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ナイアシンの効果は?ナイアシンアミドやナイアシンフラッシュも解説

ナイアシンの効果は?ナイアシンアミドやナイアシンフラッシュも解説

投稿者:ライター 徳田藍子(とくだあいこ)

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2021年10月19日

ナイアシンという物質を知っているだろうか?水溶性ビタミンBの一種だが不足するとさまざまな健康へのリスクが発生することがある。今回は、ナイアシンの効果やナイアシンアミド、ナイアシンフラッシュについて詳しく解説して行こう。

  

1. ナイアシンとはどんな栄養?

公益財団法人長寿科学振興財団(※1)によるとナイアシンとは、水溶性のビタミンの1つで、ビタミンB群に属している。さらに体内でアミノ酸の1つであるトリプトファンからナイアシンが合成されるのだ。生鮮食品の中ではニコチンアミドやニコチン酸などとして存在している。

ナイアシンの働きや効果

大塚製薬(※2)によるとナイアシンは、エネルギーの産生や糖質や脂質、たんぱく質の代謝など酵素の捕酵素としての働きを持っている。さらにDNAの修復や合成、アルコールの代謝などの機能に関わっている。

不足するとうつになる?ナイアシン欠乏の症状

ナイアシンはメンタル面にも大きな影響を及ぼす栄養素で、神経伝達物質の1つで精神を安定させるセロトニンの生成にも役立っているのだ。つまりナイアシンが欠乏してしまうと、うつの原因にもなってしまう。またナイアシンが不足することで、皮膚炎や下痢などの症状を起こすことがある。

ナイアシンの一日の摂取量の目安

  • 30歳から49歳の男性 15mgNE
  • 30歳から49歳の女性 12mgNE

2. ナイアシンが多い食品

ナイアシンは、どのような食品に多く含まれているのだろうか?普段食べている食品のナイアシンの成分量を見てみよう。

100gあたりのナイアシンto成分量(㎎)

  • かつお節 60.9
  • すけそうだら たらこ生 54.2
  • 豚 スモークレバー 25.9
  • 乾燥しいたけ 20.8
  • 雑穀混合品 五穀 6.2

3. ナイアシン過剰摂取のリスク

ナイアシンは通常の食事では過剰摂取のリスクは低い。しかしサプリメントなどを大量に摂取した場合は、ナイアシンの過剰摂取のリスクがある。

過剰摂取の症状

大塚製薬株式会社(※2)によると、ナイアシンを過剰摂取してしまうと血管拡張や下痢や嘔吐、消化器官の疾患が起こることがある。

サプリメントでの取りすぎに注意しよう

ナイアシンをサプリで取ると過剰摂取になりやすいので、注意が必要だ。30~64歳の男性で毎日350㎎NE以下の摂取が望ましい。

4. ナイアシンとナイアシンアミドの違いとは

ナイアシンとナイアシンアミドは、含まれている食材に違いがある。ナイアシンは加熱や加工した植物性食品に多く含まれており、ナイアシンアミドは、肉類や生野菜に多く含まれているのだ。

ナイアシンとナイアシンアミド効果の違い

ナイアシンはコレステロールを下げる働きが期待できるのに対して、ナイアシンアミドは、糖尿病の治療薬や内臓のアンチエイジング成分として注目されている。

ナイアシンアミド化粧品の特徴

ナイアシンアミドは血行を促進してターンオーバーを促す働きがあることから、シワの改善などのアンチエイジング化粧品にも多く配合されている。

5. 危険性はある?ナイアシンフラッシュとは

ナイアシンフラッシュとは、ナイアシンを一定量摂取した時に起こる症状のことだ。このナイアシンフラッシュは、ナイアシンでは発生することがあるが、ナイアシンアミドでは発生することがない。

ナイアシンフラッシュの症状

ナイアシンフラッシュの症状は、蕁麻疹や皮膚疾患が出たり、頭痛が起こることだ。これは、日頃から湿疹や蕁麻疹が出やすい人やアレルギー体質の人が注意すべき症状で、すべての人に出る症状ではない。

ナイアシンフラッシュの原因

ナイアシンフラッシュが起こる原因は、ナイアシンを過剰に摂取することにより血管が拡張し、血流がよくなることが原因だ。また、ナイアシンは、ヒスタミンを放出させるので、ヒスタミンの大量放出により、かゆみなどの皮膚炎やアレルギーの症状が起こるのが原因になる。

ナイアシンのサプリメントの摂取タイミング

ナイアシンフラッシュが心配な人は、ナイアシンのサプリメントを寝る前に摂取するのがおすすめだ。ナイアシンフラッシュは摂取して1時間後に赤くなったりかゆくなったりと症状が出やすく、だいたい1時間程度で症状が消える場合が多い。ナイアシンフラシュが心配な人は、サプリメントを飲むタイミングや飲む量を調整しながら摂取するのがいいだろう。

結論

ナイアシンとナイアシンアミドは名前は似ていても、それぞれ効果などが異なる栄養素だ。ナイアシンは通常の食事では、過剰摂取になることはないが、サプリメントなどで摂取する場合は、ナイアシンフラッシュなどの症状が出ないように注意するのがいいだろう。
(参考文献)
※1 公益財団法人長寿科学振興財団
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-niacin.html

※2 大塚製薬株式会社
https://www.otsuka.co.jp/college/nutrients/niacin.html
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  • 更新日:

    2021年10月19日

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