目次
- 見た目以外にも違いがある?白トリュフと黒トリュフの違いを紹介
- 【栄養管理士監修】トリュフチョコレートのカロリーと糖質
1. トリュフとはどんな食べ物?

トリュフが高級な食べ物だと知っていても、その特徴をよく知らない人も多い。トリュフがどんな食べ物なのか詳しく解説していこう。
トリュフはきのこの一種
トリュフはきのこの一種で、「西洋松露」というきのこだ。トリュフは種類が何十種類もあり、黒や白、赤褐色などさまざまな色のものが存在している。品種によって旬が異なるが、主に秋から冬にかけて収穫されることが多い。
香りが特徴!フランスやイタリアの高級食材
トリュフは香りに特徴があるといわれている。主にフランスやイタリアの山林の土中に埋まっており、産地が限られて希少性が高いことから黒いダイヤとも呼ばれている。日本でも国産トリュフとして出回っているものがあるが、海外のトリュフとは別の品種だ。
トリュフの香りや味
トリュフの最大の特徴は香りで、トリュフならではの独特な香りが人々を魅了している。黒トリュフよりも白トリュフの方が香りが強く、色によって香りも異なる。トリュフはシャキシャキとした食感で、マッシュルームやしいたけに近いともいわれている。高級食材であるトリュフは一度に大量に食べるのではなく、香りを楽しむ食材として人気を誇る。
トリュフの価格
トリュフは高級食材と呼ばれ、なかなか栽培できないので、価格も高い。種類や産地によって価格は異なり、フランスで購入する場合は、サマートリュフで1キロ3万円、黒トリュフで1キロ6.5万~13万円だ。日本で購入する場合は、さらに値段が3~4倍になるだろう。
キャビアやフォアグラとともに世界三大珍味の一つ
トリュフは、キャビアやフォアグラと並んで世界三大珍味の一つだ。世界三大珍味とは、希少価値が高く、味や風味がよい食材のこと。トリュフは主にフランス料理に使われることが多い。
2. トリュフの種類と特徴とは

トリュフは種類によって特徴が異なる。それぞれのトリュフの種類別の特徴を見てみよう。
黒トリュフの特徴
黒トリュフの産地は主にフランスだ。新鮮なものは土の香りが特徴で、サクサクした食感である。秋から冬にかけて旬を迎え、加熱して食べられることが多い。
白トリュフの特徴
白トリュフの産地は主にイタリアだ。黒トリュフよりも採れる量が少なく、より希少性が高い。白トリュフは、アーモンドやニンニクなどのにおいに例えられることが多い。旬は秋から冬で食感は柔らかく、生で食べることもできる。
冬トリュフの特徴
トリュフは冬がとくに美味しいといわれており、冬トリュフは香りが芳醇で価格も高い。
夏トリュフの特徴
トリュフは秋から冬にかけて旬を迎えるので、5~8月に収穫される夏トリュフは、香りは冬トリュフよりも劣るがフレッシュ感があるのが特徴だ。
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3. トリュフの食べ方とは

トリュフは主にスライスして料理のトッピングとして使われることが多い。さらにパスタのソースの香りづけとして使われたり、卵料理に使ったりしても香りよく仕上がる。
4. チョコレートのトリュフとは

チョコレートのトリュフとは、ひと口サイズのボンボンショコラの一種で、見た目がトリュフに似ていることから名づけられた。チョコレートに生クリームを混ぜて丸くまるめ、チョコレートやココアパウダーでコーティングして仕上げられる。
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結論
トリュフは、高級食材でありなかなか味わう機会も少ないが、実際は味よりも香りを楽しむ食材だ。トリュフにはさまざまな種類があり、種類によって香りや価格が異なる。トリュフは世界三大珍味の一つであり、希少価値が高いのも特徴だ。トリュフを味わう機会があれば、ぜひその独特の香りを楽しんでみてもらいたい。