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ジャックフルーツ(パラミツ)とは?代替肉として注目を集める果物!

ジャックフルーツ(パラミツ)とは?代替肉として注目を集める果物!

投稿者:食生活アドバイザー 吉田昌弘

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2022年8月23日

代替肉としてアメリカのベジタリアンの間で注目を集めている「ジャックフルーツ(パラミツ)」。独特な臭いと鶏肉のような食感が南国フルーツであり、カレーなどの料理に加えても美味しく食べられるという。今回はジャックフルーツの基本、栄養価、食べ方などについて詳しく解説する。

  

1. ジャックフルーツとは?

ジャックフルーツ
ジャックフルーツ(パラミツ)とは、インド・マレー原産のクワ科パンノキ属の植物のこと。その果実は長さ30~80cmほどになり、「世界一大きいフルーツ」と呼ばれている。表面はデコボコで覆われており、中には黄色っぽい強烈なニオイの果肉が詰まっている。また、鶏肉のような食感も特徴である。同属であるパンノキと同じで、若い果実を生食したり、塩漬けしたりすることが多い。

2. ジャックフルーツの基本的な栄養価

ジャックフルーツ
文部科学省の「日本食品標準成分表」(※1)には、ジャックフルーツ(パラミツ)の栄養価は収録されていない。そこでアメリカ農務省のデータベース(※2)を参考に「ジャックフルーツ(Jackfruit, raw)」の100gあたりの主な栄養価をまとめておく。

ジャックフルーツの100gあたりの栄養価

・エネルギー:95kcal
・たんぱく質:1.72g
・脂質:0.64g
・炭水化物:23.2g
・ビタミン  ・ビタミンA:5μg
 ・ビタミンE:0.34mg
 ・ビタミンB1:0.105mg
 ・ビタミンB2:0.055mg
 ・ナイアシン:0.92mg
 ・ビタミンB6:0.329mg
 ・ビタミンB12:0μg
 ・葉酸:0μg
 ・パントテン酸:0.235mg
 ・ビタミンC:13.7mg
・ミネラル  ・ナトリウム:2mg
 ・カリウム:448mg
 ・カルシウム:24mg
 ・マグネシウム:29mg
 ・リン:21mg
 ・鉄:0.23mg
 ・亜鉛:0.13mg
 ・銅:0.076mg
 ・マンガン:0.043mg
・食物繊維:1.5g

3. ジャックフルーツの美味しい食べ方

ジャックフルーツ
南国フルーツであるジャックフルーツは、そのまま食べることが可能だ。ネットリとした食感と強い甘みを楽しむことができるだろう。また、ジャックフルーツは料理の具材に使うことも可能だ。鶏肉の代わりとして食べるなら、カレー、シチュー、炒め物などに使ってみると良い。また、ピクルス液に浸してピクルスにしたり、カラッと揚げてチップスとして楽しんだりすることもできる。

4. ジャックフルーツはどこで入手できる?

ジャックフルーツ
わずかだがジャックフルーツの青果も出回っている。しかし、ほとんどは缶詰タイプ、乾燥タイプ(ドライフルーツ)、冷凍タイプである。特に缶詰タイプは多く出回っており、シロップで漬けている「デザート用」とそうでない「調理用」がある。調理用を購入したいならベジタリアン向けの商品を多数取り扱っている、アリサン社の「ジャックフルーツ缶詰」などを試してみると良いだろう。

結論

ジャックフルーツとは日本では「パラミツ(波羅蜜)」と呼ばれており、世界一大きいフルーツといわれている。近年、ベジタリアン向けの代替肉として注目されており、日本でも調理用のジャックフルーツを入手することが可能だ。もし興味があったら購入してみるのも良いだろう。
(参考文献)
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  • 公開日:

    2021年10月 5日

  • 更新日:

    2022年8月23日

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