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納豆

納豆の正しい長期保存術|美味しさを長く維持できる保存のコツ

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年6月11日

納豆の正しい長期保存術に悩んだ経験はないだろうか。納豆は、正しく保存することで美味しさを維持しながら長期保存が可能だ。本記事では、納豆を冷蔵庫や冷凍庫で保存するコツや注意点を詳しく解説する。納豆をよくまとめ買いしている方はぜひ参考にしてほしい。

  

1. 納豆の正しい長期保存術:長持ちさせるなら冷凍庫がおすすめ

納豆
納豆は、煮た大豆に納豆菌を加え発酵させた食品である。納豆菌は冷凍しても死滅せず美味しさを保てるため、すぐに食べない場合は冷凍庫で保存するのがおすすめだ。ここでは、冷凍庫での長期保存術を見ていこう。

冷凍保存した納豆の賞味期限

発酵食品である納豆の正しい長期保存術は、冷凍庫での保存だ。冷凍保存できる期間は3カ月から半年。納豆菌の死滅温度は120度で、-100度でも生きることができるため、賞味期限を気にしすぎることなく保存できる。

納豆の冷凍方法

納豆の美味しさをキープするためには、冷凍用の保存袋を使って保存するとよい。納豆はにおいが強く、ほかの食品へのにおい移りも懸念されるため、袋はきちんと密閉しよう。
冷凍庫での正しい長期保存術は以下のとおり。
  • 納豆をパックから取り出しラップで包む
  • 冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ入れる

冷凍納豆の解凍方法

冷凍した納豆は食べる半日前に冷蔵庫へ移して冷蔵解凍するのがおすすめだ。すぐ食べる場合は、電子レンジの解凍モードや、熱量を弱くして半解凍するとよい。半解凍でも箸でほぐせば簡単に解凍できる。納豆菌に含まれるナットウキナーゼは熱に弱いため、加熱しすぎには注意してほしい。また、納豆の風味を損ねてしまう可能性があるため常温で解凍するのも避けよう。
なお、冷凍した納豆は豆が柔らかくなる傾向がある。味に変化はなく食べても問題ないが、本来の食感が損なわれる可能性があることを頭に入れておいてほしい。
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2. 納豆の正しい長期保存術:冷蔵庫ならチルドで保存

冷蔵庫
納豆を賞味期限内で食べきる場合は、冷蔵庫のチルド室で保存するのが手軽である。冷蔵庫の温度が3~5度なのに対し、チルド室は0~2度のため、凍らないギリギリの温度で保存可能だ。チルド室は食品の鮮度を維持でき、納豆のような発酵食品の発酵も遅らせられるため納豆の劣化や腐敗を防げるのだ。とはいえ、保存期間は表示されている賞味期限内の7~10日ほど。チルド室であっても、賞味期限を守るようにしてほしい。開封前の納豆はパックのままでよいが、食べ残した納豆はラップなどに包んだうえでなるべく早く食べきることが美味しさを長持ちさせるコツである。

3. 納豆の正しい長期保存術:常温保存はNG!腐敗が進む

納豆
納豆は発酵食品だが、常温で保存すると腐敗が進んでしまうため、必ず冷蔵庫か冷凍庫で保存してほしい。納豆菌などの微生物は、10度以上の環境で動きが活発になり増殖する。すると再発酵が進み、劣化のスピードが速まるのだ。再発酵が進むと、賞味期限内であっても有害な細菌が増殖して腐敗する可能性が高まる。納豆のアンモニア臭が強くなっていたり、見た目がドロドロとしていたりしたら腐敗していることが多いため処分しよう。とくに夏場の車内は高温になることが多く、車でスーパーなどに買い出しに出かけた際は注意が必要だ。夏場は、納豆だけでなく野菜などの食品を車内に放置しないよう注意してほしい。
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結論

納豆の正しい長期保存術を紹介した。納豆は発酵食品だからといって適当に保存してしまうと、美味しさが失われたり腐敗してしまったりする可能性があるので注意が必要だ。また、購入時の納豆の状態や保存環境によっても保存期間は変わるため、保存方法にかかわらず購入したら早めに消費することを心がけてほしい。まとめ買いしたら本記事を参考にして納豆を正しく保存し、美味しく食べきろう。

監修管理栄養士:児玉智絢

経歴:女子栄養大学栄養学部を卒業後、管理栄養士免許を取得。食品メーカーの商品開発などを経験後、フリーランスとして栄養・健康分野の記事監修を中心に活動中。
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  • 更新日:

    2023年6月11日

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