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【管理栄養士監修】デーツのカロリーや糖質はどれくらい?|栄養図鑑

【管理栄養士監修】デーツのカロリーや糖質はどれくらい?|栄養図鑑

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2021年3月 5日

今回はデーツのカロリーや糖質について解説しよう。カルシウムや鉄分、リン、カリウムなど、さまざまな栄養成分を含むデーツ。とくに食物繊維とマグネシウムは果実の中でもトップクラスだ。形は楕円形で一個の大きさは小さめのリグレット・ノアや大きめのキングソロモンデーツなど種類がある。カロリー制限中の人はとくに気になるであろう、デーツのカロリーはどのくらいなのだろうか。

  

1. デーツ一粒のカロリーや糖質は?

自然のキャンディーと呼ばれるくらい、しっかりと甘みがあるデーツ。甘みがあるならカロリーが高いのでは?と気になる人もいるだろう。文部科学省の日本食品標準成分表によると、デーツのカロリーは100gあたりで266kcalだ。これを一粒(20g)あたりのカロリーに換算すると53.2kcalである。
では糖質はどのくらい含まれているのだろうか。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた数字だ。デーツに含まれる炭水化物は71.3gで食物繊維は7.0gなので、71.3-7.0=64.3。すなわちデーツに含まれる糖質は64.3gだ。甘みが強いからこそカロリーが高く、糖質も多く含まれているのだろう。
ほかに多く含まれる栄養素は、カルシウム・亜鉛・カリウム・カルシウム・リンのようなミネラルだ。また鉄分はほうれん草に匹敵するほど含まれている。さらにカリウムはバナナの1.5倍含まれており、ほうれん草とかぼちゃを上回る。

2. デーツとカロリーと糖質をほかのドライフルーツと比較

次にデーツとほかのドライフルーツのカロリーや含まれる糖質の量を比較してみよう。まずドライマンゴーとデーツを比較する。ドライマンゴーのカロリーは100gあたり321kcalで、デーツより55kcal高い。含まれる糖質は78.5gでデーツより14.2gも多く含まれている。
プルーンのカロリーは100gあたり235kcalで、デーツより31kcal低い。含まれる糖質は55.2gで、デーツのほうが9.1g多く含まれている。レーズンのカロリーは100gあたり300kcalで、デーツより34kcal高い。含まれる糖質は76.2gで、デーツより11.9gも多く含まれている。
いちじくのカロリーは100gあたり291kcalで、デーツより25kcal高い。含まれる糖質は64.6gで、デーツより0.3g多く含まれている。ブルーベリーのカロリーは100gあたり286kcalで、デーツより20kcal高い。含まれる糖質は54.9gで、デーツのほうが9.4g多く含まれている。
ドライマンゴーやレーズン、いちじくのようなドライフルーツと比べると、デーツのほうが比較的カロリーが低いといえるだろう。

3. デーツの食べ過ぎはカロリーに注意!

先述したように一粒に食物繊維やカルシウムなど、さまざまな栄養成分が含まれているデーツ。とくに含まれる糖の成分は吸収が速い果糖・ブドウ糖で、仕事中・運動中・勉強中に即効性の高いエネルギー源として適してる。美容にもよいデーツだが、食べすぎは高カロリー高糖質のため注意すること。
先述したように一粒あたりのカロリーは53.2kcalで、十粒食べると532kcalと、かなりカロリーが高くなってしまうデーツ。1日で3~5粒程度を目安に食べるとよいだろう。ちなみに以前から海外ではデーツに関する研究が行われているという。近年では動物や細胞を使う試験で、健康への効果が期待できる結果が得られているようで、とくに健康食品やスーパーフードとして注目されている。砂漠を渡るキャラバンの主食でもあるデーツ。栄養豊富で生命力の強さから生命の樹と呼ばれるほどだ。

結論

スーパーやドラッグストアでドライフルーツとして購入できるデーツ。カロリーや含まれる糖質は、ほかのドライフルーツと比べると比較的低めだ。中の種を取り除けば、そのままはもちろん、細かく刻みスムージーやヨーグルトに混ぜて食べるのもおすすめ。
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  • 更新日:

    2021年3月 5日

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