目次
1. マクワウリの食べ方

マクワウリは韓国でも人気のフルーツで、チャメという名前で出回っている。生のまま酢の物にしたり、加熱して食べたりといろいろな食べ方が楽しめるのも魅力だ。ここでは、マクワウリの美味しい食べ方について解説しよう。
生のまま食べる
マクワウリはウリ科の果物で、メロンのような味わいが特徴だ。一般的なメロンより香りは少ないものの、さっぱりとした美味しさが楽しめる。サクサクとした食感が美味しく、メロンのようにカットして食べるのがおすすめだ。身だけでなく種やワタも食べられるため、果肉と一緒に味わおう。
加工して食べる
韓国などでは未熟なうちに収穫したマクワウリをスライスし、酢の物や漬物にして食べる場合もある。丸くくり抜いてケーキやデザートのトッピングにしたり、身をくり抜いた皮を器にして使ったりもできる。
2. マクワウリの選び方

マクワウリの食べ方が分かったところで、旬の時期や選び方のポイントを見ていこう。
旬の時期
マクワウリの旬はほかのウリ科の野菜と同様、夏に旬を迎える。6月ごろから出回りはじめ、7~8月ごろまではスーパーなどでも見かけるだろう。金太郎などと呼ばれる黄色いマクワウリは見た目がキレイなことから、お盆のお供え物としてもよく用いられている。ほかにも緑色や白っぽいものなど、さまざまな見た目のマクワウリがある。
選び方のポイント
マクワウリを選ぶ際は大き過ぎず小さすぎないもので、色がキレイなものがおすすめだ。また、ずっしりと重みのあるものはしっかり実が詰まっている。茶色く変色したものや触ったときに柔らかいものは、熟しすぎたり傷んだりしている可能性が高い。お尻の部分は平らで小さく、1円玉くらいのサイズのものを選ぼう。
3. マクワウリの保存方法

マクワウリは追熟する果物なので、保存方法には注意が必要だ。ここでは、正しい保存方法を詳しく紹介しよう。
保存の仕方
マクワウリは購入したばかりの状態だと未熟な場合が多いため、常温で甘い香りがしてくるまで追熟させるのがおすすめだ。冷蔵庫に入れてしまうと追熟せず、未熟なままで傷んでしまう可能性があるので注意しよう。甘い香りが出てきたら冷蔵庫に入れておき、冷やして食べるとよい。
結論
マクワウリはあまり聞きなれない名前だが、実は種やワタまで食べられる人気の果物だ。メロンほど香りはないものの、サクサクとした食感で独特の味わいが楽しめる。スイカやメロンに似た味わいでとても美味しいので、まずは生で食べてみてほしい。味が気に入った方は、漬物やデザートにもチャレンジしてみよう。