目次
- ※1 文部科学省 日本食品標準成分表「野菜類/リーキ/りん茎葉/生 - 一般成分-無機質-ビタミン類-アミノ酸-脂肪酸-炭水化物-有機酸等」 https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=6_06308_7
1. ポロネギとは

ポロネギは、イタリアやフランスなどの地中海沿岸地域で主に栽培されている。国内では、静岡などで少量栽培される程度で輸入がほとんどだ。そんなポロネギは、英語ではリーキ、フランス語ではポワローとも呼ばれている。
見た目の特徴
ポロネギは、白ネギに見た目がよく似ており、茎が太く葉が筒状になっている野菜だ。白ネギとの違いは、白ネギは茎から葉までが筒状になっているのに対して、ポロネギの葉はV字のように平たく潰れた形をしている。
味の特徴
ポロネギの味は、日本の白ネギよりも歯ざわりがあり甘みがあるのが特徴だ。味や香りがやさしく、スープやサラダなどに使われることが多い。
栄養について
ポロネギは、100gあたり30kcalである。水分が多く、たんぱく質や炭水化物のほかに、ビタミンや食物繊維、鉄やマグネシウムなどを含んでいる。(※1)
2. ポロネギはスーパーで買える?

ポロネギは、国内ではあまり栽培されておらず、輸入が主である。そんなポロネギは、スーパーで販売されているのだろうか?
販売している店は少ない
ポロネギは、輸入野菜として取り扱われる場合が多いので、販売店は少ない。そんなポロネギを購入したい場合は、輸入食材を扱うスーパーで探してみるのがいいだろう。
3. ポロネギの食べ方

ポロネギは、加熱でも生でも食べられる野菜だ。ここでは、ポロネギの美味しい食べ方を紹介しよう。
スープ
ポロネギは、加熱するとトロトロになる。そんなポロネギの特徴を活かした定番の食べ方がスープだ。スープにする場合は、じゃがいもや玉ねぎと合わせてポタージュにしたり、コンソメスープの具材として煮込むのがいいだろう。
グラタン
ポロネギは、香りがよい野菜でもある。そんな香りを楽しむのなら、グラタンにするのがおすすめだ。ポロネギにホワイトソースとチーズを合わせて焼き上げることで、香ばしいグラタンが楽しめる。
パスタ
地中海海岸でも定番のポロネギの楽しみ方が、パスタだ。シンプルに水菜やベーコンとポロネギを合わせたパスタは、手軽に作れるのでおすすめである。
4. ポロネギの代用食材

なかなかポロネギがスーパーで手に入らないときは、代用食材を使うのがおすすめだ。手軽に手に入るポロネギの代用食材をチェックしてみよう。
白ネギ
見た目もポロネギによく似ている白ネギは、ポロネギの代用としても活用できる。ポロネギよりも白ネギのほうがやわらかいので、ポロネギのような食感を出したい場合は、一度焼いて硬くした白ネギを使うといいだろう。
玉ねぎ
ポロネギの甘みを再現するのなら、玉ねぎを代用するのがいいだろう。玉ねぎは加熱することで、甘みを感じることができ、ポロネギのようなやさしい味わいが楽しめる。
白菜
水分を多く含むポロネギの代用食材として、白菜もおすすめだ。白菜をポロネギの代用として使う場合は、スープなどの煮込み料理に使うのがいいだろう。
結論
ポロネギは、西洋料理で使われることが多い食材だ。日本では販売しているスーパーも少なく手に入りにくいが、白ネギとは違ったやさしい味わいが魅力である。そんなポロネギがなかなか手に入らない場合は、代用食材をうまく活用して、ポロネギ料理を楽しんでみてもらいたい。
(参考文献)
この記事もCheck!