1. えんがわとはどんなもの?いつが旬?
えんがわとは部位の総称
えんがわとは、魚の名前ではなく、魚の部位の総称で、主にヒラメやカレイのヒレに該当する。その見た目が、日本家屋の「縁側」に似ていることから、「えんがわ」と、命名されたようだ。ちなみにヒレとは、魚の背びれや尾びれの付け根にある筋肉のことだ。この筋肉は、よく動かすために発達しており、歯ごたえがあり脂ものっていて、大変に美味という特徴を持つ。
そのため、えんがわは、寿司ネタとして重宝され、常に上位にランキングされるほど高い人気を誇っている。ヒラメもカレイもどちらも寿司ネタに使用されるが、高級魚であるヒラメのヒレが使用されている場合は、あえて「ヒラメのえんがわ」と但し書きされていることもある。回転寿司で出される「えんがわ」は、主にカレイのヒレが使用されているようだ。
そのため、えんがわは、寿司ネタとして重宝され、常に上位にランキングされるほど高い人気を誇っている。ヒラメもカレイもどちらも寿司ネタに使用されるが、高級魚であるヒラメのヒレが使用されている場合は、あえて「ヒラメのえんがわ」と但し書きされていることもある。回転寿司で出される「えんがわ」は、主にカレイのヒレが使用されているようだ。
えんがわの旬
さて、えんがわの旬は、ヒラメやカレイの旬ということになるが、ヒラメの旬が冬で、カレイが、夏になる。とくに、1~2月にかけて獲れるヒラメは「寒ヒラメ」といわれ、最も脂がのって身が引き締まっており、極めて美味であり高級魚として高値で取引されているようだ。
2. えんがわを英語にすると?
その名の由来が、日本家屋の縁側から来ているとはいえ、えんがわの英語訳は、けして日本家屋の縁側の英語訳にはならない。ちなみに、日本家屋の縁側を英語にすると、verandaになるようだ。さらに辞書では、a narrow wooden passageway [deck] (along the edge of a house facing the garden)といったような説明が記載されている。当然、寿司ネタのえんがわのことを、そのように説明されても、海外の人はまったく理解できないだろう。
寿司ネタのえんがわを、英語にすると、Flounder Finになる。よく動かす魚のヒレといったような意味になる。ヒラメのえんがわの場合は、ヒラメ(olive flounder)のヒレということで、fluke fin of olive flounderになる。
寿司ネタのえんがわを、英語にすると、Flounder Finになる。よく動かす魚のヒレといったような意味になる。ヒラメのえんがわの場合は、ヒラメ(olive flounder)のヒレということで、fluke fin of olive flounderになる。
3. えんがわの食べ方
えんがわの一般的な食べ方は刺身や寿司
えんがわは、そのまま刺身にして、生で寿司ネタとして食べるというのが最もポピュラーな食べ方になるだろう。カレイのえんがわなら、鮮魚店などでも入手可能なので、生の刺し身として味わうことも可能だ。ただ、そのままでは、脂っぽさが気になるので、さっと熱湯を回しかけて脂を落としておく必要があるようだ。
えんがわはマリネや和え物もおすすめ
えんがわは、マリネや和え物にしても、大変美味しくいただける。和え物では、とくにキムチやわさびとの相性がよいようだ。さらに、生姜やみりん、酒、醤油、砂糖などで、煮付けにする食べ方もおすすめできる。また、片栗粉をつけて油でパリパリに揚げても、骨せんべいのような食感で大変に美味しくいただける。
結論
寿司ネタとして大人気のえんがわについては、理解していただけただろうか。お伝えしたように、えんがわは、刺身にする以外でも、調理法を選ばず、煮ても焼いても揚げても、美味しく食べられるので、これを機に、ぜひさまざまな調理方法にチャレンジされてはいかがだろう。
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