目次
1. 千切りキャベツ保存方法:冷蔵する場合

千切りキャベツを冷蔵で保存するときも、ちょっとしたひと手間を加えるだけで美味しさを長持ちさせることができる。
保存容器に水を入れて保存する
千切りキャベツは断面が多いので、そのまま冷蔵庫に入れておくと乾燥して傷みやすい。千切りキャベツの乾燥を防ぐために水を入れた保存容器を用意し、そこに入れて冷蔵庫で保存すると乾燥せずに保存することができる。
冷蔵千切りキャベツの保存期間
冷蔵庫に入れた千切りキャベツの保存期間は、長くても2日ほどだ。千切りキャベツを冷蔵で保存したい場合は、できるだけ早く食べきるのがいいだろう。
2. 千切りキャベツの保存方法:冷凍する場合

千切りキャベツをより長く保存したい場合は、冷凍保存がおすすめだ。千切りキャベツの冷凍方法はいろいろなやり方があるので、それぞれの違いをチェックしてみよう。
生のまま冷凍する
千切りキャベツは生のままでも冷凍可能だ。生のキャベツは冷凍するとどうしてもシャキシャキ感が失われてしまうので、解凍したあとはそのまま食べるのではなく、スープや炒め物に活用するのがいいだろう。
キャベツの冷凍方法
千切りにしたキャベツを水にさらして、水気を切ってからジップロックに入れ、空気を抜いてから冷凍庫に入れる。このとき、金属製のトレーにのせて冷凍庫に入れると急速冷凍することができる。
冷凍キャベツの解凍方法
冷凍した生の千切りキャベツは、解凍してしまうと変色するので、そのまま料理に入れて使うのがおすすめだ。
塩もみして冷凍する
千切りキャベツは塩もみしてから冷凍すると、シャキシャキした食感を保つことができる。さらに塩もみすることで、キャベツのかさを減らすことができるので、大量のキャベツを一度に冷凍したいときにおすすめの方法だ。
キャベツの冷凍方法
千切りにしたキャベツに塩をふり、手でしっかりもみ込んで5分ほど置いたら、水気を絞ってジップロックに入れて冷凍庫に入れる。
冷凍キャベツの解凍方法
塩もみして冷凍した千切りキャベツは、すでに塩味がついているので、解凍して和え物に使ったり、炒め物やスープの具材として活用したりすることができる。
茹でてから冷凍する
キャベツは下茹でしてから冷凍することもできる。下茹でをしてから冷凍すると、キャベツの色を鮮やかに保つことができる。
キャベツの冷凍方法
キャベツを千切りにして、熱湯に10秒ほどさっと湯通ししたら、粗熱を取ってからジップロックに入れて冷凍する。
冷凍キャベツの解凍方法
下茹でしたキャベツは、すでに火が通っているので解凍するだけで和え物に使うことができる。スープや炒め物に活用するときもさっと加熱するだけでいいので、料理の時短にも繋がるだろう。
冷凍千切りキャベツの保存期間
冷凍した千切りキャベツは1ヶ月ほど保存が可能だ。大量のキャベツがある場合は、いろいろな方法で冷凍しておくと、無駄なくキャベツを使い切ることができるだろう。
3. 市販のカット野菜の千切りキャベツの保存のコツ

スーパーなどに行くと、市販のカット済み千切りキャベツが販売されている。そんなカットキャベツは、袋のまま冷蔵室で保存するのがおすすめだ。キャベツなので野菜室に入れてしまいがちだが、カット野菜は温度が高いとカット部分から菌が増殖したり、変色が起こったりしてしまう。そのため、野菜室よりも温度が低い冷蔵室で保存するのがいいだろう。
4. 作り置きにおすすめの千切りキャベツの保存食

千切りキャベツを活用した保存食を作っておけば、もう一品ほしい時や作り置きとしても活用できる。塩もみして加熱した千切りのキャベツに、ごま油や中華スープの素、黒こしょうを和えれば、簡単に塩ダレキャベツが完成する。ほかにも千切りキャベツをオリーブオイルやにんにく、塩で炒めたアーリオオーリオにして保存しておくのもいいだろう。どちらもシンプルな味付けなので、副菜やおつまみとしても活用できるのでおすすめだ。
結論
千切りキャベツは、冷蔵だとあまり保存が効かないが、冷凍することで長期保存が可能になる。冷凍する場合も生の状態や塩もみしたり茹でたりする方法があるので、使い方に合わせた冷凍保存を選ぶといいだろう。大量のキャベツがある場合は、時間を見つけて千切りにして冷凍保存にしたり、保存食にしたりしておけば、料理の時短にも繋がるのでおすすめだ。