- 200g容器入り 6ヶ月
- 個包装6P 6ヶ月
- クリームチーズ入りスライスチーズ 9ヶ月
- 1ヶ月~2ヶ月 一般的には食べることが可能な期間
- 3ヶ月~半年以内 見た目や風味、味など品質に問題がなければ食べることは可能
- 1年以上 食べることはおすすめしない
- カビなどによる色の変化が見られる
- アンモニア臭などの異臭がする
- 口にすると酸味が強く、舌に刺激を感じる
- ※1
- 運営元:農林水産省
- 該当ページ名:s0327-12g_0004.pdf 賞味期限と消費期限のそれぞれの意味 URL:https://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/03/dl/s0327-12g_0004.pdf
1. クリームチーズの賞味期限の目安
クリームチーズは、ナチュラルチーズのなかでも熟成させずに食べられる「フレッシュタイプ」のチーズである。水分が多めでやわらかいことが特徴だ。熟成させるタイプのチーズよりも日持ちしないことから、賞味期限には十分に注意しなければならない。ここでは、クリームチーズを購入後、保存状態別の賞味期限について紹介する。
未開封のクリームチーズの賞味期限
賞味期限は、商品によって違いがある。正統派クリームチーズとして有名なフィラデルフィア社のクリームチーズを例に、賞味期限を紹介しよう。
このほかにも、コストコで販売されているラスカス社のクリームチーズは、ポーションタイプの使い切りとなっており、賞味期限は約5ヶ月となっている。
開封後のクリームチーズの賞味期限
開封済みのものを2週間以上保存してしまったことはないだろうか。クリームチーズは、好みの分量に取り分ける調理器具などから雑菌が入り込みやすくなり、カビが生える原因となってしまう。必ず冷蔵庫(チルド室)で保存し、開封後は賞味期限に関係なく1週間以内に食べきろう。
冷凍したクリームチーズの賞味期限
個包装のものや小分けにしてラップしたものであれば、そのまま冷凍することが可能だ。これらの場合、賞味期限よりも約1ヶ月を目安に保存期限をのばすことができる。
2. 未開封のクリームチーズは賞味期限切れでも大丈夫?
ここでは、クリームチーズの賞味期限が切れてしまった場合、未開封であればいつまで食べられるのかについて紹介する。
賞味期限切れでも食べられることが多い
賞味期限とは、品質が変わることなく、美味しく食べられる期間のことを指す。(※1)ただし、未開封でパッケージに表示された適切な方法で保存した場合に限る。しかし、賞味期限を過ぎた場合でも、すぐに食べられなくなるということはない。クリームチーズの場合は何ヶ月後まで大丈夫なのだろうか。
2年や3年の保存期間を要したほうが美味しい熟成チーズもあるが、クリームチーズに関しては賞味期限内を目安に食べきるよう心がけよう。
傷んで食べられないクリームチーズの特徴
賞味期限に関わらず、クリームチーズは腐るとどうなってしまうのか。ここでは、気を付けてほしい3つの特徴を紹介する。
3. 賞味期限をのばすクリームチーズの保存方法
フレッシュなクリームチーズを美味しく味わうには、賞味期限に関わらず早めに食べることが望ましい。しかし一度に食べきれない場合は、クリームチーズを適切な方法で保存しよう。正しい保存方法であれば、賞味期限よりも長く味を楽しめるだろう。ここでは、おすすめの保存方法を2つ紹介する。
冷蔵保存の場合
クリームチーズの保存方法として適しているのは冷蔵保存だ。注意点として、水分の多いクリームチーズは、表面が乾くとほかのチーズよりも硬くなりやすい。そのため、表面が乾かないようしっかりラップで包み、保存用の袋に入れて冷蔵庫で保存しよう。1~3日程度で使い切るのがおすすめだ。
冷凍保存の場合
クリームチーズは冷凍保存も可能だ。冷蔵保存する場合と同様に小分けにしてラップで包み、保存用の袋に入れて冷凍しよう。賞味期限などメモをしておくとよい。賞味期限から約1ヶ月先まで保存が可能だ。
冷凍したものを解凍する時は、水分や油分の分離を防ぐため、冷蔵庫でゆっくり解凍させよう。また、加熱調理する際は冷凍したままのクリームチーズを使うと、解凍する時間もかからず分離などの心配もないのでおすすめだ。
結論
クリームチーズは、パンに塗って食べたりおつまみやお菓子づくりに使用したりと、さまざまな使い方ができるのも人気の理由。フレッシュならではの美味しさを味わうには、賞味期限内にいただくのがおすすめだ。たくさん購入した際は、正しい方法で保存して、美味しく活用していただきたい。
(参考文献)