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本当に高級品なマグロは、本マグロとマグロのどっちだ?

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年4月22日

日本人のマグロ好きは、世界でも広く知られるところ。実際、スーパーやデパートの鮮魚売り場で、マグロの占める比率はとても高い。おもに刺身や寿司など、生で食べることを好む人が多いが、近年では、火を通して食べることを想定したブロック状のものも販売されている。販売されているマグロのラベルをよく見てみると、本マグロ、マグロ、メバチマグロなどの名前が記載されているが、その違いは一体何だろうか?

1. 本マグロとマグロとは

本マグロとは

普通のマグロよりも、あたかも高級であるかのように販売されている本マグロ。実際には、本マグロという名前のマグロは存在せず、クロマグロのことを指している。クロマグロはマグロの王様の異名をとるマグロで、体長が大きいことで知られている。王様と呼ばれるゆえんは、脂身の質と多さにあり、これが特有の旨みとリッチな舌触りにつながっている。ただ、これは天然物にのみ言えることである。本マグロは養殖物も多く出回っているが、それらは天然物とは少々異なることを知っておきたい。

マグロとは

マグロは、本マグロを含む食用マグロの総称であり、ミナミマグロ・メバチマグロ・キハダマグロ・ビンチョウマグロなどが含まれる。それぞれ特徴があるが、本マグロには及ばないと日本では広く認識されている。

2. 本マグロとマグロの違い

脂質の量

前述の通り、本マグロは脂質が多く、リッチな味わいが特徴。ほかのマグロの脂質は、本マグロより質も量も劣る。もっとも本マグロに近いと言われているのがミナミマグロだが、流通量があまり多くないようで、スーパーで販売されることは少ない。

味わい

本マグロの肉質は、とてもまろやかでコクがあり、旨みが多い。マグロは回遊魚なので運動量が多く、このことが味わいにも関連している。運動量の少ない養殖物では、残念ながらここまでの旨みは感じることができない。また脂質も、やや臭みが残ることがある。その分、天然物よりはかなりリーズナブルな価格で販売されている。

価格

マグロの王様と言われるだけあって本マグロの価格は、総じてほかのマグロより高い。築地やその後継地である豊洲の初セリは、メディアで取り上げられることも多いが、ここで競り落とされるのがこの本マグロである。2019年の初競りは、なかでも超一級品として知られる大間産のもので、なんと3億3000万円を超える価格で落札された。このことからも、値段が高いことはおわかりいただけるだろう。ここまでではなくとも、天然物は一尾100万円以上するのが一般的。対して、本マグロ以外のマグロは、よりリーズナブルな価格で販売されている。

3. 本マグロとマグロ以外の種類

スーパーの常連メバチマグロ

メバチマグロは、特に関東で多く取り扱われている。あっさりとした肉質と味わいで、価格も安いので、家庭に優しいマグロと言えそうだ。そのままではもちろん、漬けにするのもおすすめ。醤油・みりん・ごま油を合わせたタレに数時間つけておくだけと簡単だが、いつもの味わいがランクアップする。

ハワイでも人気のキハダマグロ

キハダマグロは、主に関西で取引が多いと言われている。脂質が少ないため、マグロ特有の香りがあまりなく、魚嫌いにもおすすめである。ハワイでは「アヒ」と呼ばれ、アボカドと合わせた丼やソテーにして食べられている。ツナ缶の材料として使われることも多い。

結論

本マグロとは、クロマグロのことである。対してマグロは、本マグロを含むマグロ全体を指す言葉である。天然物の本マグロは、超がつくほどの高級品。養殖物であれば一般のスーパーでも見かけることがあるが、天然物は稀。そのほか、メバチマグロやキハダマグロなどは、よりあっさりとしていて食べやすい。本物の本マグロを食べたいという人は、信頼できる寿司店や和食料理店を訪れるのが正解だ。
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