目次
- β-カロテン:2200μg/体内にビタミンAとして吸収される。粘膜や皮膚、免疫の機能を正常に保つ働きがある。(※2)
- ビタミンC:31mg/水溶性のビタミン。ストレスや風邪などの病気の抵抗力を高める効果に期待ができる。(※3)
- カルシウム:120mg/歯や骨などを構成する主成分。血液の凝固や神経興奮の抑制などの効果に期待ができる。(※4)
- カリウム:430mg/細胞の浸透圧を調整している。ナトリウムを排出し、血圧を下げる効果に期待ができる。(※5)
- ※1参照:文部科学省食品データベース「野菜類/タアサイ/葉/生」 https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=6_06126_7
- ※2参照:わかさの秘密「β-カロテン」 https://himitsu.wakasa.jp/contents/b-carotene/
- ※3〜※5参照:健康長寿ネット https://www.tyojyu.or.jp/
1. タアサイという野菜の特徴

ここでは、タアサイ(ターサイ)の特徴を見ていこう。
中国原産の野菜
タアサイは中国原産の野菜で、日本に入って来たのが1980年前頃といわれている。ほうれん草や小松菜に似ているが、白菜と同じアブラナ科の野菜だ。中国の読み方ではターツァイと読み、栄養は小松菜などと似ているのが特徴の野菜だ。
2. タアサイの栄養成分

ここでは、ターサイの栄養成分について解説していこう。
主な栄養素
タアサイ(生)の主な栄養素と効能を以下に記載する。(※1)
3. タアサイの選び方や保存方法

ここでは、タアサイの選び方や保存方法を紹介しよう。
主な産地と旬の時期
タアサイは、日本では静岡県で主に栽培されており、全国で生産されている量の約半分を占めている。
旬の時期は12~2月頃で、霜が下りると甘みが増して美味しくなるといわれている。
選び方のポイント
葉の色が濃く鮮やかな色をしており、厚みがありしおれずに元気なものを選ぶとよい。
保存の仕方
濡らした新聞紙などに包み、ポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で保存するようにしよう。冷凍してしまうと、食感が損なわれる可能性があるのでおすすめしない。
4. タアサイの食べ方

ここでは、タアサイを使った料理を紹介しよう。
おすすめの料理
シャキシャキした食感を楽しみたいなら、おひたしがよいだろう。茹ですぎないようにするのがポイント。また、バターで豚バラ肉と一緒に炒めた、豚バラとタアサイのバター炒めなども野菜の苦手な子供でも美味しく食べれるのでおすすめだ。
結論
タアサイは中国原産の野菜で、ほうれん草や小松菜に似ているが、白菜と同じアブラナ科の野菜だ。β-カロテンやカルシウムなどが豊富で、小松菜と栄養成分が似ている。また、霜が下りると甘くなり美味しさが増すため、旬の時期は12~2月頃になっている。この記事を読んで、タアサイを食べる際の参考にしてみてはいかがだろうか。
(参考文献)