目次
- 魚介類/<貝類>/かき/養殖/生:58kcal(※1)
- 魚介類/<貝類>/かき/養殖/フライ:256kcal(※2)
- 亜鉛:動物性の食品に含まれるミネラルの一種。肝臓・膵臓・骨の成長など、新しい細胞が作られる器官や細胞に必須のミネラル。(※3)
- グリコーゲン:多数の糖質がつながっている多糖類。肝臓や筋肉に貯蔵され、活動する際のエネルギーになる。(※4)
- EPA:多価不飽和脂肪酸オメガ3系の一種で、正式には「エイコサペンタエン酸」。高血圧や脂質異常などの予防効果に期待できる。(※5)
- DHA:EPAと同じく多価不飽和脂肪酸オメガ3系の一種で、正式には「ドコサヘキサエン酸」。脂肪燃焼の促進や免疫反応の調整などの働きがある。(※6)
- ビタミンB2:水溶性のビタミン。糖質・タンパク質・脂質代謝に関わる補酵素。(※7)
- ※1※2参照:文部科学省食品データベース「魚介類/<貝類>/かき/養殖/生」 https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=10_10292_7
- ※3参照:健康長寿ネット「亜鉛の働きと1日の摂取量」 https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/mineral-zn-cu.html
- ※4参照:わかさの秘密「グリコーゲン」 https://himitsu.wakasa.jp/contents/glycogen/
- ※5〜※7参照:大塚製薬 https://www.otsuka.co.jp/
- ※8参照:両国東口クリニック「食品のプリン体含有量」 https://higasiguti.jp/page/tufu/purin.html
- ※9参照:公益財団法人 痛風・尿酸財団「食品・飲料中のプリン体含有量」 https://www.tufu.or.jp/gout/gout4/447
1. 牡蠣のカロリー量

ここでは、牡蠣のカロリー量を見ていこう。
100gあたりの量
牡蠣を生で食べた場合と、揚げ物にして食べた場合のカロリーは以下の通りだ。
牡蠣を生で食べた場合は1枚(約20g)あたり約12kcalと低カロリーなので、ダイエット中の人でも太る心配はなく安心して食べることができる。
2. 牡蠣の栄養成分と効能

ここでは、牡蠣に含まれる栄養成分について解説していこう。
主な栄養成分
牡蠣には海のミルクとも呼ばれ、栄養が豊富に含まれている。主に含まれる栄養と効能を以下に記載する。
3. 牡蠣のカロリーと1日の摂取量

ここでは、牡蠣の1日の摂取量について解説していこう。
牡蠣を摂取する注意点
牡蠣は生で食べる分には100gあたり58kcalなので、カロリーを気にするよりも亜鉛やプリン体の過剰摂取にならないように気をつけよう。
1日の摂取量
牡蠣には100gあたり14mgの亜鉛が含まれている。成人男性における亜鉛の耐容上限量は1日に40~45mgとされている。過剰に摂取した場合、銅の吸収が阻害され、低銅血症の症状が出る可能性がある。また、プリン体も多く100gあたり184.5mg含まれている。プリン体の摂取目安量は1日に400mgとされている。このことから、牡蠣の1日の摂取量は200g(1枚20g換算で牡蠣10枚ほど)程度がよいと言えるだろう。(※1)(※3)(※8)(※9)
結論
牡蠣の100gあたりのカロリーは、生で食べた場合で58kcalだ。牡蠣1枚20gで換算すると1枚あたり約12kcalと低カロリーなことが分かる。しかし、亜鉛やプリン体が多いので過剰摂取に気をつける必要がある。この記事を牡蠣を食べる際の参考にしてはいかがだろうか。
(参考文献)