売価格を競争させ、最も高い金額を提示した買い手に販売するという取引方法である。
初競りの落札価格は、通常の競りよりも、金額が高値になる。中でもマグロの初競りは、尋常でないほどの高額で落札されていて、毎年ニュースになるほどである。初競りの落札価格が、なぜ高値になるのか、その理由については、後ほど詳しくお伝えしよう。

2. 初競りが行われる主な食材

初競りが行われる食材は、基本的に、卸売り市場が取り扱っているすべての食材になるが、主に、水産物、青果、枝肉に分けることができる。

水産物の初競り

水産物の種類ごとに数ヶ所に分かれて行われている。競り人の呼びかけによって、買い手が、手やりと呼ばれる、指を使って買い値や数量を示す方法で、競り人に示し、競り人は、最も高い買い値を示した買い手に、販売する。水産物の初競りの中では、マグロが最も有名である。

青果の初競り

野菜や果物の中では、旬のメロンやすいかなどの初競りが、よく知られている。初物として高値がつく傾向にある。

枝肉の初競り

枝肉とは、競りにかけられる状態の牛や豚の肉のこと。枝肉は、格付けと呼ばれる方法で、ランク分けされている。買い手は、競り値表示装置と呼ばれる機械を使って、入手したい枝肉の購買希望金額を提示する。

3. 初競りの落札価格はなぜ高値になる?

ご祝儀のため

その年の最初に行われる初競りは、ご祝儀相場とも呼ばれ、新年のお祝いの意味も込めて多くの買い手が気前よく通常の競りよりも高い値段を提示するため、それに伴って必然的に落札価格も高値になる。

初物は価値がある

その年の最初に出回る初物は、品質もよく珍しいということで価値があり、小売り価格は高くても売れるため、高値で落札しても利益を確保しやすい。

宣伝になり集客を見込める

いくら初物で価値があるといっても、たとえば、マグロの初競りのように、驚くほどの高額で落札された場合、そのマグロの小売り価格を利益に見合うように設定すれば、誰も手を出せなくなるほど高額にせざるを得なくなる。ちなみに2021年のマグロの初競りにおいて、最高価格で落札されたマグロの値段は、2084万円だった。2019年の初競りでは、3億3360万円という史上最高価格で取引された。
たとえば1人前を100g、マグロ1体の可食部を100kgとした場合、1体からおよそ1,000人前がとれることになる。マグロ1体を、3億3360万円で競り落とした場合、単純に計算して、利益などを得るためには、1人前、33,360円よりも高い小売り価格を設定する必要がある。
そのような価格設定にすることは実質不可能なため、小売りによる利益は見込めないということになるだろう。しかし、テレビのニュースや情報番組などで取り上げられることで宣伝になり、集客を見込めるため、結果的に利益につなげることができるようだ。

結論

初競りとは、いったいどんなものなのか?初競りが行われる食材や、初競りの落札価格が高値になる理由についてお伝えした。もっとも、いまは、初競りといえば、正月の風物詩になっているマグロの初競りのことを示している場合も多いようだ。それほどマグロは、初競りにおいて、際立った存在といえる。
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  • 更新日:

    2021年2月20日

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